concede to
- (動)〜に譲歩する、屈する
- (動)〜に敗北を認める
発音のコツ
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concede のアクセントは第2音節の「cede」にあります。「cən-síːd」と発音し、最初の「con」は力を抜いた曖昧な「クン」のように短く発音します。「cede」は「スィード」と長く伸ばし、最後の「d」は舌先を歯茎の裏につけて軽く破裂させます。「コンシード」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- concedes to
- 進行形(-ing)
- conceding to
- 過去形
- conceded to
- 過去分詞
- conceded to
コアイメージ
不本意ながら相手の要求や主張に譲り、負けを認めることがコアイメージです。ビジネスの交渉や議論などで、自分の立場を曲げて相手に譲歩する時に使います。
concede toの意味・例文
動詞
〜に譲歩する、屈する
To yield or give in to someone or something, often unwillingly.
The government refused to concede to the protesters' demands.
政府は抗議者たちの要求に譲歩することを拒否しました。
concede to demands(要求に譲歩する)はニュースで頻出します。
We cannot concede to their request for a lower price.
値下げという彼らの要求に屈することはできません。
交渉事で不本意ながら相手の意見を受け入れる際に使います。
She conceded to giving half of her cookie to her little brother.
彼女は諦めて弟にクッキー半分を渡すことにしました。
to は前置詞なので、後ろに動詞が来る場合は -ing 形になります。
〜に敗北を認める
To admit defeat to an opponent in a competition or election.
The candidate conceded to his opponent after the votes were counted.
開票後、その候補者は対立候補に敗北を認めました。
選挙や競技で正式に負けを認める定番の表現です。
The scientist conceded to the new theory presented by her peers.
その科学者は同僚が提示した新しい理論に負けを認めました。
議論や学説の対立で、相手の正しさを認める際にも使えます。
Okay, I concede to you on this one. You win.
分かった、これに関してはあなたに負けを認める。あなたの勝ち。
日常の軽い言い争いで相手に譲る時にも便利です。
語源
concede はラテン語の concedere に由来し、接頭辞 con-(完全に)と cedere(行く、譲る、退く)から成り立っています。「完全に譲り渡す」「退いて道を空ける」という成り立ちから、相手の主張や要求に「不本意ながら譲歩する」「屈する」という意味に発展しました。同じ cedere(譲る、退く)の語根を持つ関連語には、recede(後退する)があります。
派生語・ファミリー
concede toの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
concede to は議論や要求に対して不本意ながら譲歩して屈し、yield to は物理的な圧力や強い力に負けて道や立場を譲り、surrender to は敵や強い感情に対して完全に降伏して支配を受け入れます。
“The bridge may yield to the heavy weight.”
→ 圧力や強い力に負けて屈するニュアンスです。
“The army had to surrender to the enemy.”
→ 完全に抵抗をやめて降伏するニュアンスです。
よくある間違い
× He conceded the pressure. ○ He conceded to the pressure. → 圧力や要求に「屈する」場合は自動詞として働き、対象を示す前置詞 to が必要です。
× She conceded to give him the money. ○ She conceded to giving him the money. → concede to の to は前置詞なので、直後に動詞を続ける場合は動名詞(-ing)にします。
コラム
豆知識
concede の語根である cedere(譲る、行く)は、多くの重要な英単語の元になっています。例えば、前に進むことを表す proceed、先に行くことを表す precede、後ろに下がることを表す recede などです。これらを知ると英単語のネットワークが大きく広がります。
リアルな使われ方
ビジネス交渉の場で、ネイティブは「We cannot concede to this point.(この点については譲歩できません)」と明確に線を引く際によく使います。妥協点を探る際にも、事前にどこまでなら concede to できるかを社内で決めておくことが重要とされます。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの法廷劇、例えば『SUITS/スーツ』のような作品では、弁護士同士の激しい交渉シーンで concede という単語が頻繁に飛び交います。相手を追い詰め、いかに不本意な要求に concede to させるかという駆け引きが物語の大きな見どころになっています。
イディオム・定型句
〜に譲歩する、妥協する
“We must not concede ground to our competitors.”
〜の言い分を認める
“I will concede the point to you.”
concede toを使った会話例
水曜の午後、会議室で同僚と
The client wants a 20% discount. Should we concede to their demands?
That is a big cut. If we yield to them now, they will ask for more later.
I agree. But if we do not concede to lowering the price, we might lose the deal.
Let's offer a 10% discount instead. We cannot surrender to all their terms.
Good idea. I will see if they will concede to that counteroffer.
Yes, let's hold our ground and see how they react.
文化的背景
欧米のビジネスや政治において、簡単に concede to(譲歩)することは交渉力の弱さと見なされることがあります。特にアメリカの選挙では、敗者が勝者に敗北を認めるスピーチを行うのが重要な民主主義の伝統とされています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. concede to とは?
不本意ながら相手の要求や主張に譲歩したり、屈したりすることです。『He finally conceded to their demands.(彼はついに彼らの要求に屈した)』のように、ビジネスや政治の交渉で頻出します。
Q. concede to と yield to の違いは?
concede to は事実を認めて譲るという論理的・心理的な譲歩に焦点があります。一方の yield to は物理的な力や強い感情に負けて屈する場合によく使い、『yield to temptation(誘惑に負ける)』のように表現します。
Q. concede to の後ろには何が来ますか?
demands(要求)、pressure(圧力)、wishes(願い)などの名詞が来ます。『I will not concede to such pressure.(そのような圧力には屈しない)』のように、交渉や対立の文脈でよく使われます。
Q. 選挙のニュースで concede to はどう使われますか?
選挙で対立候補に敗北を認める際によく使われます。『He conceded the election to his rival.(彼はライバルに選挙の敗北を認めた)』のように、敗北宣言の定番フレーズです。
Q. concede to の後に動詞を置くにはどうすればいいですか?
to は前置詞なので、動詞を続ける場合は動名詞(-ing)にします。『She conceded to giving him the car.(彼女は彼に車を譲ることに同意した)』のように、渋々同意するニュアンスが出ます。
CHECK QUIZ
Q: 誘惑に「負ける(屈する)」の自然な表現は?
Q: 空欄に入る適切な形は? "He finally conceded to _____ the new rules."
Q: 「圧力に屈する」の自然な表現は?