cue
- (名)合図、きっかけ
- (名)手がかり、ヒント
- (名)(ビリヤードの)キュー
- (動)合図を出す
発音のコツ
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cue は「キュー」と発音します。最初の子音 /k/ は舌の奥を上あごにつけて息を止め、一気に破裂させます。続く母音は /juː/ となり、唇を丸めて前に突き出しながら「ユー」と長く伸ばします。日本語の「キュー」よりも口の動きを大きくし、最後にしっかり息を抜いて響かせるのがポイントです。
活用形
- 三単現
- cues
- 進行形(-ing)
- cueing
- cuing と綴られることもあります
- 過去形
- cued
- 過去分詞
- cued
- 複数形
- cues
コアイメージ
相手に行動を促すための「合図」や「きっかけ」がコアイメージです。演劇でのタイミング出しのほか、日常会話で行動のヒントや手がかりを示す時に使います。
cueの意味・例文
名詞
合図、きっかけ
a signal for someone to do something
The actor waited for his cue to enter.
その俳優は入場する合図を待ちました。
特定の行動を起こすための直接的なきっかけを表します。
I will give you a cue when to start.
いつ始めるべきか、あなたに合図を出します。
give someone a cue で「人に合図を出す」となります。
The president's speech was the cue for action.
大統領のスピーチが行動のきっかけとなりました。
物事が始まる決定的な契機としても使われます。
手がかり、ヒント
a hint or indication about how to behave or what to do
We need to read the client's non-verbal cues.
私たちは顧客の非言語的な手がかりを読み取る必要があります。
表情やしぐさなど、言葉以外のサインを指す際によく使います。
Babies use visual cues to recognize faces.
赤ちゃんは顔を認識するために視覚的な手がかりを使います。
心理学や生物学で、感覚的な情報を指す専門用語として頻出します。
If you are not sure, take a cue from others.
確信が持てないなら、他の人からヒントを得てください。
周囲の状況から判断材料を拾うニュアンスです。
(ビリヤードの)キュー
a long, straight stick used in games like billiards or pool
He bought a new cue for the tournament.
彼は大会のために新しいキューを買いました。
ビリヤードやスヌーカーで球を突く棒のことです。
I forgot my pool cue at home.
家にビリヤードのキューを忘れてきました。
pool cue という組み合わせでよく使われます。
The champion carefully chalked his cue.
チャンピオンは慎重にキューにチョークを塗りました。
スポーツニュースの実況などで登場します。
動詞
合図を出す
to give someone a signal to do something
The manager cued the team to begin the presentation.
マネージャーはチームにプレゼンを始めるよう合図を出しました。
cue A to do で「A に〜するよう合図を出す」となります。
Cue the music!
音楽スタート!
音楽や映像の再生を指示する際の定番フレーズです。
The stage director cued the lighting changes.
舞台監督が照明変更の合図を出しました。
演劇や放送の現場でタイミングを指示する時に使います。
語源
cue には大きく2つの由来があります。「合図」という意味は、16世紀の演劇で俳優のセリフのタイミングを示すため台本に書かれた「Q」という文字が語源だと言われています。一方、ビリヤードの「キュー」は、フランス語の queue(尾)に由来します。ラテン語の cauda(尾)を語根に持ち、同じ語根の関連語には coward(尻尾を巻く臆病者)があります。
派生語・ファミリー
cueの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
cue は特定の行動を促すための直接的な合図や手がかりを、signal は光や音を使った一般的な合図や信号を、prompt は忘れていることを思い出させるための助け舟を指します。
よくある間違い
× I took a hint from his success. ○ I took a cue from his success. → 「〜を手本にする」という定型表現は take a cue from を使います。hint は単なるほのめかしであり不自然です。
× He gave me a cue to left. ○ He gave me a cue to leave. → a cue to do(〜する合図)の形をとるため、to の後ろは動詞の原形が続きます。過去形は禁止です。
コラム
豆知識
演劇の台本で使われた「Q」が語源という説が有名ですが、実は16世紀のイギリスでは「q」だけでなく「qu」など様々な略記が使われていました。やがて発音に合わせて cue という綴りが定着し、現在に至ります。舞台裏の合図から日常語へと進化した面白い歴史を持っています。
リアルな使われ方
音楽や動画の再生を始める時の「キュー出し」として、英語圏では Cue the music!(音楽スタート!)というフレーズがよく使われます。日常会話でも、ちょっとした冗談や演出を始める時のお決まりのセリフとして登場します。場を盛り上げるのに便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの撮影現場を舞台にした作品では、監督が役者に合図を出すシーンで cue が頻繁に登場します。例えば、コメディ映画『トゥルーマン・ショー』では、主人公の人生を裏で操るディレクターが「Cue the sun!(太陽を出せ!)」と指示を出す印象的な場面があります。
イディオム・定型句
図ったように、絶妙なタイミングで
“He arrived right on cue.”
〜を手本にする、〜からヒントを得る
“They took their cue from the leader.”
cueを使った会話例
オフィスの会議室で、同僚とプレゼンの準備中に
Here comes the boss, right on cue.
Did you give him a signal that we finished the report?
No, I think he just took a cue from our relaxed faces.
Makes sense. Let's wait for him to cue us to present.
Got it. I will keep an eye on his non-verbal cues.
Let's hope he is in a good mood today.
文化的背景
欧米のビジネスや日常のコミュニケーションでは、言葉以外の表情やしぐさなどの「non-verbal cues(非言語的な手がかり)」を読み取ることが非常に重視されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. cue とは?
相手に行動を促すための合図や手がかりのことです。『The director gave the actor a cue.(監督は俳優に合図を出した)』のように、演劇や日常会話で幅広く使われます。
Q. cue と hint の違いは?
cue は「次に何をすべきか」という具体的な行動を促す合図やきっかけです。一方の hint は、答えや真実を直接言わずにほのめかすことを指します。『She gave me a hint.』のように使います。
Q. 「right on cue」とはどういう意味ですか?
「図ったように」「絶妙なタイミングで」という意味の定番フレーズです。噂をしていた人物が現れた時などに『He showed up right on cue.』と表現して驚きや納得を表します。
Q. ビジネスシーンで cue は使えますか?
はい、相手の反応や場の空気を読み取る「手がかり」という意味でよく使われます。『We need to read the client's non-verbal cues.(顧客の非言語的なサインを読み取る必要がある)』のように表現できます。
Q. 動詞としての cue はどのように使いますか?
「〜に合図を出す」という他動詞として使います。『The stage manager cued the lights.(舞台監督が照明の合図を出した)』や『Cue the music!(音楽スタート!)』のようにタイミングを指示する場面で便利です。
CHECK QUIZ
Q: 「彼らは先輩を手本にした」の自然な表現は?
Q: 交通機関の「赤信号」を表すのに最適な名詞は?
Q: 「He arrived right on cue.」の意味として最も適切なものは?