grow
- (動)成長する、育つ
- (動)育てる、栽培する
- (動)(徐々に)~になる
発音のコツ
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grow は最初の「gr」をしっかり発音するのがポイントです。舌をどこにもつけずに「r」の口の構えを作りながら、喉の奥で「g」を鳴らして滑らかに繋ぎます。後半の母音 /oʊ/ は「オウ」と二重母音になるため、最後は唇を丸めてすぼめましょう。「グロウ」と平坦なカタカナ読みにならないよう、音の変化に注意してください。
活用形
- 三単現
- grows
- 進行形(-ing)
- growing
- 過去形
- grew
- 過去分詞
- grown
コアイメージ
時間とともに徐々に大きく、または多くなることがコアイメージです。植物や人が成長する様子や、物事の規模が拡大していく過程を表現したい時に使います。
growの意味・例文
動詞
成長する、育つ
To increase in size or amount, or to become more advanced or developed.
Children grow up so fast these days.
最近の子どもたちはとても早く成長します。
人が大人へと成長していく過程を表す定番の表現です。
I cannot believe how much your puppy has grown!
あなたの子犬がこんなに大きくなったなんて信じられない!
動物の体が大きくなる様子にも使われます。
The human brain continues to grow during early childhood.
人間の脳は幼少期を通じて発達し続けます。
器官や能力が発達して大きくなる文脈で適しています。
The local population grew by ten percent last year.
地元の人口は昨年10パーセント増加しました。
人口や数値が大きくなるという客観的な事実も表現できます。
育てる、栽培する
To cause plants or crops to develop and become bigger.
My grandfather grows tomatoes in his backyard.
祖父は裏庭でトマトを栽培しています。
植物や作物を人間が育てる時に最も一般的な動詞です。
The company grows organic coffee beans in Colombia.
その会社はコロンビアでオーガニックコーヒー豆を栽培しています。
農業ビジネスなどで作物を生産する意味でも使われます。
I decided to grow my hair long for the wedding.
結婚式のために髪を長く伸ばすことにしました。
髪の毛やひげを「伸ばす」という表現にも応用できます。
(徐々に)~になる
To gradually become a particular state or quality.
It is starting to grow cold outside.
外はだんだん寒くなってきました。
天候や気温が徐々に変化していく様子を表します。
The crowd grew restless as they waited for hours.
何時間も待つうちに、群衆は徐々に落ち着きをなくしました。
人の感情や状態がゆっくりと変わっていく時に適しています。
We have grown accustomed to working from home.
私たちは在宅勤務に徐々に慣れてきました。
grow accustomed to は「次第に慣れる」という定型句です。
語源
grow は古英語の growan(緑になる、成長する)から派生した単語です。もともとは植物が芽吹き、葉を広げて青々と育つ様子を表していました。そこから生命力を持って大きくなるというニュアンスが生まれ、現在のように人や動物の成長、物事の拡大にも使われるようになりました。同じ語根を持つ関連語には green(緑色)があります。
派生語・ファミリー
growの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
grow は物理的なサイズや量が徐々に大きくなり、develop は機能や構造が複雑になり進歩し、expand は空間や範囲が外に向かって広がります。
よくある間違い
× I grow my children with care. ○ I raise my children with care. → 人や動物を「育てる」場合は raise を使います。grow は植物や髪の毛を育てる時に使います。
× Our company grew up a lot. ○ Our company grew a lot. → 組織や事業が成長する場合は grow を使います。grow up は人が「大人になる」という意味に限定されます。
コラム
豆知識
grow の語源は古英語の「緑になる」という言葉です。そのため、植物が青々と茂るイメージと深く結びついています。経済やビジネスの文脈で「成長する」と言う時も、まるで木が枝葉を伸ばして大きくなるような、生命力に満ちた前向きなニュアンスが含まれています。
リアルな使われ方
ネイティブは、最初はあまり好きではなかった音楽や映画が「だんだん好きになってきた」と言う時に grow on me という表現をよく使います。『The new song is growing on me.』のように、自分の中で好意が「育っていく」様子を表す、非常に口語的で便利なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2010年のコメディ映画『Grown Ups(邦題:アダルトボーイズ青春白書)』は、大人になっても中身は子どものままの男たちを描いた大ヒット作品です。タイトルの grown-up は grow up(大人になる)から派生した名詞で、「大人」を意味する日常的な単語として頻繁に使われます。
イディオム・定型句
お金は簡単には手に入らない
“You should save it, because money doesn't grow on trees.”
(関係が)徐々に疎遠になる
“The two friends began to grow apart after high school.”
(人や物が)徐々に好きになる
“This new song is starting to grow on me.”
(服などが)小さくなる、~を卒業する
“He will soon grow out of these shoes.”
growを使った会話例
春の週末、友人の家の庭で
Your garden looks amazing! Did you grow all these vegetables yourself?
Yes, I did. The tomatoes have grown so fast this month.
I tried to raise some plants last year, but they died.
We usually say raise for children or animals, not plants.
Oh, right! Anyway, gardening is really starting to grow on me.
That's great. Maybe you can develop your skills and try again.
文化的背景
近年、欧米では健康志向や環境意識の高まりから、自宅で野菜などを育てる「grow your own(自家栽培)」が大きなトレンドになっています。英米間で使い方に大きな差はなく、日常会話からビジネスシーンまでどの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. grow とは?
植物や人が成長したり、物事の規模が徐々に拡大したりすることを表す動詞です。『The tree continues to grow.(その木は成長し続ける)』のように、生命力を持って大きくなる様子に使われます。
Q. 人を「育てる」時に grow は使えますか?
人を育てる場合には raise や bring up を使うのが自然です。『I raise three children.(3人の子どもを育てる)』のように言います。grow は主に植物や作物を栽培する時に使います。
Q. grow と increase の違いは?
increase は単に数値や量が「増える」という客観的な事実を表します。一方の grow は、生命力や発展を伴って「成長・拡大する」というニュアンスがあり、『grow the business(事業を拡大する)』のように使います。
Q. grow の後に形容詞が続く使い方はありますか?
はい、grow +形容詞で「徐々に〜になる」という状態の変化を表します。『It grew dark.(徐々に暗くなった)』のように、become よりもゆっくりとした変化を強調したい時に使われます。
Q. grow up と grow の違いは何ですか?
grow up は人が子どもから「大人になる」という過程に特化した表現です。『I grew up in Tokyo.(私は東京で育った)』のように使います。植物や会社の成長には up を付けず単に grow と言います。
CHECK QUIZ
Q: 「私は3人の子どもを育てました」の自然な英語は?
Q: 「この靴はもう小さくなった」を意味する表現は?
Q: 「The idea is growing on me.」の意味は?