clearly
- (副)はっきりと、明快に
- (副)明らかに、どう見ても
発音のコツ
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clearly は最初の「cl」で舌先を上の前歯の裏に当てて「ク」と「ル」を同時に出すイメージで発音します。続く母音の「ea(ɪə)」は「イ」と「ア」の中間のような二重母音で、口をリラックスさせて響かせます。最後の「ly(li)」は再び舌先を前歯の裏につけ、軽く「リ」と添えるように発音しましょう。
コアイメージ
物事の輪郭や意味が明瞭で、疑いの余地がない状態がコアイメージです。視覚的に対象がはっきり見える時や、論理や意図を相手に誤解なく伝えたい時に使います。
clearlyの意味・例文
副詞
はっきりと、明快に
In a way that is easy to see, hear, read, or understand.
I can hear you clearly now.
今はあなたの声がはっきりと聞こえます。
電話や会話で音声が鮮明な時に使います。
Please state your name and address clearly.
氏名と住所をはっきりと述べてください。
相手に誤解を与えないよう明瞭に伝える文脈で使います。
The author clearly explains the complex theory.
著者はその複雑な理論を明快に説明しています。
文章や説明が分かりやすいことを評価する際に適しています。
明らかに、どう見ても
Without any doubt; obviously.
The new policy is clearly a failure.
新しい政策はどう見ても失敗です。
誰の目にも明らかで疑いの余地がないことを強調します。
He is clearly upset about the results.
彼は明らかにその結果に腹を立てています。
相手の態度や感情が手に取るように分かる状況で使います。
We clearly need more time to finish this.
これを終わらせるには明らかに時間がもっと必要です。
客観的な事実に基づき、確信を持って主張する時に便利です。
語源
clearly は形容詞の clear(澄んだ、明らかな)に、副詞を作る接尾辞 -ly がついた単語です。語源はラテン語の clarus(明るい、澄んだ)に遡ります。視界を遮るものがなく「明るく澄んでいる」状態から、比喩的に「理解しやすい」「疑いがない」という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語には、clarify(明確にする)があります。
派生語・ファミリー
clearlyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
clearly は視覚や論理が明快で分かりやすいことを、obviously は誰の目にも事実が明らかであることを、plainly は飾り気がなく単純明快であることを表します。
よくある間違い
× I clearly the problem. ○ I clearly understand the problem. → clearly は副詞なので、動詞のように目的語を直接とることはできません。
× The sky is clearly. ○ The sky is clear. → 空が晴れているという名詞の状態を説明する時は、副詞ではなく形容詞の clear を使います。
コラム
豆知識
clearly の語源であるラテン語の clarus は、もともと「明るい」「輝かしい」という意味を持っていました。そこから「音が澄んでいる」状態を表すようになり、最終的に「意味がはっきりしている」という現代の用法にたどり着きました。視覚的な明るさが、論理的な明快さに繋がるのは興味深い変化です。
リアルな使われ方
ネイティブは日常会話で、相手の言っていることがよく分かった時に「I hear you clearly.(はっきりと聞こえています=よく分かります)」と表現することがあります。また、文頭に置いて「Clearly, ...(どう見ても〜だ)」と話し手の確信を伝える使い方も、ビジネス会議やニュースで頻出します。
映画・音楽での使われ方
1993年のヒット曲、ジミー・クリフの『I Can See Clearly Now』は、困難を乗り越えた後の晴れやかな心情を歌った名曲です。「I can see clearly now, the rain is gone(雨が上がり、今ははっきりと見える)」という歌詞は、視界の明瞭さが心の晴れやかさを象徴しています。
イディオム・定型句
冷静に考える、頭を働かせる
“I need some sleep to think clearly.”
簡潔明瞭に
“Please write your report clearly and concisely.”
私の記憶が正しければ
“If I remember clearly, we met last year.”
clearlyを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Did you read the new guidelines for the project?
Yes, but some parts are not clearly explained.
I agree. The budget section is obviously confusing.
We should ask the manager to state the rules clearly.
Good idea. We need to think clearly before starting.
I will send him an email to clarify the details.
Please write it clearly and concisely.
Don't worry. I will make sure everything is easy to understand.
文化的背景
英語圏のビジネスやアカデミックな場面では、ハイコンテクストな察し合いよりも、言葉にして clearly に(明確に)意思疎通することが強く求められます。そのため、相手の説明を評価する際にもよく登場します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. clearly とは?
物事の輪郭や意味が明瞭で、疑いの余地がないことを表す副詞です。『I can see it clearly.(はっきりと見えます)』のように、視覚や理解が明快な場面で使います。
Q. clearly と obviously の違いは?
clearly は視覚や論理が明快で理解しやすいことに重点があります。一方の obviously は『He is obviously angry.(彼は明らかに怒っている)』のように、状況から見て事実が明白であることに重点があります。
Q. clearly は文頭でも使えますか?
はい、文全体の状況を評価する際に文頭で使えます。『Clearly, we have a problem.(明らかに、私たちには問題がある)』のように、話し手の確信や判断を強調する時に便利です。
Q. clearly の位置はどこに置くべきですか?
動詞を修飾する場合は動詞の後ろや目的語の後ろに置きます。『She explained the rules clearly.(彼女はルールを明確に説明した)』のように、動作がどのように行われたかを示すのが一般的です。
Q. clearly をフォーマルに言い換えると?
より学術的・論理的な文脈では explicitly に言い換えられます。『The terms are explicitly stated.(条件は明示されている)』のように、隠し立てなく明白に示されているニュアンスが強まります。
CHECK QUIZ
Q: 誰の目にも明らかな事実として「彼は『明らかに』嘘をついている」と言う場合、最適な副詞は?
Q: 「空がはっきりと晴れている」の自然な表現は?
Q: 「Clearly, we made a mistake.」の Clearly の役割は?