clever
- (形)賢い、機転が利く
- (形)巧妙な、気の利いた
- (形)ずる賢い、抜け目のない
発音のコツ
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clever の最初の「cl」は、舌先を上の前歯の裏にしっかり押し当てて「ク」と「ル」を同時に出すイメージで発音します。続く「e」は日本語の「エ」より少し口を大きく開けます。後半の「v」は下唇を軽く噛むのではなく、上の前歯を下唇の裏側に軽く当てて息を摩擦させます。最後の「er」は舌を丸めながら曖昧な音で終わらせましょう。
活用形
- 比較級
- cleverer
- 最上級
- cleverest
コアイメージ
頭の回転が速く、機転が利くことがコアイメージです。問題に対して巧妙な解決策を見つけたり、手先が器用だったりする時に使います。
cleverの意味・例文
形容詞
賢い、機転が利く
Quick to understand, learn, and devise or apply ideas.
My daughter is a clever girl who learns quickly.
私の娘は物覚えが早く賢い女の子です。
子供の賢さや物覚えの良さを褒める時によく使います。
The student made a clever observation during the lecture.
その学生は講義中に鋭い観察をしました。
頭の回転の速さからくる鋭い指摘を表せます。
We need a clever strategy to beat the competition.
競合に勝つためには巧妙な戦略が必要です。
機転を利かせた優れた計画に対して使います。
巧妙な、気の利いた
Showing skill, ingenuity, or originality in design or execution.
That is a clever gadget for opening bottles.
それはボトルを開けるための気の利いた道具ですね。
アイデアや設計が優れている物に対して使います。
I love the clever design of this app.
このアプリの巧妙なデザインが大好きです。
独創的で使いやすいものに対する称賛として使えます。
The company launched a clever marketing campaign.
その企業は巧妙なマーケティングキャンペーンを展開しました。
人目を引く巧みな手法を表現できます。
ずる賢い、抜け目のない
Cunning or showing a deceptive kind of intelligence.
The fraudster used a clever trick to steal money.
その詐欺師はお金を盗むために巧妙な手口を使いました。
悪意のある巧妙さやずる賢さを表す文脈です。
He is too clever to be caught easily.
彼はずる賢いので簡単には捕まりません。
相手の裏をかくような賢さを指摘する際に使います。
The lawyer's clever argument confused the jury.
弁護士の抜け目のない主張が陪審員を混乱させました。
巧みに論点をすり替えるような場面にも適しています。
語源
clever は中英語の cliver(掴むのが上手い)に由来するとされています。もともとは「手先が器用に動く」ことを表していましたが、そこから「頭の回転が速い」という知的な器用さへと意味が発展しました。同じく「掴む」というイメージを持つ関連語には、claw(動物の爪)があります。
派生語・ファミリー
cleverの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
clever は機転が利き頭の回転が速いこと、intelligent は高い知能や論理的思考力を持つこと、smart は要領が良く状況判断に優れていることを表します。
よくある間違い
× He is a very clever physicist. ○ He is a very intelligent physicist. → 学術的や専門的な高い知能には intelligent を使います。clever は日常的な機転の良さを表すため不自然です。
× She is clever in fixing machines. ○ She is clever at fixing machines. → 「〜が得意だ」「〜が器用だ」と特定の分野を指定する時は、前置詞 at や with を使います。in を使うのは不自然です。
コラム
豆知識
clever の語源は中英語の cliver(掴むのが上手い)にあります。もともとは「手先が器用である」ことを表す言葉でしたが、時代が下るにつれて「頭の回転が速い」「知的に器用である」という意味へと変化しました。現在でも clever with one's hands(手先が器用だ)という表現に当時の名残が見られます。
リアルな使われ方
アメリカの日常会話で That's clever. と言うと、「なるほど、よく考えたね」と独創的なアイデアを面白がるニュアンスになります。ただし、真面目なビジネスの場で提案に対して使うと、「小手先のテクニックだ」と軽く見ているように受け取られることもあるため注意が必要です。
映画・音楽での使われ方
1993 年の大ヒット映画『ジュラシック・パーク』には、「Clever girl(賢いお嬢ちゃん)」という非常に有名なセリフが登場します。これは、狩猟監視員がヴェロキラプトルという恐竜の恐るべき知能と巧妙な罠に気づき、死の直前に放った言葉です。恐竜の抜け目のなさを表現するのに clever が見事に使われています。
イディオム・定型句
利口ぶって、小賢しい
“His comments were too clever by half.”
知ったかぶりをする人
“Don't be such a clever clogs.”
cleverを使った会話例
水曜の午後、プロジェクトの会議室で
We need a clever solution to reduce the production cost.
How about using the new recycled materials?
That is a smart idea. It will save us money.
Yes, but the supplier is quite clever, so be careful.
True. We cannot fall for a clever trick.
I will negotiate with them. I am good at this.
I know. You are highly intelligent with numbers.
Thanks. Let's hope my cleverness pays off this time.
文化的背景
イギリス英語において clever は、子供の賢さや学校での成績の良さを褒める一般的な言葉として日常的に使われます。しかしアメリカ英語では「ずる賢い」「抜け目ない」といったネガティブなニュアンスを含むことが多いため、褒める際は smart を使うのが無難です。
よくある質問
Q. clever とは?
頭の回転が速く、機転が利くことを表す形容詞です。『She is a clever student.(彼女は賢い学生です)』のように、物覚えの良さや巧妙なアイデアを褒める時によく使います。
Q. clever と smart の違いは?
clever は機転の良さや独創性を強調します。一方の smart は状況判断の的確さや要領の良さに重点があり、『That is a smart choice.(それは賢明な選択だ)』のように実用的な賢さを表します。
Q. イギリス英語とアメリカ英語で違いはありますか?
はい、イギリス英語では純粋に「賢い」という褒め言葉として頻出します。しかしアメリカ英語では『He is too clever.(彼はずる賢い)』のようにネガティブな響きを持つことがあり、注意が必要です。
Q. clever の後に続く前置詞は何ですか?
at や with がよく使われます。『He is clever at math.(彼は数学が得意だ)』や『She is clever with her hands.(彼女は手先が器用だ)』のように表現します。
Q. 物のデザインに対して clever を使えますか?
はい、使えます。機能的で気の利いた工夫がされている物に対して『This is a clever gadget.(これは気の利いた道具だ)』のように言うと、設計の良さを称賛できます。
CHECK QUIZ
Q: 「彼はノーベル賞を受賞した偉大な物理学者だ」に適した単語は?
Q: 「彼女は手先が器用だ」の自然な表現は?
Q: アメリカ英語で「He is too clever.」と言った場合、どういう意味になりやすい?