crow
- (名)カラス
- (動)(雄鶏が)鳴く
- (動)自慢する、勝ち誇る
発音のコツ
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crow は最初の子音群「cr」と二重母音「ow」の組み合わせがポイントです。舌をどこにもつけずに「r」の構えをしてから「ク」と発音し、続く母音は「オウ」と口を丸めながら滑らかに変化させます。カタカナの「クロー」のように平坦に伸ばさず、最後は口をすぼめて「ウ」の音で終わるように意識してください。
活用形
- 三単現
- crows
- 進行形(-ing)
- crowing
- 過去形
- crowed
- 過去分詞
- crowed
- 複数形
- crows
コアイメージ
「黒くて賢い鳥であるカラス」がコアイメージです。鳥の種類を指すだけでなく、大声で鳴く様子から派生して「自慢する」「勝ち誇る」という動作を表したい時にも使います。
crowの意味・例文
名詞
カラス
A large black bird that makes a loud sound and is often seen in cities.
I saw a large crow resting on the branch.
枝で休んでいる大きなカラスを見ました。
最も一般的な鳥のカラスを指します。
The city is struggling with the increasing number of crows.
その都市は増加するカラスの数に悩まされています。
都会のゴミ問題などに関連してよく登場します。
Crows are known for their exceptional problem-solving skills.
カラスは並外れた問題解決能力で知られています。
鳥の知能に関する研究文脈で頻出します。
動詞
(雄鶏が)鳴く
To make the loud, high sound that a rooster makes.
The rooster began to crow at dawn.
夜明けに雄鶏が鳴き始めました。
カラスではなく雄鶏の鳴き声を表すのが特徴です。
The baby was crowing with delight.
赤ちゃんが喜びでキャッキャと声を上げていました。
赤ちゃんが嬉しそうに声を出す様子にも使えます。
The study observed what time the birds usually crow.
その研究は、鳥が通常何時に鳴くかを観察しました。
鳥の生態記録などで使われます。
自慢する、勝ち誇る
To talk in a proud and annoying way about something you have done.
He loves to crow about his sales records.
彼は自分の営業成績を自慢するのが大好きです。
crow about/over で「〜を自慢する」となります。
The winning team crowed over their rival's defeat.
勝ったチームはライバルの敗北を勝ち誇りました。
相手を負かして喜ぶニュアンスが含まれます。
Stop crowing and just help us clean up.
自慢するのはやめて、片付けを手伝ってください。
鼻につくような自慢話に対してたしなめる時に使います。
語源
crow は古英語の crāwe(カラス)に由来し、カラス特有の「カー」という鳴き声を模した擬声語が語源です。この鳴き声のイメージが発展し、雄鶏が甲高く鳴く様子や、人が大声で自慢する意味を持つ動詞としても使われるようになりました。同じ擬声語由来の関連語には、カエルの鳴き声を表す croak があります。
派生語・ファミリー
crowの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
crow は身近に見かける一般的なカラスを、raven はそれより一回り大きく神話にも登場するワタリガラスを、rooster は朝に鳴く雄鶏を表します。
よくある間違い
× The crow is crowing. ○ The rooster is crowing. → 動詞の crow は主に「雄鶏が鳴く」ことを指します。カラスが鳴く場合は caw という動詞を使います。
× I had to eat a crow. ○ I had to eat crow. → 誤りを認めるという意味のイディオム eat crow には、冠詞の a をつけません。
コラム
豆知識
カラスの群れを英語で「a murder of crows」と呼びます。これは中世ヨーロッパにおいて、カラスが戦場などに集まる不吉な鳥とされていたことに由来するユニークな集合名詞です。動物の群れを表す言葉は鳥や獣の種類ごとに異なり、英語の面白い特徴の一つと言えます。
リアルな使われ方
日常会話では、「as the crow flies(直線距離で)」という表現がよく使われます。カラスが障害物を避けて空をまっすぐ飛ぶ様子から生まれたフレーズで、実際の道順ではなく、地図上の最短距離を相手に説明する時にとても便利で実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
1994年の映画『The Crow(クロウ/飛翔伝説)』は、カラスの神秘的なイメージを活かしたダークファンタジー作品です。死者を蘇らせる存在としてカラスが描かれており、欧米におけるカラスの不吉で魔法的なイメージがよく表れている名作です。
イディオム・定型句
直線距離で、最短距離で
“It is ten miles as the crow flies.”
自分の誤りを認めて屈辱を味わう
“He had to eat crow after his prediction failed.”
目尻のしわ
“She noticed a few crow's feet around her eyes.”
crowを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
I want to crow about our new sales numbers to the manager.
They are good, but I wouldn't boast too much yet.
Why not? I want the rival team to eat crow.
Let's stay professional. We shouldn't sound like noisy crows.
You're right. I will let the results speak for themselves.
Exactly. We still have a long way to reach the target.
文化的背景
欧米では、カラスは死や不吉な前兆の象徴として描かれることが多い一方、非常に知能が高い鳥としても広く認知されています。「eat crow」のような独特な慣用句にも登場します。英米間で意味に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. crow とは?
黒い羽を持つ賢い鳥「カラス」のことです。『I saw a <<crow>> in the park.(公園でカラスを見た)』のように使われるほか、動詞として「自慢する」「(雄鶏が)鳴く」という意味も持ちます。
Q. crow と raven の違いは?
どちらもカラスの仲間ですが、crow は街中でよく見かける一般的なカラスです。一方の raven は一回り大きく、知能がより高いとされ『The **raven** is a symbol of magic.(ワタリガラスは魔法の象徴だ)』のように神話や文学によく登場します。
Q. 動詞の crow はどんな時に使いますか?
スポーツで勝った後など、大げさに自慢したり勝ち誇ったりする場面で使います。『He likes to <<crow>> about his success.(彼は成功を自慢するのが好きだ)』のように、少し鼻につく態度を表すのに適しています。
Q. カラスの群れは英語でどう表現しますか?
カラスの群れは a murder of crows と呼ばれる独特な表現を持ちます。『Look at that **murder** of <<crows>>.(あのカラスの群れを見て)』のように言い、不吉なイメージから murder(殺人)という言葉が当てられました。
Q. eat crow とはどういう意味ですか?
自分の間違いを認めて屈辱を味わう、という意味のイディオムです。『I had to eat <<crow>> and apologize.(私は非を認めて謝罪しなければならなかった)』のように、不本意ながら過ちを受け入れる状況で使います。
CHECK QUIZ
Q: 神話やファンタジーによく登場する、大型のワタリガラスは?
Q: 「ライバルチームの敗北を勝ち誇る」の自然な表現は?
Q: 「He had to eat crow.」の正しい意味は?