frighten
- (動)怖がらせる、怯えさせる
- (動)怖がらせて〜させる
発音のコツ
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frighten の最初の母音「aɪ」は「ア」から「イ」へ滑らかに変化させます。続く「t」は弱く発音されるか、アメリカ英語では声門閉鎖音(喉の奥で息を止める音)になり、「フライトゥン」ではなく「フライッン」のように聞こえます。最後の「n」は舌先を上の歯茎につけて鼻から音を抜きます。
活用形
- 三単現
- frightens
- 進行形(-ing)
- frightening
- 過去形
- frightened
- 過去分詞
- frightened
コアイメージ
相手に突然の恐怖や強い不安を与えて怖がらせることがコアイメージです。人や動物が予期せぬ出来事や音に怯えたり、驚いて怖がったりする状況を表す時に使います。
frightenの意味・例文
動詞
怖がらせる、怯えさせる
To make someone feel fear or surprise.
The sudden noise frightened the baby.
突然の音が赤ちゃんを怖がらせました。
予期せぬ出来事で一時的に怯える状況を表します。
The severe storm frightened local residents.
激しい嵐が地元住民を怯えさせました。
自然災害などの脅威が不安を与える場面で使います。
The predator's behavior frightens smaller animals in the ecosystem.
捕食者の行動は生態系の小動物を怖がらせます。
動物が本能的に恐怖を感じる状況にも適しています。
怖がらせて〜させる
To force someone to do something by making them afraid.
The burglars frightened the old man into giving them money.
強盗は老人を怖がらせてお金を出させました。
frighten A into B で「A を脅して B させる」となります。
They tried to frighten competitors out of the market.
彼らは競合他社を怖がらせて市場から追い出そうとしました。
frighten A out of B で「A を脅して B から手を引かせる」という意味です。
The dog barked loudly and frightened the birds away.
犬が吠えて鳥たちを怖がらせて追い払いました。
frighten away で「怖がらせて遠ざける」という頻出表現です。
語源
frighten は名詞の fright(恐怖)と、動詞化する接尾辞 -en(〜にする)から成り立っています。相手を「恐怖の状態にする」という成り立ちから、現在の「怖がらせる」という意味に発展しました。同じく名詞や形容詞に -en をつけて動詞化する関連語には、threaten(脅かす)があります。
派生語・ファミリー
frightenの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
frighten は突然の恐怖を与え、scare は日常的で軽い驚きや恐怖を含み、terrify は極度の恐怖で身動きが取れなくなる状態を表します。
よくある間違い
× The movie was frightened. ○ The movie was frightening. → 映画が人を怖がらせる原因なので -ing を使います。人が怖がる場合は -ed です。
× He frightened to see the spider. ○ He was frightened to see the spider. → frighten は「怖がらせる」という他動詞なので、自分が怖がる時は受動態にします。
コラム
豆知識
frighten の名詞形 fright は、古英語の fyrhto(恐れ)に由来します。現代でも stage fright(舞台恐怖症、あがり)という言葉でよく使われ、人前で話す時の極度の緊張状態を表すおなじみの表現です。不安が身体的な震えを伴うような恐怖感を含んでいます。
リアルな使われ方
ネイティブは相手を怯えさせて何かをさせる時に frighten someone into doing という形を使います。例えば、脅してお金を出させたり、無理やり契約させたりするような、ニュースやサスペンスドラマの場面でよく登場する実用的な構文です。
映画・音楽での使われ方
映画『ハリー・ポッター』シリーズのようなファンタジー作品では、魔法生物や闇の勢力が人々を脅かす場面で frighten がよく使われます。またホラー映画のレビューでは「a truly frightening film(本当に恐ろしい映画)」という表現が定番の褒め言葉として登場します。
イディオム・定型句
死ぬほど怖がらせる
“That ghost story frightened the life out of me.”
ひどく怯えさせる
“The sudden explosion frightened us to death.”
突然怖がる、怯えて逃げる
“The horse took fright at the loud noise.”
frightenを使った会話例
ハロウィンの夜、友人の家で
Did you hear that strange noise from the basement?
Yes, it really frightened me. What do you think it is?
It might be a rat. They usually scare people in old houses.
I hope it doesn't frighten the cat away.
Don't worry. Our cat is brave. She won't take fright easily.
You're right. But the wind howling outside is quite frightening, too.
Let's turn up the music to ignore it.
Good idea. I don't want to be terrified all night.
文化的背景
英米間で意味に大きな差はありませんが、アメリカ英語では日常会話で scare を好んで使う傾向があり、frighten は少し文章語やフォーマルな響きを持ちます。イギリス英語では日常会話でも frighten が頻繁に使われます。
よくある質問
Q. frighten とは?
相手に突然の恐怖や強い不安を与えて怖がらせることです。『The loud noise frightened the baby.(大きな音が赤ちゃんを怖がらせた)』のように使います。
Q. frighten と scare の違いは?
scare は日常会話でよく使われ、ちょっとした驚きや怖さを表します。一方の frighten はややフォーマルで、予期せぬ出来事による突然の恐怖を強調します。『Did I scare you?(驚かした?)』のように使い分けます。
Q. 自分が怖いと感じる時はどう表現しますか?
frighten は他動詞なので、自分が怖い時は受動態にします。『I was frightened by the dog.(その犬に怯えた)』のように、be frightened by や be frightened of の形で感情を表現します。
Q. frightened と frightening の違いは?
frightened は「(人が)怖がっている状態」、frightening は「(物事が人を)怖がらせるような」という原因を表します。『It was a frightening experience.(恐ろしい経験だった)』のように使います。
Q. frighten を使った強調表現は?
『frighten the life out of 〜』や『frighten 〜 to death』があります。『He frightened me to death.(彼に死ぬほど驚かされた)』のように、極度の恐怖や驚きを大げさに伝える定番フレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 「そのニュースは恐ろしかった」の自然な表現は?
Q: 「お化け屋敷で死ぬほど恐怖した」状況に最適な単語は?
Q: 「大きな音が鳥を怖がらせて追い払った」の自然な表現は?