cognitive
- (形)認知の、認識の
発音のコツ
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cognitive は最初の「カ(cog)」にアクセントを置きます。「カ」は口を縦に大きく開け、喉の奥から発音します。続く「ni」は力を抜いて「ナ」と「ニ」の中間のような曖昧な音(シュワー)にし、「tive」は下唇を軽く噛んで有声音の「v」で終わります。「コグニティブ」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
コアイメージ
脳内で情報を処理し、理解・記憶・判断する「知的・精神的な働き」に関わることがコアイメージです。心理学、医療、教育などの専門的な場面や、人間の記憶力や思考力について論理的に話す時に使います。
cognitiveの意味・例文
形容詞
認知の、認識の
relating to the mental process of knowing, learning, and understanding things.
As people age, their cognitive abilities may decline.
人が年をとるにつれて、認知能力は低下するかもしれません。
加齢に伴う脳の機能変化を説明する際によく使われます。
The study focuses on early cognitive development in children.
その研究は子供の初期の認知発達に焦点を当てています。
発達心理学や教育の分野で頻出する表現です。
We need to reduce the cognitive load on our users.
ユーザーの認知的負荷を減らす必要があります。
IT業界で、直感的なデザインの重要性を語る時に使います。
Playing chess is a great way to improve cognitive skills.
チェスをすることは、認知スキルを向上させる素晴らしい方法です。
思考力や記憶力を鍛える文脈で日常的にも使われます。
語源
cognitive は接頭辞 co-(完全に)とラテン語の gnoscere(知る)から成り立っています。物事を「完全に知る」という成り立ちから、情報を処理して深く理解する「認知の」という意味に発展しました。同じ gnoscere(知る)の語根を持つ関連語には、recognize(認識する、見分ける)があります。
派生語・ファミリー
cognitiveの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
cognitive は脳が情報を処理して理解するプロセスに関わり、mental は感情を含む精神や心全般にかかわり、intellectual は高い知性や学問的な論理的思考力を表します。
よくある間違い
× They care about physical and cognitive health. ○ They care about physical and mental health. → 身体に対する「心の健康」には mental を使います。cognitive は脳の情報処理機能を指します。
× He has a high cognitive. ○ He has high cognitive ability. → cognitive は形容詞なので、直後に ability や function などの名詞を補って使います。
コラム
豆知識
cognitive は接頭辞 co-(完全に)とラテン語の gnoscere(知る)を語源とし、recognize(認識する)や ignore(無視する)と同じルーツを持っています。哲学者のデカルトが残した有名な言葉「Cogito, ergo sum(我思う、ゆえに我あり)」の cogito も、この語根から生まれた言葉です。
リアルな使われ方
ビジネスやマーケティングの現場では、cognitive bias(認知バイアス)という表現が頻出します。消費者が無意識に特定のブランドを選んでしまう心理など、人間の非合理的な判断プロセスを説明する際によく使われる実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2011 年の映画『リミットレス(Limitless)』では、脳の cognitive abilities(認知能力)を 100% 引き出す謎の薬が登場します。人間の記憶力や情報処理能力の限界というテーマが、この単語の本来の意味を分かりやすく伝えてくれます。
イディオム・定型句
認知バイアス、思考の偏り
“Everyone is susceptible to cognitive bias.”
認知不協和
“The new policy created cognitive dissonance among the staff.”
認知行動療法
“She is undergoing cognitive behavioral therapy for anxiety.”
cognitiveを使った会話例
月曜の午後、会議室で同僚と
Users are complaining that the new app is difficult to navigate.
The interface has too much information, causing a high cognitive load.
I agree. It might be exceeding their cognitive processing limits.
Yes. We need to simplify the design to reduce their mental stress.
Exactly. Let's create an intuitive UI that doesn't require high cognitive skills.
Sounds good. Let's avoid any cognitive bias and just follow the data.
文化的背景
近年、欧米のビジネスやIT業界では、ユーザーの「認知的負荷(cognitive load)」を減らすデザインが非常に重視されています。心理学の専門用語から、日常的なビジネス用語としても定着しつつある言葉です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. cognitive とは?
脳が情報を処理し、理解・記憶・判断する「認知の」という意味の形容詞です。『cognitive development(認知発達)』のように、心理学や教育、医療などの分野で頻出します。
Q. cognitive と mental の違いは?
mental は「心・精神」全般を指すのに対し、cognitive は「脳の情報処理プロセス」に限定されます。『mental health(心の健康)』と『cognitive function(認知機能)』のように使い分けます。
Q. cognitive は日常会話でも使われますか?
基本的には専門用語ですが、最近は日常でも使われます。『Everyone has a cognitive bias.(誰にでも認知バイアスがある)』のように、人間の思考の癖を語る場面でよく登場します。
Q. cognitive を使った有名な心理学用語は?
『cognitive dissonance(認知不協和)』が代表的です。『He experienced cognitive dissonance.』のように、自分の信念と行動が矛盾した時に感じる不快感を表します。
Q. どのような名詞と一緒に使われることが多いですか?
能力や発達を表す名詞と相性が良いです。『cognitive skills(認知スキル)』や『cognitive decline(認知機能の低下)』のように、脳の働きの変化を説明する際に使います。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は精神的な病気を抱えている」の自然な表現は?
Q: 「ユーザーの認知的負荷を減らす」の自然な表現は?
Q: 空欄に入る適切な語は? As people age, their ( ) abilities may decline.