conscience
- (名)良心、道徳心
- (名)罪悪感、良心の呵責
発音のコツ
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conscience の発音は最初の音節にアクセントを置きます。最初の母音は口を大きく開ける「ア」に近い音です。続く「sci」の部分は「シ」ではなく「シャ」のように「ʃə」と発音し、「ence」は「ンス」と軽く添えます。conscious(カンシャス)と似ていますが、最後に「n」の音が入る点に注意してください。
活用形
- 複数形
- consciences
コアイメージ
自分の中にある善悪の判断基準や道徳観がコアイメージです。正しい行いをしようとする心の声や、悪いことをした時の罪悪感を表す時に使います。
conscienceの意味・例文
名詞
良心、道徳心
A person's moral sense of right and wrong.
I could not do it because it goes against my conscience.
良心に反するので、私にはそれができませんでした。
go against one's conscience で「良心に反する」という意味になります。
The company must act with a clear conscience.
企業はやましいところのない良心を持って行動しなければなりません。
a clear conscience は「やましいことのない良心」を表す頻出フレーズです。
He is considered a prisoner of conscience.
彼は良心の囚人と見なされています。
政治的・宗教的信念のために投獄された人を prisoner of conscience と呼びます。
罪悪感、良心の呵責
A feeling of guilt about something you have done or failed to do.
My conscience was bothering me, so I told the truth.
良心が咎めたので、私は真実を話しました。
conscience bothers someone で「(人の)良心が咎める」と表現します。
I have a guilty conscience about eating all the cake.
ケーキを全部食べてしまって罪悪感があります。
a guilty conscience で「後ろめたい気持ち(罪悪感)」を意味します。
Literature often explores the burden of a guilty conscience.
文学はしばしば、罪の意識という重荷を探求します。
悪い行いに対する心の重荷を表現する際に使われます。
語源
conscience はラテン語の con-(共に)と scire(知る)から成る conscientia(道徳的意識)に由来します。自分自身と共に善悪を知っている、つまり「心の中の道徳的な声」という成り立ちから、現在の「良心」という意味に発展しました。同じ scire(知る)の語根を持つ関連語には、science(科学)があります。
派生語・ファミリー
conscienceの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
conscience は個人の内面にある善悪の感覚を、morality は社会や宗教に基づく客観的な道徳や倫理観を、scruples は不正なことをするのをためらわせる道徳的な躊躇いを表します。
“He has no scruples about lying to get ahead.”
→ 不正な行動に対する心のブレーキやためらいを指します。
よくある間違い
× He is a man of good conscious. ○ He is a man of good conscience. → conscious(意識している)と conscience(良心)は綴りと発音が似ていますが別の単語です。
× I have a pain in my conscience. ○ I have a guilty conscience. → 「良心が痛む」と言う時は、pain ではなく a guilty conscience や my conscience bothers me と表現します。
コラム
豆知識
conscience はラテン語の con(共に)と scire(知る)に由来します。「自分自身と共に(悪いことをしたと)知っていること」が原義であり、心の中にある道徳的な裁判官のような役割を果たしています。同じ語根を持つ science(科学)も「知ること」から派生しました。
リアルな使われ方
ネイティブは「良心に誓って〜できない」と言う時に「I cannot do it in good conscience」というフレーズをよく使います。ビジネスで倫理的に問題がある指示を断る際や、日常会話でどうしても気が進まないことを伝える時に便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
ディズニー映画『ピノキオ(Pinocchio)』に登場するコオロギのジミニー・クリケットは、ピノキオの良心(conscience)として任命されます。彼が言う「Let your conscience be your guide(良心に従いなさい)」は、この単語の概念を象徴する有名なセリフです。
イディオム・定型句
やましい心は自ら罰する
“He confessed everything because a guilty conscience needs no accuser.”
良心に誓って、やましいところなく
“I cannot recommend this product in good conscience.”
気がとがめて、気にかかって
“That mistake is still on my conscience.”
conscienceを使った会話例
会議室で同僚と
I cannot sell this product to our clients in good conscience.
I agree. It has too many defects.
If we hide the flaws, my conscience will definitely bother me.
We should report this to the manager. We need a clear conscience.
Yes, honesty is a matter of morality.
Let's do the right thing, even if it is difficult.
文化的背景
欧米ではキリスト教的な価値観の影響もあり、個人の「良心(conscience)」に従って行動することが非常に重んじられます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. conscience とは?
個人の中にある善悪の基準や道徳心のことです。『Let your conscience be your guide.(良心に従いなさい)』のように、正しい行動へ導く心の声を指します。
Q. conscious との違いは?
conscious は「意識がある、気づいている」という形容詞で、conscience は「良心」という名詞です。『I am conscious of the problem.(問題に気づいている)』のように使い分けます。
Q. 「良心が咎める」は英語でどう言いますか?
bother(悩ませる)を使って表現するのが一般的です。『My conscience is bothering me.(良心が咎めている)』と言うと、何か悪いことをして罪悪感を感じている状態を自然に表せます。
Q. conscience と morality の違いは?
conscience は個人の心の中にある善悪の感覚ですが、morality は社会や宗教で共有される道徳や倫理の体系です。『a matter of morality(道徳上の問題)』のように客観的な話題で使われます。
Q. in good conscience とはどういう意味ですか?
「良心に照らしてやましいところなく」という意味の定型フレーズです。『I cannot do it in good conscience.(良心が許さないので私にはできない)』のように否定文でよく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「生命維持装置を外すことの倫理的問題」を議論する際に適した語は?
Q: 「やましいことのない良心(潔白な心)」を表す自然な表現は?
Q: 「He is conscious.」の意味として正しいのは?