fresco

  • ()フレスコ画、フレスコ画法
UK/ˈfrɛskoʊ/

発音のコツ

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fresco は最初の母音にアクセントを置きます。「フレス」の「f」は上の前歯で下唇を軽く噛んで息を摩擦させてください。日本人がつまづきやすいのは後半の「co」です。「コ」と短く平坦に切らず、「コウ」と二重母音でしっかり伸ばすのがポイントです。全体で「フレスコウ」と発音しましょう。

活用形

三単現
frescoes
進行形(-ing)
frescoing
過去形
frescoed
過去分詞
frescoed
複数形
frescoes
複数形は frescos と綴ることもあります

コアイメージ

漆喰が生乾きのうちに顔料で壁に絵を描く技法や、その作品そのものがコアイメージです。主に歴史的な建造物や教会の壁画、美術史について語る時に使います。

frescoの意味・例文

名詞

countable / uncountable

フレスコ画、フレスコ画法

A painting done rapidly in watercolor on wet plaster on a wall or ceiling.

アカデミック

The historian explained how the fresco technique was perfected during the Renaissance.

歴史家はルネサンス期にフレスコ画法がどのように完成されたかを説明しました。

美術史や歴史の文脈で技法そのものを指す場合に使われます。

日常会話

We saw a breathtaking ceiling fresco in the old church.

私たちは古い教会で息をのむような天井のフレスコ画を見ました。

観光などで具体的な作品を指す時は可算名詞として扱います。

ニュース

Experts are working carefully to restore the damaged fresco in the chapel.

専門家たちは礼拝堂の損傷したフレスコ画を慎重に修復しています。

古い美術品の修復や発見を報じるニュースで頻出します。

フォーマル

The museum acquired a rare fresco fragment from the 15th century.

その美術館は15世紀の珍しいフレスコ画の断片を取得しました。

美術館の展示や公式な発表で使われる表現です。

語源

fresco はイタリア語の fresco(新鮮な)に由来します。漆喰(しっくい)が「新鮮な(生乾きの)」うちに水溶性の顔料で素早く絵を描く特殊な技法であることから、この名が付きました。同じゲルマン語系の語根から派生した関連語には、英語の fresh(新鮮な)があります。

派生語・ファミリー

名詞frescoist

frescoの使い方

よく使う組み合わせ

paint a fresco (フレスコ画を描く)restore a fresco (フレスコ画を修復する)a ceiling fresco (天井のフレスコ画)a Renaissance fresco (ルネサンス期のフレスコ画)the fresco technique (フレスコ画法)

使い分け

fresco は漆喰が生乾きのうちに描く特定の壁画技法を、mural は技法を問わず壁に直接描かれた絵画全般を、painting は絵の具を用いて描かれた絵画全般を指します。

Michelangelo's work in the Sistine Chapel is a famous fresco.

漆喰に描かれた特定の技法としての壁画を指します。

The city commissioned a local artist to paint a mural on the building.

技法を問わず壁全体に描かれた絵を指します。

She hung a beautiful landscape painting in her living room.

キャンバスなどに描かれた一般的な絵画を指します。

よくある間違い

× The artist painted a fresco on the canvas. ○ The artist painted a fresco on the wall. → fresco は漆喰の壁に直接描く技法なので、キャンバスに描くことはありません。

× I saw a beautiful frescoe in the museum. ○ I saw a beautiful fresco in the museum. → 単数形の綴りは fresco です。複数形にする場合のみ frescoes となります。

コラム

豆知識

フレスコ画は、漆喰が乾くまでの数時間が勝負の「一発勝負」の技法です。やり直しが利かないため、画家には極めて高い技術と素早い作業が求められました。世界遺産に登録されているヨーロッパの教会の壁画の多くが、この過酷な条件を乗り越えて描かれています。

リアルな使われ方

英語圏の日常会話では、fresco 自体よりも派生表現の al fresco(野外で)の方がよく使われます。特にレストランで「Would you like to dine al fresco?(テラス席でお食事されますか?)」と聞かれるのは定番の実用フレーズです。

映画・音楽での使われ方

2012年にスペインの教会で、80代の女性がキリストのフレスコ画『Ecce Homo』を善意で修復したものの、サルのような姿になってしまった事件がありました。この騒動は世界中でミーム化し、皮肉にも観光客が殺到する事態となりました。

イディオム・定型句

定型句al fresco

戸外で、野外で

We enjoyed an al fresco dinner on the terrace.

定型句paint in fresco

フレスコ画法で描く

The artist decided to paint the wall in fresco.

frescoを使った会話例

ヨーロッパ旅行中の美術館で友人同士

A

Look at this magnificent ceiling fresco.

B

It is absolutely stunning. The colors are still so vibrant.

A

I read that the mural was painted over 500 years ago.

B

How does a fresco survive for such a long time?

A

The paint bonds directly with the wet plaster, making it very durable.

B

That is amazing. Should we go see the other paintings now?

A

Yes, let's head to the next gallery.

文化的背景

フレスコ画はルネサンス期のイタリアで頂点を極めた技法であり、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画などが世界的に有名です。現代の日常会話に頻出する単語ではありませんが、欧米の教養として美術や歴史を語る上では不可欠な言葉として広く使われます。

よくある質問

Q. fresco とは?

漆喰が生乾きのうちに顔料で壁や天井に絵を描く技法、またはその作品のことです。『The church is famous for its ceiling fresco.(その教会は天井のフレスコ画で有名です)』のように、美術史や観光の文脈で登場します。

Q. fresco と mural の違いは?

mural は壁に描かれた絵画全般を指す広い言葉です。一方の fresco は、生乾きの漆喰に描く特定の技法を指します。『This mural is actually a fresco.(この壁画は実はフレスコ画です)』のように使い分けます。

Q. fresco の複数形はどう綴りますか?

frescoes と frescos の両方の綴りが正解として認められています。『Many beautiful frescoes survive today.(多くの美しいフレスコ画が今日に残っています)』のように、文脈や好みで使い分けられます。

Q. al fresco という言葉は関係ありますか?

はい、イタリア語の「新鮮な」という語源を共有しています。al fresco は「涼しい戸外で」を意味し、『We dined al fresco.(私たちは野外で食事をした)』のように、レストランのテラス席などでよく使われます。

Q. 発音の注意点はありますか?

後半の「co」を「コ」と短く切らず、「コウ」と二重母音で発音するのがポイントです。『He is restoring a fresco.(彼はフレスコ画を修復している)』と言う時、カタカナ英語にならないよう注意しましょう。

CHECK QUIZ

Q: 教会の「壁に描かれた絵」を指す際、技法を問わず一般的に使える単語は?

Q: 「専門家たちがフレスコ画を修復している」の自然な表現は?

Q: レストランで「al fresco dining」と書いてあった場合、どのような席ですか?