intermediary
- (名)仲介者、媒介役
- (形)仲介の、中間の
発音のコツ
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intermediary は「インターミディアリー」と発音します。アクセントは「miː」の部分にあり、「ミ」を長く強く伸ばします。アメリカ英語では後半が「エ・リー(eri)」のように発音され、イギリス英語では「ア・リー(əri)」と曖昧な音になります。「r」の音は舌を丸めて口蓋に触れないように注意しましょう。
活用形
- 複数形
- intermediaries
コアイメージ
二つの当事者の間に入り、円滑なやり取りを助けることがコアイメージです。直接コミュニケーションを取ることが難しい相手との交渉や、ビジネスでの仲介役を表現したい時に使います。
intermediaryの意味・例文
名詞
仲介者、媒介役
A person or organization that helps to arrange agreements or communication between people.
We used an intermediary to negotiate the contract.
私たちは契約を交渉するために仲介者を立てました。
ビジネスにおける代理人や交渉役を指す際によく使われます。
The lawyer acted as an intermediary between the two parties.
その弁護士は両当事者の間で仲介役を務めました。
act as an intermediary は非常に頻出する定型表現です。
They communicated through an intermediary to avoid direct conflict.
彼らは直接の衝突を避けるため、仲介者を通じて連絡を取り合いました。
直接対話が困難な状況での橋渡し役を表現します。
形容詞
仲介の、中間の
Acting as a mediator or positioned in the middle of two things.
The bank plays an intermediary role in the financial market.
銀行は金融市場において仲介的な役割を果たしています。
play an intermediary role で「仲介役を果たす」という意味になります。
We need to find an intermediary solution to this problem.
私たちはこの問題に対する中間的な解決策を見つける必要があります。
両極端ではない、妥協点や中間地点を示す際に使います。
There are several intermediary steps before the final approval.
最終承認の前にはいくつかの中間段階があります。
プロセスや手順が途中段階であることを表します。
語源
intermediary は接頭辞 inter-(間に)とラテン語の medius(中間)、そして -ary(〜に関する人や物)から成り立っています。二つのものの「中間に立つ人」という成り立ちから、対立する両者や取引の当事者を結びつける「仲介者」という意味に発展しました。同じ medius(中間)の語根を持つ関連語には、medium(媒体・中間)があります。
派生語・ファミリー
intermediaryの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
intermediary は情報や意思疎通を助ける中立的な橋渡し役、mediator は紛争や対立を解決するために介入する調停者、middleman は主に商業取引で利益を得るために間に入る仲買人です。
“The UN sent a mediator to end the conflict.”
→ 対立を解消し、和解や合意に導くニュアンスです。
“Buying directly cuts out the middleman.”
→ 取引の間に入って手数料を取る業者のニュアンスです。
よくある間違い
× He acted as an intermediary of the two groups. ○ He acted as an intermediary between the two groups. → 二つの当事者の間をとりもつため、前置詞は of ではなく between の使用が自然です。
× We need a intermediaries to resolve this issue. ○ We need an intermediary to resolve this issue. → intermediary は可算名詞です。単数の場合は an を付け、複数の場合は y を i に変えて es を付けます。
コラム
豆知識
語源の「間に(inter)」と「中間(medius)」から派生した言葉には、インターネット(internet)やメディア(media)など、現代社会に欠かせない単語が多数あります。どれも「何かと何かをつなぐ」という共通のイメージを持っています。
リアルな使われ方
ビジネスや政治の世界では、直接顔を合わせたくない相手と交渉する際に honest broker という表現も使われます。これは intermediary と同じく「公平な仲介者」を意味し、ニュース記事などで頻繁に登場する実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2015 年の映画『ブリッジ・オブ・スパイ(Bridge of Spies)』では、冷戦時代のアメリカとソ連の間で捕虜交換の交渉を行う弁護士の姿が描かれます。彼のような危険な橋渡し役こそ、まさに究極の intermediary と言えます。
イディオム・定型句
仲介役を務める
“She will act as an intermediary for us.”
仲介者を通す
“We had to go through an intermediary to contact him.”
中間の段階
“This is just an intermediary step in the process.”
intermediaryを使った会話例
プロジェクトの交渉について会議室で同僚と
The client is still unhappy with the new timeline.
Direct negotiations are not working. We need an intermediary.
Who do you think should act as the intermediary between us?
Sarah from the legal team would be perfect. She is very objective.
Good idea. She can play an intermediary role effectively.
Yes, she might help us avoid needing a formal mediator.
I will ask her to step in as soon as possible.
Thanks. Let's hope she can bring both sides to an agreement.
文化的背景
欧米のビジネスや法律の現場では、当事者同士の感情的な対立を避けるために第三者を立てることが一般的です。英米間で意味や使い方に大きな差はなく、どの地域でもフォーマルな場面で広く使われます。
よくある質問
Q. intermediary とは?
意見の対立する両者や、直接話せない当事者の間に入ってコミュニケーションを助ける「仲介者」のことです。『She acted as an intermediary.(彼女が仲介役を務めた)』のように使います。
Q. intermediary と middleman の違いは?
intermediary は意思疎通や交渉を助ける中立的な橋渡し役を指します。一方の middleman は商品の流通経路で利益を得る仲買人を指し、『cut out the middleman(仲介業者を省く)』のように使われます。
Q. intermediary はどんな場面で使いますか?
ビジネスの契約交渉や外交問題など、直接対話が難しい場面で頻繁に使われます。『communicate through an intermediary(仲介者を通じて連絡する)』はニュースでもよく聞く表現です。
Q. intermediary の複数形はどうなりますか?
語尾の y を i に変えて es を付けた intermediaries となります。『Banks act as financial intermediaries.(銀行は金融仲介機関として機能する)』のように、組織を指す場合は複数形がよく使われます。
Q. intermediary と似た意味を持つ形容詞は?
語源を同じくする intermediate(中級の、中間の)が有名です。『an intermediate English course(中級英語コース)』のように、レベルや段階が中間であることを表す際によく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「農家から直接買って『仲買人』を省く」の自然な表現は?
Q: 「両国の『仲介役を務める』」の正しい組み合わせは?