disclaimer
- (名)免責事項、注意書き
- (名)否認、権利の放棄
発音のコツ
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disclaimer は真ん中の「claim」の母音にアクセントを置きます。口を横に引きながら「エ」と発音し、滑らかに「イ」へとつなげる二重母音です。最初の「dis」は力を抜いて短く発音し、最後の「mer」は舌を軽く丸めて曖昧な音を作ります。平坦なカタカナ読みにならないよう、強弱のリズムを意識してください。
活用形
- 複数形
- disclaimers
コアイメージ
あらかじめ自分の責任を否定し、権利を主張しないことがコアイメージです。万が一のトラブルを避けるために、製品やサービスの利用者に注意を促す時に使います。
disclaimerの意味・例文
名詞
免責事項、注意書き
A formal statement saying that you are not legally responsible for something.
Please read the legal disclaimer at the bottom of the page.
ページ下部にある法的な免責事項をお読みください。
契約書やWebサイトの利用規約で頻繁に登場します。
He added a quick disclaimer before starting his makeup tutorial.
彼はメイク動画を始める前に簡単な注意書きを添えました。
専門家ではないという前置きとしてSNSでも使われます。
The company issued a disclaimer regarding the accuracy of the report.
その会社は報告書の正確性に関する免責声明を発表しました。
issue a disclaimer で「免責声明を出す」と表現します。
否認、権利の放棄
The act of repudiating a claim or denying responsibility.
The contract includes a disclaimer of all warranties.
その契約にはすべての保証の否認が含まれています。
法的な文脈で、一切の責任や保証を拒否する際に使います。
The author's disclaimer of any political affiliation was clear.
著者がいかなる政治的所属も否認していることは明白でした。
特定の立場や関係性を明確に否定する状況に適しています。
They filed a disclaimer of interest in the property.
彼らはその財産に関する権利放棄の申し立てを行いました。
財産や権利に対する主張を取り下げる法的手続きを指します。
語源
disclaimer は、接頭辞 dis-(否定・分離)、claim(主張する)、接尾辞 -er(〜するもの)から成り立っています。自身の責任や権利の主張を否定するという成り立ちから、免責条項という意味に発展しました。同じ claim(主張する)の語根を持つ関連語には、exclaim(叫ぶ)があります。
派生語・ファミリー
disclaimerの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
disclaimer は責任を負わないことを一方的に宣言し、waiver は当事者が自らの権利を自発的に放棄する合意であり、warning は危険や問題を知らせる警告です。
よくある間違い
× We signed a disclaimer before joining the tour. ○ We signed a waiver before joining the tour. → 署名して「権利を放棄する(相手を訴えない)」書類は waiver を使います。
× The weather disclaimer says a storm is coming. ○ The weather warning says a storm is coming. → 危険を知らせる場合は warning を使います。disclaimer は責任逃れのための記述です。
コラム
豆知識
映画の最後に流れる「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」というお決まりのテロップも、代表的な disclaimer の一つです。1930年代のアメリカで、映画の登場人物と名前が同じ実在の人物から名誉毀損で訴えられた事件をきっかけに、この文言が定着したと言われています。
リアルな使われ方
SNSや動画投稿サイトでは、概要欄の冒頭に「Disclaimer:」と書いて予防線を張るのが一般的です。例えば、美容系YouTuberが肌荒れのリスクを避けるために「Disclaimer: I am not a dermatologist.(私は皮膚科医ではありません)」と前置きする実例がよく見られます。
映画・音楽での使われ方
人気コメディドラマ『サウスパーク(South Park)』は過激なブラックジョークが多いため、番組の冒頭で毎回「この番組は不適切な言葉を含んでおり、誰も見るべきではない」という皮肉たっぷりの disclaimer が表示されます。免責事項そのものをギャグにしてしまう、この作品ならではの演出です。
イディオム・定型句
定型の免責事項、お決まりの言い訳
“He gave his standard disclaimer before giving advice.”
免責事項付きで、注意書きを添えて
“The data was published with a disclaimer about its accuracy.”
disclaimerを使った会話例
オフィスで同僚と、新商品のマニュアルについて
Have you reviewed the draft for the new manual?
Yes, but I think we need to add a legal disclaimer.
You're right. We should state that the company is not responsible for misuse.
Exactly. A proper disclaimer will protect us from lawsuits.
I will draft a standard one and send it to the legal team.
Thanks. We can't publish it without their approval.
True. I'll make sure the disclaimer is clearly visible on the first page.
Perfect. Let me know when the legal team gets back to you.
文化的背景
訴訟大国であるアメリカでは、企業だけでなく個人も訴訟リスクを避けるため、あらゆる情報発信に disclaimer を付ける文化が根付いています。SNSや個人のブログでも、トラブルを防ぐための自己防衛として日常的に使われます。
よくある質問
Q. disclaimer とは?
あらかじめ自分の責任を否定し、トラブルを避けるための声明や注意書きのことです。『Please read the disclaimer.(免責事項をお読みください)』のように、ビジネスやWebサイトで頻出します。
Q. disclaimer と waiver の違いは?
disclaimer は提供者が一方的に「責任を負いません」と宣言するものです。一方の waiver は利用者が権利放棄に合意して署名する書類を指し、『sign a waiver(権利放棄書に署名する)』のように使います。
Q. YouTubeの動画でよく見る disclaimer とは?
「私は専門家ではありません」「投資は自己責任で」といった、動画投稿者が責任を問われないための予防線を指します。『Disclaimer: This is not financial advice.』という定型句がよく使われます。
Q. disclaimer を日本語で言うと?
文脈によって「免責事項」「注意書き」「おことわり」などと訳されます。法的な文書では「免責条項」、カジュアルな場では「前置き」とするのが自然です。『add a quick disclaimer(簡単な前置きを加える)』のように使います。
Q. disclaimer はどんな場面で使われますか?
Webサイトの利用規約、投資や医療に関するアドバイス、危険を伴う商品の説明書などで使われます。『a medical disclaimer(医療に関する免責事項)』のように、専門的な助言ではないと明記する際によく登場します。
CHECK QUIZ
Q: スカイダイビングの前に「自己責任に同意する」ために署名する書類は?
Q: 動画の概要欄にある「Disclaimer: This is not financial advice.」の意図は?