complementary
- (形)補完的な、補い合う
- (名)補色、補うもの
発音のコツ
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アクセントは中盤の「men」に置きます。最初の「com」は口をリラックスさせて「カ」に近い「コ」で発音し、続く「ple」は曖昧な音で弱く添えます。最大の難所は「men」をはっきりと高く発音した後の「tary」です。「タリ」は舌を弾きながら流れるように弱く短く発音してください。
活用形
- 複数形
- complementaries
- 名詞として「補色」「補完物」を表す場合
コアイメージ
互いの足りない部分を補い合い、全体として完全なものにすることがコアイメージです。異なるスキルや性質を持つ人・物が組み合わさる時に使います。
complementaryの意味・例文
形容詞
補完的な、補い合う
Combining in such a way as to enhance or emphasize the qualities of each other.
The two companies have complementary business models.
その2つの企業は互いを補完し合うビジネスモデルを持っています。
企業間の提携や合併の理由を説明する際によく使われます。
My wife and I have complementary personalities.
妻と私は互いを補い合う性格をしています。
性格が違うからこそ上手くいく人間関係を表現できます。
These two theories are complementary rather than contradictory.
これら2つの理論は矛盾するのではなく、むしろ補完的です。
対立するのではなく、合わせて理解すべき概念を示します。
名詞
補色、補うもの
Either of two colors that, when combined, produce white or gray.
Red and green are considered complementaries in color theory.
色彩理論において、赤と緑は補色と見なされます。
美術やデザインの分野で名詞として使われる専門的な用法です。
We must find complementaries to strengthen our current product line.
現在の製品ラインを強化するために、補完物を見つける必要があります。
既存の価値を高める追加要素を指す際に使います。
These two spices act as perfect complementaries in the dish.
この2つのスパイスは、その料理において完璧な補完物として機能します。
組み合わせて相乗効果を生むものを表現します。
語源
complementary は接頭辞 com-(完全に)と plere(満たす)から成り立っています。互いに足りない部分を完全に満たし合い、全体を一つにするという成り立ちから、現在の「補完的な」という意味に発展しました。同じ plere(満たす)の語根を持つ関連語には、complete(完全な)があります。
派生語・ファミリー
complementaryの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
complementary は互いの欠点を補い合い全体を完全なものにし、supplementary は既存のものにさらに追加して不足分を補い、alternative は既存のものに代わる別の選択肢であることを表します。
よくある間違い
× The hotel offers complementary breakfast. ○ The hotel offers complimentary breakfast. → 「無料の」という意味ではスペルが i の complimentary を使います。発音は同じなので注意が必要です。
× Their skills are complementary with each other. ○ Their skills are complementary to each other. → complementary は前置詞 to と結びついて「〜を補完する」と表現するのが自然です。
コラム
豆知識
complement(補完)と compliment(称賛)は、どちらもラテン語の complere(満たす)を語源としています。前者は「物理的に足りないものを満たす」、後者は「相手の自尊心を満たす」という異なる方向に意味が発展した興味深い単語です。発音が同じなので注意しましょう。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは、自社製品と相性の良い他社製品を complementary products(補完財)と呼びます。例えば、コーヒーメーカーとコーヒー豆のように、一緒に使うことで互いの価値が高まる商品の関係性を表す際によく登場する実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
映画やドキュメンタリー作品では、異なる性格の二人が協力して困難を乗り越える様子を complementary relationship(補完関係)と表現することがよくあります。バディもの(相棒作品)における、互いの弱点をカバーし合う関係性の描写に欠かせない言葉です。
イディオム・定型句
互いに補完し合う
“Their working styles are complementary to each other.”
補完医療
“Many patients explore complementary medicine for pain relief.”
補完的な役割を果たす
“The new software plays a complementary role in our system.”
complementaryを使った会話例
採用面接後のミーティングで
The new candidate has complementary skills to our team.
Yes, her design background is a great addition.
We really need someone to play a complementary role to the engineers.
Exactly. I think she and John would be highly compatible.
Should we make her an offer instead of looking for an alternative?
Let's do it. She will definitely complete our team.
文化的背景
ビジネスシーンで「多様性(ダイバーシティ)」が重視される現代の英米企業では、異なる強みを持つ人材が集まる complementary team(補完的なチーム)が高く評価されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. complementary とは?
互いの足りない部分を補い合い、全体として完全なものにする性質のことです。『They have complementary skills.(彼らは補完し合うスキルを持っている)』のように、ビジネスや人間関係でよく使われます。
Q. complementary と supplementary の違いは?
complementary は互いに欠けを補い合う関係です。一方の supplementary は、既存のものに「追加する」関係です。『supplementary materials(補足資料)』のように、付け足すニュアンスが強くなります。
Q. ビジネスで complementary はどう使いますか?
異なる強みを持つ企業同士の提携や、チームメンバーのスキルを表現する際に使います。『Our companies offer complementary services.(私たちの会社は補完的なサービスを提供している)』のように使います。
Q. complimentary(無料の)との違いはどう覚えますか?
e の complementary は complete(完全にする)と同じ語源なので「補完」と覚えます。i の complimentary は「I(私)を褒めてくれる」と連想すると、称賛や無料サービスのイメージと結びつきやすくなります。
Q. complementary colors とはどういう意味ですか?
美術やデザインの用語で「補色」を意味します。『Red and green are complementary colors.』のように、色相環で正反対に位置し、組み合わせると互いを引き立て合う色のペアを指します。
CHECK QUIZ
Q: 「基本給に対する『追加の手当』」を表す自然な表現は?
Q: ホテルの「無料の朝食」を表す正しいスペルは?
Q: 「彼らのスキルは互いに補完し合っている」の自然な表現は?