inappropriate
- (形)不適切な、場違いな
- (形)ふさわしくない、不穏当な
発音のコツ
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inappropriate は、最初の「ɪn」を短く発音し、続く「ə」は曖昧な音にします。アクセントは「proʊ」に置き、日本語の「プロ」と短く切らず、「プロゥ」と二重母音をしっかり響かせるのがコツです。後半の「priət」は力を抜き、曖昧な母音で「プリアット」のように軽く発音します。メリハリをつけて発音しましょう。
活用形
- 比較級
- more inappropriate
- 比較級は more を付けます
- 最上級
- most inappropriate
- 最上級は most を付けます
コアイメージ
状況や目的に合っていない、ふさわしくないことがコアイメージです。服装や言動などが、その場の空気や社会的なルールに適していないと指摘する時に使います。
inappropriateの意味・例文
形容詞
不適切な、場違いな
Not suitable for a particular situation or purpose.
Using informal language in an email is inappropriate.
メールで砕けた言葉を使うのは不適切です。
ビジネスシーンでのマナー違反を指摘する際に使います。
This research method is inappropriate for our study.
この研究方法は私たちの調査には不適切です。
目的や条件に合致していないことを論理的に示します。
It is inappropriate to wear jeans to a wedding.
結婚式にジーンズを履いていくのは場違いです。
その場の空気やドレスコードに合っていない状況を表します。
ふさわしくない、不穏当な
Not proper or acceptable socially or morally.
The politician apologized for his inappropriate remarks.
その政治家は不適切な発言について謝罪しました。
ニュースで失言や問題発言を報じる際の定番フレーズです。
His joke was totally inappropriate for the occasion.
彼の冗談はその場に全くふさわしくありませんでした。
totally を付けることで、不適切さを強く強調できます。
The company fired him due to inappropriate behavior.
会社は不適切な行動を理由に彼を解雇しました。
社会的に許されない行為を指す場合にも使われます。
語源
inappropriate は、否定を表す接頭辞 in- と、適切なことを意味する appropriate から成り立っています。appropriate の語源はラテン語で「自分自身のものにする」という意味があり、そこから「ぴったり合う」へと変化しました。これが否定されて現在の意味に発展しています。同じ語根を持つ関連語には、property(財産、特性)があります。
派生語・ファミリー
inappropriateの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
inappropriate は状況や社会規範に合っていないことを、unsuitable は目的や用途に合致していないことを、improper は規則や道徳に反して不正・不作法であることを表します。
“This movie is unsuitable for children.”
→ 対象や目的に対して適していないニュアンスです。
よくある間違い
× The joke was inappropriate with the meeting. ○ The joke was inappropriate for the meeting. → 「〜にとって不適切」という対象を示す時は、前置詞 for を使うのが一般的です。
× He behaved very inappropriate at the party. ○ He behaved very inappropriately at the party. → 動詞 behave(振る舞う)を修飾するため、形容詞ではなく副詞の inappropriately を使います。
コラム
豆知識
inappropriate の語源である appropriate は、ラテン語の proprius(自分自身のもの)に由来します。ここから property(財産)や proper(ふさわしい)という言葉も生まれました。「自分に属する=ぴったり合う」という元の意味を知ると、否定の in- がついた時の「場違い感」がより理解しやすくなります。
リアルな使われ方
ネイティブは、相手の失礼な質問や態度をピシャリと跳ね返す時に「That's inappropriate.(それは不適切です)」とよく言います。感情的に怒るのではなく、冷静かつ毅然と「その発言はルール違反だ」と伝えることができる、非常に実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2011年のコメディ映画『バッド・ティーチャー(原題:Bad Teacher)』など、学校を舞台にした作品では、教師や生徒の inappropriate behavior(不適切な行動)がしばしば笑いのネタとして描かれます。真面目な言葉だからこそ、あえてコメディで強調されることが多いです。
イディオム・定型句
極めて不適切な
“His remarks were grossly inappropriate.”
〜を不適切だと判断する
“The school deemed the dress inappropriate.”
社会的に不適切な
“Asking about salary is socially inappropriate.”
inappropriateを使った会話例
人事部でのミーティング
Did you review the complaint about John's email?
Yes, I read it. His language was highly inappropriate.
We need to talk to him. It is unsuitable for professional communication.
Agreed. He also shared some inappropriate jokes last week.
That is definitely out of line. We should issue a formal warning.
I will draft the document and schedule a meeting with him.
文化的背景
欧米のビジネスシーンや学校では、多様性やハラスメントに対する意識が高いため、inappropriate(不適切)という言葉は非常に重みを持っています。単なるマナー違反だけでなく、差別的・性的な言動などを厳しく指摘する際によく使われる重要なキーワードです。
よくある質問
Q. inappropriate とは?
状況や社会のルールに合っておらず、ふさわしくないことを表す形容詞です。『Such behavior is inappropriate.(そのような行動は不適切だ)』のように、注意や批判をする際によく使われます。
Q. inappropriate はどんな場面でよく使われますか?
ビジネスでのマナー違反や、ニュースで政治家の失言を報じる場面などで頻出します。『He made an inappropriate comment.(彼は不適切な発言をした)』のように、言動を問題視する時に使います。
Q. inappropriate と incorrect の違いは?
incorrect は事実や計算が「間違っている」ことを指します。一方の inappropriate は事実はともかく、その場に「ふさわしくない」ことを表し、『an inappropriate outfit(場違いな服装)』のように使います。
Q. inappropriate の後にはどの前置詞が続きますか?
対象や目的を示す for または to がよく続きます。『This content is inappropriate for children.(この内容は子供には不適切です)』のように、for を使うのが最も一般的です。
Q. inappropriate をカジュアルに言い換えると?
日常会話では out of line(度を越している)や uncalled for(余計な、求められていない)などが使えます。『That joke was out of line.(あの冗談は度が過ぎていた)』のように表現できます。
CHECK QUIZ
Q: 「計算の答えが間違っている」と言いたい時に適した単語は?
Q: 「この映画は子供には不適切だ」の自然な表現は?
Q: 「彼はパーティーで不適切に振る舞った」の自然な表現は?