criterion
- (名)(判断や評価の)基準、尺度
発音のコツ
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アクセントは2音節目の「tɪr(ティリ)」に置きます。最初の「cri」は「クリ」ではなく「クライ」と二重母音になる点に注意してください。最後の「on」は口をリラックスさせて「アン」と「オン」の中間の曖昧な音で終わります。平坦なカタカナ読みにならないようメリハリをつけましょう。
活用形
- 複数形
- criteria
- 単数形より複数形 criteria の方が圧倒的に頻出します
コアイメージ
物事を評価したり決定したりする際に用いる「客観的な判断の条件」がコアイメージです。採用や審査など、特定の要件を満たしているか確認したい時に使います。
criterionの意味・例文
名詞
(判断や評価の)基準、尺度
A standard or rule by which something can be judged or decided.
What is the main criterion for selecting the new manager?
新しいマネージャーを選ぶ主な基準は何ですか?
selection criterion(選考基準)という文脈でよく使われます。
The researcher established a strict criterion for the experiment.
研究者はその実験に厳格な基準を設けました。
strict criterion で「厳しい基準」を表します。
Academic achievement is not the sole criterion for admission.
学業成績だけが入学の唯一の基準ではありません。
the sole criterion(唯一の基準)という定型表現です。
This building meets every safety criterion required by law.
この建物は法律で求められる全ての安全基準を満たしています。
every の後ろは単数形になるため criterion が使われます。
語源
criterion はギリシャ語の krinein(分ける、判断する)に由来します。物事を分けて正しく判断するための手段という成り立ちから、現在の「基準」という意味に発展しました。同じ「判断する」という語根を持つ関連語には、critic(批評家)や critical(批判的な)があります。
派生語・ファミリー
criterionの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
criterion は特定の決定を下すために設定された具体的な条件を指し、standard は広く受け入れられて満たすべき一般的な水準を指し、yardstick は他と比較検討するための目安や尺度を指します。
よくある間違い
× They set new criterias for the test. ○ They set new criteria for the test. → criteria はすでに複数形なので、さらに s をつけて criterias とはしません。
× What is the main criteria for this job? ○ What is the main criterion for this job? → criteria は複数形です。単数形として使う場合は criterion になります。
コラム
豆知識
ギリシャ語由来の単語は、単数形が -on で複数形が -a になる不規則変化をするものがあります。criterion - criteria のほかに、phenomenon(現象)の複数形が phenomena になるのも同じギリシャ語のルールに従っているためです。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話やビジネスシーンでは、圧倒的に複数形の criteria が使われます。「評価基準」は1つではなく複数あるのが一般的なため、「What are the criteria?(基準は何ですか?)」と複数形で尋ねるのが自然です。
映画・音楽での使われ方
映画ファンに愛されるレーベル「The Criterion Collection」にこの単語が使われています。映画史において重要な基準を満たした名作を高画質で復刻するプロジェクトであり、タイトルの通り「最高水準の判断基準」を象徴しています。
イディオム・定型句
基準を満たす
“Applicants must meet the criteria to be considered.”
唯一の基準
“Price should not be the sole criterion for your decision.”
選考基準
“We need to define clear selection criteria.”
criterionを使った会話例
人事部の会議室で
What is the main criterion for hiring the new engineer?
They must meet the criteria of having at least five years of experience.
Is experience the sole criterion? What about communication skills?
We also evaluate that. We have strict criteria for teamwork.
I see. Our company maintains a high standard, after all.
Exactly. Let's review the selection criteria document together.
文化的背景
日常会話よりも、学術論文やビジネスの公式な文書で客観的な評価を示す際に好んで使われるフォーマルな単語です。採用基準や品質管理など、明確なルールが必要な場面で頻出します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. criterion とは?
物事を評価したり決定したりするための客観的な基準のことです。『Experience is an important criterion.(経験は重要な基準だ)』のように使います。
Q. criterion と criteria の違いは?
criterion が単数形、criteria が複数形です。『What are the criteria?(基準は何ですか?)』のように、基準が複数あるのが一般的なため、複数形が圧倒的によく使われます。
Q. criterion と standard の違いは?
standard は一般的な「水準・規範」を指すのに対し、criterion は特定の判断を下すための「具体的な条件」を指します。『a standard of living(生活水準)』とは言いますが、criterion は使いません。
Q. criterion はどんな場面で使いますか?
人の採用、プロジェクトの評価、学術的な審査など、客観的な判断条件を設ける場面で使います。『evaluation criteria(評価基準)』はビジネスで頻出する表現です。
Q. criteria に s をつけて criterias と言えますか?
いいえ、criteria 自体が複数形なので s は付けません。『These criteria are strict.(これらの基準は厳しい)』のように、そのまま複数扱いとして動詞を受けます。
CHECK QUIZ
Q: 以下のうち、文法的に正しい文はどれ?
Q: 「高い生活水準を維持する」の自然な表現は?
Q: 「成功のための基準」の自然な表現は?