entrust

  • ()(任務や責任を)任せる
  • ()(貴重品などを)預ける
UK/ɪnˈtrʌst/

発音のコツ

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entrust は後半の「trust」にアクセントを置きます。最初の「en」は力を抜いて「イン」と「エン」の中間のように短く発音し、続く「tr」は唇を少し丸めて「チュ」に近い音で「トラスト」とつなげます。最後の「t」は息を吐くだけで、母音を入れないよう注意しましょう。

活用形

三単現
entrusts
進行形(-ing)
entrusting
過去形
entrusted
過去分詞
entrusted

コアイメージ

信頼して大切なものや責任を他人に預けることがコアイメージです。重要な任務や貴重品を誰かに任せる時に使います。

entrustの意味・例文

動詞

他動詞

(任務や責任を)任せる

To assign a responsibility or task to someone.

ビジネス

The CEO entrusted him with the new project.

CEOは彼に新しいプロジェクトを任せました。

entrust A with B で「AにBを任せる」という頻出の形です。

アカデミック

She was entrusted to lead the research team.

彼女は研究チームを率いることを任されました。

受動態で「任される」という表現もよく使われます。

ニュース

The committee entrusted the decision to the chairman.

委員会は決定を議長に委ねました。

entrust B to A で「BをAに委ねる」という形になります。

他動詞

(貴重品などを)預ける

To give someone a valuable thing to keep safe.

日常会話

I entrusted my dog to my neighbor.

私は隣人に犬を預けました。

大切なペットや子供を預ける際にも使われます。

ビジネス

Clients entrust us with their financial assets.

顧客は私たちに金融資産を預けています。

銀行や投資会社が顧客の資産を管理する文脈で頻出します。

フォーマル

He entrusted the confidential documents to his lawyer.

彼は機密文書を弁護士に託しました。

重要な書類や情報を安全に保管してもらう場面に適しています。

語源

entrustは接頭辞en-(〜にする、中に入れる)とtrust(信頼する)から成り立っています。相手を信頼できる状態にして大切なものを委ねるという成り立ちから、現在の「預ける」「任せる」という意味に発展しました。同じ接頭辞en-を持つ関連語には、ensure(確実にする)があります。

派生語・ファミリー

名詞entrustment

entrustの使い方

よく使う組み合わせ

entrust A with B (AにBを任せる)entrust B to A (BをAに委ねる)entrust the task (任務を任せる)entrust one's life (命を預ける)safely entrust (安全に預ける)

使い分け

entrustは信頼して重要なものを任せ、leaveは単に物理的に置いたままにしたり任せたりし、delegateは自分の権限や業務の一部を部下などに委譲します。

I entrust my children to her care.

信頼関係に基づいて大切なものを預けるニュアンスです。

I will leave the matter to you.

単にその件を相手の判断や処理に任せるニュアンスです。

A good manager should delegate tasks.

自分の持つ権限や業務を他の人に割り振るニュアンスです。

よくある間違い

× I entrusted him the money. ○ I entrusted him with the money. → entrustはSVOOの形をとらず、人+with+物、または物+to+人の形を使います。

× He entrusted the job for me. ○ He entrusted the job to me. → 「BをAに任せる」と言う場合、前置詞はforではなく方向を示すtoを使います。

コラム

豆知識

entrustの語根であるtrustは、古ノルド語の「traust(保護、自信)」に由来します。バイキングたちが厳しい自然環境の中で互いに助け合い、身を寄せ合う状況から生まれた言葉であり、命がけの信頼関係が根底にあります。

リアルな使われ方

遺言や信託の文脈で、財産を管理人に預ける際によく使われます。法律用語としての響きも持ちますが、日常会話でも「大切なペットを隣人に預ける」といった場面で、相手への強い信頼を示すために選ばれる重みのある言葉です。

映画・音楽での使われ方

映画『ロード・オブ・ザ・リング』では、主人公フロドが世界を救うために指輪を破壊する重大な使命を託されます。このような壮大なファンタジー作品で「運命を託す」と表現する際にも、entrust は非常に適した単語です。

イディオム・定型句

定型句entrust someone with one's life

命を預けるほど信頼する

He is a friend I would entrust with my life.

定型句entrust to the care of

〜の世話に委ねる

The orphans were entrusted to the care of the state.

entrustを使った会話例

金曜の午後、オフィスで上司と部下が

A

I need to attend an urgent meeting this afternoon.

B

Understood. What should we do about the client presentation?

A

I will entrust you with the presentation.

B

Thank you. I appreciate you delegating such an important task to me.

A

You have prepared well. I know I can entrust this project to your care.

B

I will do my best and report the results later.

文化的背景

欧米のビジネス文化では、上司が部下に責任を持たせて業務を任せる権限委譲が重視されます。entrust は単なる作業の割り振りを超えた「信頼の証」としてポジティブな響きを持ちます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. entrust とは?

信頼して重要な任務や貴重品を他人に任せることです。『I entrusted him with the key.(彼に鍵を預けた)』のように、相手を信用していることが前提となります。

Q. entrust と delegate の違いは?

entrust は対象への深い信頼に焦点が当たりますが、delegate は業務や権限の効率的な分配に焦点が当たります。『The boss delegated the paperwork.(上司は事務作業を委譲した)』のように使います。

Q. entrust はどのような文型で使いますか?

人と物の順序によって前置詞が変わります。『entrust the task to her(彼女に任務を任せる)』か『entrust her with the task』の2パターンが基本です。

Q. entrust の後ろに直接 to 不定詞を置けますか?

はい、受動態の形でよく使われます。『She was entrusted to lead the team.(彼女はチームを率いるよう任された)』のように、責任ある役割を与える時に便利です。

Q. 日常会話でも entrust は使いますか?

はい、大切なものを預ける時に使います。ただし少し堅い響きがあるため、『I'll leave it to you.(君に任せるよ)』のように leave を使う方がカジュアルな場面では自然です。

CHECK QUIZ

Q: 「彼に現金を預けた」の正しい英文は?

Q: マネージャーが「部下に雑用を割り振る」のに最適な動詞は?

Q: 「I was entrusted to lead the project.」の意味として最も適切なものは?