disobey

  • ()(命令・規則に)従わない
  • ()従わない、反抗する
UK/ˌdɪsəˈbeɪ/

発音のコツ

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disobey は「ディスオベイ」ではなく、最後の「ベイ(beɪ)」にアクセントを置きます。前半の「dis」は短く軽く発音し、「o」は口をリラックスさせた曖昧な音(ə)になります。最後の「bey」は「エ」から「イ」へ滑らかに音を変化させる二重母音を意識し、長めに響かせるのが自然に聞こえるコツです。

活用形

三単現
disobeys
進行形(-ing)
disobeying
過去形
disobeyed
過去分詞
disobeyed

コアイメージ

権威ある者の命令や定められた規則に従わないことがコアイメージです。親や上司の指示、または法律やルールに意図的に背く行動を表現したい時に使います。

disobeyの意味・例文

動詞

他動詞

(命令・規則に)従わない

To fail or refuse to follow a rule or an order.

ビジネス

The employee disobeyed a direct order from his manager.

その従業員はマネージャーからの直接の命令に背きました。

職場で上司の指示に従わない深刻な状況を表します。

アカデミック

Subjects in the experiment refused to disobey the authority figure.

実験の被験者たちは権威ある人物に逆らうことを拒みました。

心理学や社会学の文脈で権威への服従を論じる際に使われます。

日常会話

Children sometimes disobey their parents to test boundaries.

子どもは境界線を試すために、時折親の言うことに従わないことがあります。

家庭内で親のルールや言いつけを破る場面で頻出します。

自動詞

従わない、反抗する

To refuse to do what you are told to do.

ニュース

The soldiers were punished because they chose to disobey.

その兵士たちは従わないことを選んだため処罰されました。

軍隊や組織で命令を拒否する重大な決断を示します。

フォーマル

It is illegal to disobey when a police officer directs traffic.

警察官が交通整理をしている時に従わないのは違法です。

法的な義務や公的な指示への違反を説明する際に適しています。

日常会話

If you continue to disobey, you will face serious consequences.

このまま従わない態度を続けるなら、深刻な結果を招きますよ。

相手の反抗的な態度に対して警告を与える表現です。

語源

disobeyは、否定を表す接頭辞dis-と、従うことを意味するobeyから成り立ちます。obeyの語源は、ラテン語のob-(〜に向かって)とaudire(聞く)で、「耳を傾ける」姿勢が本来の姿です。そこから、相手の言葉に耳を貸さず指示を無視するという現在の意味に発展しました。同じaudire(聞く)を語根に持つ関連語には、audience(観衆)があります。

派生語・ファミリー

名詞disobedience
形容詞disobedient

disobeyの使い方

よく使う組み合わせ

disobey an order (命令に背く)disobey the rules (規則に違反する)disobey the law (法律に違反する)disobey your parents (親の言うことを聞かない)deliberately disobey (意図的に従わない)

使い分け

disobeyは指示や規則に従わない一般的な態度を、defyは権威に対して公然と挑むように反抗することを、violateは法律や公式な協定を物理的・法的に破ることを表します。

He decided to disobey the strict school rules.

規則や指示を単に無視して従わないニュアンスです。

The protesters will defy the government's ban on gathering.

権力や禁止令に対して公然と立ち向かうニュアンスです。

The company was fined for trying to violate safety regulations.

法律や公式な取り決めを破り、侵害するニュアンスです。

よくある間違い

× He disobeyed to his boss. ○ He disobeyed his boss. → disobey は他動詞として直接目的語をとるため、後ろに to などの前置詞を置く必要はありません。

× Don't disobey against the rules. ○ Don't disobey the rules. → against(〜に反して)という意味がすでに動詞に含まれているため、重ねて使うと不自然になります。

コラム

豆知識

disobey の語源に隠れているラテン語 audire(聞く)は、現代英語の audio(音声)や audience(観衆)と同じルーツを持っています。つまり、obey(従う)の本来の意味は「しっかり耳を傾けること」であり、disobey は「相手の言葉に耳を貸さない状態」を表すという、非常に視覚的なイメージを持つ単語です。

リアルな使われ方

ネイティブの家庭では、子どもが親の言うことを聞かない時に「Don't disobey me.(私の言うことに逆らわないで)」と叱ることがあります。日常会話では「not listen to」で代用されることも多いですが、disobey を使うと親としての権威を強く示す、より厳格な響きになります。

映画・音楽での使われ方

2017年の映画『Disobedience(邦題:ロニートとエスティ 彼女たちの選択)』は、厳格なユダヤ教のコミュニティの掟に背く女性たちの姿を描いた作品です。タイトルが示す通り、宗教や社会の絶対的なルールに対して「従わない」という重い決断がテーマになっています。

イディオム・定型句

定型句civil disobedience

市民的不服従

Civil disobedience played a key role in the movement.

定型句disobey a direct order

直属の命令に背く

You will be fired if you disobey a direct order.

定型句willfully disobey

故意に違反する

The driver willfully disobeyed the traffic signal.

disobeyを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Did you hear that Mark was fired this morning?

B

Yes, I did. He intentionally disobeyed a direct order from the director.

A

That is a serious issue. Was it about the new safety guidelines?

B

Exactly. He thought the rules were too strict, so he decided to defy them.

A

Even so, you cannot disobey company policy.

B

True. If you violate the safety rules, you put everyone at risk.

文化的背景

英語圏の職場では、上司の指示に明確な理由なく従わないことは重大な契約違反とみなされます。一方で、倫理的に問題がある命令に対しては、単に従うのではなく声を上げる姿勢も評価されるため、状況に応じた判断が求められます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. disobey とは?

権威ある者の命令や定められた規則に従わないことです。『He was fired for disobeying company policy.(彼は会社の規定に違反して解雇された)』のように、ルール違反を説明する際に使います。

Q. disobey と ignore の違いは?

ignore は単に気づかないふりをして無視することを指します。一方の disobey は、相手の指示や規則を認識した上で、それに意図的に従わないという反抗的な態度を含みます。『ignore the warning』と『disobey the order』のように使い分けます。

Q. ビジネスシーンで disobey は使われますか?

はい、特に公式な指示やコンプライアンスに関する文脈で使われます。『Employees who disobey the rules will face disciplinary action.(規則に違反した従業員は懲戒処分の対象となります)』のような厳しい警告の場面で頻出します。

Q. disobey の後に前置詞は必要ですか?

他動詞として使う場合、前置詞は不要です。『disobey the instructions(指示に従わない)』のように、直後に目的語を置きます。日本語の「〜に背く」につられて to や against を入れないよう注意してください。

Q. civil disobedience とはどのような意味ですか?

不当な法律や政策に対して、非暴力的な手段で意図的に従わない「市民的不服従」を指します。『Martin Luther King Jr. advocated for civil disobedience.』のように、歴史や政治の文脈で必ず登場する重要表現です。

CHECK QUIZ

Q: 「彼は親の言うことを聞かなかった」の自然な表現は?

Q: 「政府の集会禁止令に公然と反抗する」のに最適な動詞は?

Q: 次の中で、disobey を使う文脈として最も不適切なものは?