fruit
- (名)果物(総称)
- (名)果物の種類
- (名)成果、報い
発音のコツ
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fruit の発音は /fruːt/ です。日本人が間違いやすいのは、スペルの「ui」につられて「フルーツ」と母音を2つ発音してしまう点です。「u」と「i」は合わせて一つの長い「ウー」の音になります。唇を丸めて突き出し、舌を少し引いた状態で「フルート」と一息で発音してください。最後の「t」は舌先を弾いて軽く終わらせます。
活用形
- 三単現
- fruits
- 進行形(-ing)
- fruiting
- 過去形
- fruited
- 過去分詞
- fruited
- 複数形
- fruits
- 種類の強調や、努力の成果を表す場合に使われる形
コアイメージ
植物が実らせる恵みや、努力の末に得られる成果がコアイメージです。日常会話で食べる果物を指す時や、ビジネスで苦労が報われた結果を表現する時に使います。
fruitの意味・例文
名詞
果物(総称)
The sweet and fleshy product of a tree or other plant that contains seed and can be eaten as food.
You should eat more fresh fruit to stay healthy.
健康を保つために、もっと新鮮な果物を食べるべきです。
食料としての果物全般を指す時は数えられない名詞として扱います。
A tomato is botanically classified as a fruit.
トマトは植物学的には果実に分類されます。
植物が種子を包んで成長させる部分を指します。
I bought a lot of fruit for the picnic.
ピクニックのために果物をたくさん買いました。
複数の果物を買っても、総称の場合は単数形を使います。
果物の種類
Different types of sweet plant foods or individual pieces.
The supermarket sells many exotic fruits from Asia.
そのスーパーではアジア産の珍しい果物を何種類も売っています。
異なる種類を区別して数える場合は複数形になります。
We import tropical fruits like mangoes and pineapples.
私たちはマンゴーやパイナップルなどのトロピカルフルーツを輸入しています。
貿易や市場で品目を扱う際によく見られる形です。
Citrus fruits are rich in vitamin C.
柑橘類の果物はビタミンCを豊富に含んでいます。
特定の分類に属する複数の種類を指す表現です。
成果、報い
The good results or rewards of your work or effort.
We are finally seeing the fruits of our labor.
ついに私たちの努力の成果が見え始めています。
通例複数形で使われ、苦労の末に得られた結果を表します。
You must bear the fruits of your own decisions.
あなたは自分自身の決定の報いを受けなければなりません。
良い成果だけでなく、行動に対する結果全般を指すこともあります。
The discovery was the fruit of years of research.
その発見は長年の研究の賜物でした。
単数形で「〜の賜物」として成果を表現することも可能です。
語源
fruit はラテン語の fructus(楽しむこと、産物)を語源としています。大地がもたらす収穫物を「楽しむ」という成り立ちから、植物の果実や、努力によって得られる成果という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、fruition(結実、達成)や frugal(実りを無駄にしないことから「倹約な」)があります。
派生語・ファミリー
fruitの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
fruit は植物から採れる甘い果実や努力の成果を、crop は農地で栽培されて市場に出回る特定の農作物を、harvest は秋に行う収穫という行為やその時期に得られた作物の総量を表します。
よくある間違い
× I bought a lot of fruits at the supermarket. ○ I bought a lot of fruit at the supermarket. → 食料としての果物全般を指す場合は不可算名詞として扱います。fruits は複数の「種類」を強調する時に使います。
× His effort finally made fruit. ○ His effort finally bore fruit. → 「努力が実を結ぶ」と言う時は make ではなく bear を使います。bear fruit で一つの定型表現です。
コラム
豆知識
トマトは野菜か果物かという論争は有名ですが、植物学的には種を含むため fruit に分類されます。しかし、1893年のアメリカ最高裁で「食事に出されるから野菜である」という判決が下されました。日常会話では甘さを基準に区別されることがほとんどです。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでよく使われる low-hanging fruit は、すぐに手に入る成果を指す便利な表現です。「まずは簡単な課題から片付けよう」と提案する時に、Let's target the low-hanging fruit. のようにネイティブが会議で頻繁に使います。
映画・音楽での使われ方
漫画やアニメで大ヒットした『ONE PIECE』には、「悪魔の実」という架空の果物が登場します。英語圏では Devil Fruit と訳されており、特別な能力を与える不思議な果実として、世界中のファンの間で広く知られる言葉になっています。
イディオム・定型句
禁じられたものほど魅力的に感じる
“He read the secret file because forbidden fruit is the sweetest.”
実を結ぶ、成果を上げる
“Our marketing campaign will soon bear fruit.”
簡単に達成できる目標
“Let's focus on the low-hanging fruit first.”
fruitを使った会話例
オフィスの休憩室で同僚と
Did you bring any snacks for the meeting?
Yes, I bought some fresh fruit from the market.
Perfect. We need something healthy to keep our energy up.
I hope this project will bear fruit soon.
Me too. Let's focus on the low-hanging fruit first.
Agreed. Once we get those easy wins, the rest will be smoother.
We will enjoy the fruits of our labor by next month.
I can't wait for that day to come.
文化的背景
英語圏では「1日1個のリンゴは医者知らず」ということわざがあるほど、果物は健康的な生活に欠かせないものとされています。また、キリスト教文化において fruit は精神的な成果を象徴する言葉でもあり、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. fruit とは?
植物から採れる甘い食べ物や、努力の末に得られる成果のことです。『I eat fruit every morning.(毎朝果物を食べます)』のように日常的に使います。
Q. fruit は数えられますか?
果物全般を指す時は数えられない名詞として fruit を使います。『I like tropical fruits.』のように、複数の種類を区別したい時だけ fruits と複数形にします。
Q. ビジネスで fruit はどう使いますか?
努力の成果や結果を表す比喩として使います。『Enjoy the fruits of your labor.(努力の成果を味わって)』のように、プロジェクトが成功した時などに頻出します。
Q. low-hanging fruit とはどういう意味ですか?
低い枝にぶら下がっている果実は簡単に摘み取れることから、ビジネスで「簡単に達成できる目標」を意味します。『Grab the low-hanging fruit.』のように使います。
Q. 「実を結ぶ」は英語で何と言いますか?
bear fruit と表現します。『Our plan finally bore fruit.(私たちの計画がついに実を結んだ)』のように、長期間の努力が良い結果につながった場面で使います。
CHECK QUIZ
Q: 「私は毎日たくさんの果物を食べます」の自然な英語は?
Q: 「彼の努力がついに実を結んだ」の自然な表現は?
Q: ビジネス会議での「low-hanging fruit」の意味はどれ?