eaves

  • ()軒、ひさし
UK/i:vz/

発音のコツ

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eaves の発音は /iːvz/ です。最初の母音「iː」は日本語の「イ」より口を横にしっかり引き、長めに「イー」と発音します。語尾の「ves」は下唇を軽く噛んで「ヴ」と濁らせた後、有声音の「ズ」へと滑らかに繋げます。「イーブス」と無声音の「ス」にならないよう、喉を震わせることを意識してください。

活用形

複数形
eaves
常に複数形扱いで使用されます

コアイメージ

建物の屋根の下端で、壁から外に突き出ている部分(軒・ひさし)がコアイメージです。家の外観を描写したり、雨や日差しを避ける場所を説明する時に使います。

eavesの意味・例文

名詞

複数

軒、ひさし

The lower edges of a roof that stick out over the walls.

日常会話

Birds often build their nests under the eaves of our house.

鳥たちはよく私たちの家の軒下に巣を作ります。

under the eaves(軒下に)は非常によく使われる表現です。

アカデミック

The wide eaves protect the wooden walls from heavy rain.

広い軒が木造の壁を大雨から守っています。

建築学的に、軒が果たす保護の役割を説明する文脈です。

ニュース

Icicles hanging from the eaves pose a danger to pedestrians.

軒からぶら下がっている氷柱が歩行者に危険をもたらしています。

冬のニュースなどでよく見られる状況描写です。

ビジネス

We plan to extend the eaves to improve energy efficiency.

エネルギー効率を上げるために、軒を延長する計画です。

建築や不動産のビジネスシーンで使われる表現です。

語源

eaves は古英語の「efes(縁、境界)」に由来します。もともとは森の「縁」や屋根の「端」を意味していましたが、時が経つにつれて屋根が壁から突き出た「軒」の部分だけを指すようになりました。この軒下から落ちる雨だれ(drop)の立つ場所で家の会話を盗み聞きしたことから、eavesdrop(盗み聞きする)という関連語が生まれました。

派生語・ファミリー

動詞eavesdrop
名詞eavesdropper

eavesの使い方

よく使う組み合わせ

under the eaves (軒下に)hang from the eaves (軒からぶら下がる)wide eaves (広い軒)the eaves of the house (家の軒)projecting eaves (突き出た軒)

使い分け

eaves は建物の屋根が壁から突き出た縁の部分を、roof は建物を覆う屋根全体を、awning は窓やドアの上に後付けされた布や金属製の日よけを指します。

Swallows built a nest under the eaves.

軒下に特有の、屋根の張り出し部分を指します。

The roof needs to be repaired before winter.

建物の最上部を覆う構造全体を指す一般的な語です。

We sat under the awning of the cafe.

店舗などによくある、布や金属でできた日よけ・雨よけです。

よくある間違い

× The bird is making a nest in the eaves. ○ The bird is making a nest under the eaves. → 軒は屋根の張り出し部分なので、その「下」の空間を指す場合は under を使うのが自然です。

× I stood under the roof to avoid the rain. ○ I stood under the eaves to avoid the rain. → 建物の外で雨宿りをする場合、屋根全体(roof)の下ではなく、突き出た軒(eaves)の下に立つのが正確です。

コラム

豆知識

「盗み聞きする」を意味する eavesdrop は、実は eaves(軒)から生まれた言葉です。中世のイギリスでは、家の軒下から雨水が落ちる場所(eavesdrop)に立つと、家の中の会話がよく聞こえました。ここから、他人の話をこっそり聞く人を eavesdropper と呼ぶようになり、現代の動詞へと発展したのです。

リアルな使われ方

日常会話で eaves が単独で使われることは多くありませんが、under the eaves(軒下に、屋根裏部屋で)というフレーズは頻出します。特に、屋根の傾斜がそのまま天井になっているような狭い屋根裏部屋(attic)を指して「He lived in a small room under the eaves.」のようにロマンチックに表現することがあります。

映画・音楽での使われ方

J.R.R.トールキンのファンタジー小説『ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)』の映画版などでも、ホビットたちの家の描写で eaves が印象的に登場します。また、作中では森の境界や縁を指す古い用法として「the eaves of the forest(森の端)」という表現も使われており、語源通りの使われ方が確認できます。

イディオム・定型句

定型句under the eaves

軒下に、屋根裏部屋に

He sleeps in a tiny room under the eaves.

定型句the eaves of the forest

森の境界、森の縁

They set up camp at the eaves of the forest.

eavesを使った会話例

週末、家の外でDIYの相談をしている夫婦

A

We need to repaint the eaves before the rainy season starts.

B

You're right. The paint under the eaves is starting to peel off.

A

Should we also check the roof while we have the ladder out?

B

Good idea. But let's focus on the eaves first today.

A

Look, there's a small wasp nest under the eaves!

B

Oh, we'd better remove it carefully before we start painting.

A

I'll go get the bug spray. Don't eavesdrop on the wasps' plans!

B

Very funny. Just hurry back before they notice us.

文化的背景

欧米の伝統的な建築では雨や雪を避けるために eaves が重要な役割を果たしますが、日本の家屋の「深い軒」ほどは突き出ていないことが多いです。英米間で使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. eaves とは?

建物の屋根の下端で、壁から外に突き出ている「軒(ひさし)」のことです。『There is a bird's nest under the eaves.(軒下に鳥の巣がある)』のように使われます。

Q. eaves と roof の違いは?

roof は建物を上から覆う「屋根全体」を指すのに対し、eaves は屋根の端の「壁から外に突き出た部分」だけを指します。『The roof is fine, but the eaves are rotting.(屋根は平気だが軒が腐っている)』のように使い分けます。

Q. eaves は単数形ですか、複数形ですか?

eaves は常に s がついた形で、複数形として扱われるのが一般的です。『The eaves are painted white.(軒は白く塗られている)』のように、動詞も複数形に合わせて使います。

Q. eaves に関連する有名な単語はありますか?

「盗み聞きする」という意味の動詞 eavesdrop が有名です。『Don't eavesdrop on our conversation.(私たちの会話を盗み聞きしないで)』のように使い、軒下から雨だれが落ちる位置に立って中の話を盗み聞きしたことに由来します。

Q. eaves はどんな場面でよく使われますか?

家の外観や構造を説明する場面や、鳥や蜂が巣を作る場所を描写する時によく登場します。『Swallows return to the eaves every spring.(ツバメたちは毎春、軒下に帰ってくる)』のように、自然との関わりを表す文脈でも頻出します。

CHECK QUIZ

Q: 「鳥が軒下に巣を作った」と言うときの自然な前置詞は?

Q: 「台風で(  )が吹き飛ばされた」と、家を覆う最上部全体を指す場合に適切な語は?

Q: eaves を主語にした場合の正しい動詞の形は?(現在形)