last say
- (名)最終決定権
- (名)(口論での)最後の言葉
発音のコツ
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last の t と say の s が連続するため、t の音はほとんど発音されず(脱落)、「ラス・セイ」のようにつながります。last の母音 /æ/ は口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出し、say の /eɪ/ は「セー」と伸ばさず「セイ」としっかり二重母音で発音しましょう。
活用形
- 複数形
- last says
- 通常は単数形で the last say として使われます
コアイメージ
最後に決定を下す権利や、議論を締めくくる権限があることがコアイメージです。主に意思決定の場面や、口論で最後に言い負かしたい時に使います。
last sayの意味・例文
名詞
最終決定権
The authority to make a final decision.
The CEO has the last say on all new hires.
全新規採用に関する最終決定権はCEOが持っています。
ビジネスにおいて誰が決定権を持つかを示す定番表現です。
My mother has the last say in our house.
我が家の最終決定権は母親が持っています。
家庭内の力関係や主導権を表す際にもよく使われます。
The committee retains the last say on the budget.
委員会が予算に関する最終決定権を保持しています。
組織や公式な場での権限の所在を明確にします。
(口論での)最後の言葉
The final remark in an argument or discussion.
He always wants to have the last say in an argument.
彼は口論になるといつも最後に言い負かそうとします。
相手に反論させずに自分が勝とうとする態度を示します。
Stop trying to get the last say and just apologize.
最後に言い返そうとするのはやめて、とにかく謝って。
負けず嫌いな相手をたしなめる時に使います。
She walked away, making sure she had the last say.
彼女は最後に一言言い捨てて、立ち去りました。
捨て台詞を吐いて議論を終わらせるニュアンスです。
語源
last(最後の)と say(発言、発言権)から成り立っています。say には動詞の「言う」だけでなく、名詞として「意見を言う権利」という意味があります。そこから「一番最後に意見を言う権利」、つまり「最終決定権」という意味に発展しました。同じ say を名詞として使う関連語に、hearsay(噂、伝聞)があります。
派生語・ファミリー
last sayの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
last say は議論の末の最終的な決定権や発言権を、final word はこれ以上反論できない絶対的な決定を、final decision は客観的で公式な最終決定を表します。
“The boss's order is the final word.”
→ 反論や議論を許さない絶対的な決定のニュアンスです。
“We are waiting for the final decision.”
→ 公式な手続きを経た客観的な結論のニュアンスです。
よくある間違い
× I will last say on this issue. ○ I will have the last say on this issue. → say は動詞ではなく名詞として使われているため、have などの動詞が必要です。
× He always wants to have last say. ○ He always wants to have the last say. → 特定の話題における唯一の決定権・発言権を指すため、通常は定冠詞 the を伴います。
コラム
豆知識
say は動詞のイメージが強いですが、古英語の時代から名詞として「発言」や「意見」という意味で使われてきました。会議で意見を求められる時の「Have your say(意見を言って)」という表現も、この名詞用法から来ています。
リアルな使われ方
日常会話では、カップルや家族間で「どちらが主導権を握っているか」を冗談めかして話す時によく使われます。「My wife always has the last say.(妻がいつも最終決定権を持っている)」は、ネイティブがよく使う定番のジョーク表現です。
映画・音楽での使われ方
法廷ドラマやビジネス映画の緊迫した交渉シーンで、「私が決める」と権力を誇示する際に「I have the last say.」というセリフがよく登場します。また、口論のシーンで「You always have to have the last say!(いつも最後に一言言わないと気が済まないのね!)」という台詞も定番です。
イディオム・定型句
発言権がある
“Everyone should have a say in this matter.”
発言権がない
“I have no say in how the money is spent.”
最終決定権を持つ
“The manager has the final say on the design.”
last sayを使った会話例
予算会議の準備中、オフィスで同僚と
Who has the last say on the new marketing budget?
The director will make the final decision tomorrow.
I thought our manager had the last say for this project.
Usually yes, but the director wants to review it this time.
It feels like we have no say in how things are run.
I know. Just don't argue with him; he always wants the last say.
Yeah, I'll just present the data and stay quiet.
That's the safest plan.
文化的背景
欧米のビジネスや人間関係では、「誰が決定権を持っているか(who has the say)」を明確にすることが非常に重視されます。口論でも最後に言い負かすことが勝者の証とされがちです。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. last say とは?
最終決定権や、議論を締めくくる最後の発言権のことです。『The manager has the last say.(マネージャーが最終決定権を持つ)』のように、権限の所在を示す時に使います。
Q. last say はどんな場面で使いますか?
ビジネスでの決定権や、日常会話で口論の最後に勝とうとする場面で使います。『He always wants the last say.(彼はいつも最後に一言言いたがる)』のように使います。
Q. last say と final decision の違いは?
last say は「決定する権利や権限」そのものに焦点を当てますが、final decision は「下された決定の内容」に焦点を当てます。『make a final decision(最終決定を下す)』のように使います。
Q. last say の後ろにはどの前置詞を使いますか?
対象を示す場合は on や in を使います。『have the last say on the budget(予算の最終決定権を持つ)』のように、特定のトピックを指す時に on がよく使われます。
Q. last say に似た表現はありますか?
『have the final word』がほぼ同じ意味で使われます。『The boss has the final word.(ボスが最終決定権を持つ)』のように、反論を許さない強い決定権を示します。
CHECK QUIZ
Q: 「この件については私が最終決定権を持っています」の自然な英語は?
Q: 「予算に関する最終決定権」と言う時、空欄に入る前置詞は?
Q: 夫婦喧嘩の場面で「She always wants the last say.」と言った場合、どういう意味?