collateral
- (名)担保、抵当
- (形)副次的な、付随する
発音のコツ
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collateral は第2音節の「læ」にアクセントを置きます。口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出してください。最初の「co」は力を抜いた曖昧な「カ」になります。後半の「teral」は舌を丸める「r」と前歯の裏につける「l」が連続するため、「タラル」のように滑らかに繋げて発音しましょう。
活用形
- 複数形
- collaterals
- 主に傍系親族や、複数の担保物件を指す場合に使います。
コアイメージ
主たるものに付随して寄り添うことがコアイメージです。借入の際に差し出す「担保」や、本来の目的に付随して起こる「副次的な」事象を表現する時に使います。
collateralの意味・例文
名詞
担保、抵当
Property or something valuable that you promise to give to someone if you cannot pay back money that you borrow.
He used his house as collateral for the bank loan.
彼は自宅を担保にして銀行から融資を受けました。
use A as collateral で「A を担保として使う」という定番の表現です。
The bank requires sufficient collateral before approving the mortgage.
銀行は住宅ローンを承認する前に十分な担保を要求します。
金融機関が融資条件として担保を求める文脈で頻出します。
They failed to provide additional collateral to cover the debt.
彼らは負債を補填するための追加担保を提供できませんでした。
provide collateral は契約書や公式文書でよく使われる表現です。
形容詞
副次的な、付随する
Secondary or connected but less important, or happening as a result of something else.
We must consider the collateral effects of this new policy.
私たちはこの新政策の副次的な影響を考慮しなければなりません。
主目的とは別に生じる二次的な影響や結果を指します。
The researcher discovered a collateral benefit to the treatment.
研究者はその治療法に付随する利益を発見しました。
意図していなかった有益な副作用などを表現する時に使います。
Are there any collateral costs we need to prepare for?
私たちが準備しておくべき付随的な費用はありますか?
メインの費用以外にかかる追加のコストを指す表現です。
語源
collateral は接頭辞 com-(共に)と lateralis(側面)から成り立っています。主たるものの「側面に共にある」という成り立ちから「付随する」という意味になり、さらに借金に付随する「担保」へと発展しました。同じ latus(側面)の語根を持つ関連語には、lateral(側面の)があります。
派生語・ファミリー
collateralの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
collateral は借入の際に差し出す具体的な資産を、security は担保や保証手段全般を広く指し、guarantee は人が責任を負う約束や品質保証を意味します。
よくある間違い
× He offered a collateral to the bank. ○ He offered collateral to the bank. → collateral は「担保」という意味では不可算名詞なので、a を付けません。
× The storm caused collateral damage. ○ The storm caused massive damage. → collateral damage は「巻き添え被害」を指し、自然災害の直接的な被害には使いません。
コラム
豆知識
語源の「共に(com-)+側面(lateralis)」から分かるように、本来は「本流から分かれた傍系」を指す言葉でした。そこから「本債務の横に添えておくもの」として「担保」という意味が生まれ、現代の金融用語として定着しました。
リアルな使われ方
日常会話やニュースで最も耳にするのは、名詞の「担保」よりも collateral damage(巻き添え被害)というフレーズです。元々は軍事用語ですが、企業買収やリストラなどで関係ない部署が被害を被る際にも比喩的に使われます。
映画・音楽での使われ方
2004 年のトム・クルーズ主演映画『コラテラル(Collateral)』は、平凡なタクシー運転手が殺し屋の仕事に巻き込まれるサスペンスです。タイトルは「巻き添え」や「副次的な出来事」を意味しており、主人公の不条理な状況を見事に表しています。
イディオム・定型句
巻き添え被害、副次的損害
“The civilian casualties were dismissed as collateral damage.”
〜を担保として差し出す
“She decided to put her house up as collateral.”
collateralを使った会話例
銀行の会議室で、融資の相談
We can approve the loan, but you need to provide some collateral.
I understand. I can put up my commercial property as collateral.
That works perfectly. We will also need a personal guarantee from you.
No problem. Are there any collateral fees I should know about?
There is a standard appraisal fee, but it is a minor expense.
Great. Please send me the paperwork by tomorrow morning.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。アメリカの金融や不動産取引においては、個人のクレジットスコアと同等かそれ以上に、確実な collateral(物的担保)の有無が融資の決定を大きく左右します。
よくある質問
Q. collateral とは?
借入の際に差し出す「担保」や、主たるものに付随する「副次的な」ことを意味します。『He used his house as collateral.(彼は家を担保にした)』のように使います。
Q. collateral damage とはどういう意味ですか?
本来の標的ではない一般市民や施設が受ける「巻き添え被害」を指す軍事用語です。ビジネス等でも『We must minimize collateral damage.(副次的被害を最小限に抑えねばならない)』と比喩的に使われます。
Q. collateral と guarantee の違いは?
collateral は家など「具体的な資産」を差し出す物的担保を指します。一方 guarantee は『a one-year guarantee(1年保証)』のように、品質保証や人が責任を負う約束を意味します。
Q. collateral は数えられますか?
「担保」という意味で使う場合、基本的に不可算名詞(数えられない名詞)として扱います。『We do not have enough collateral.(十分な担保がない)』のように、複数形の s や冠詞の a は付けません。
Q. 形容詞の collateral を言い換えると?
「副次的な」という意味の場合は、secondary や incidental に言い換えられます。『collateral effects(副次的影響)』は『secondary effects』と言い換えると、より一般的な表現になります。
CHECK QUIZ
Q: 銀行に「融資の物的担保」として家を差し出す場合、最適な単語は?
Q: 「家を担保にする」の自然な表現は?
Q: ニュースで「collateral damage」と報道された場合、何が起きた?