chimney

  • ()煙突
  • ()(岩などの)縦の割れ目
UK/ˈtʃɪmni/

発音のコツ

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chimney の発音は /ˈtʃɪmni/ です。「チムニー」とカタカナで平坦に読まず、最初の「チ」にアクセントを置きます。「ch」は唇を丸めて息を強く破裂させる「チ」の音です。続く「m」は唇をしっかり閉じて鼻から音を抜き、その直後の「n」は舌先を上の歯茎の裏に当てて発音します。唇を閉じた状態から舌を動かす素早い移動を意識してください。

活用形

複数形
chimneys

コアイメージ

煙やガスを外部へ逃がすための縦に伸びた管がコアイメージです。家や工場の屋根から突き出ている煙突や、サンタクロースが通る場所を表現したい時に使います。

chimneyの意味・例文

名詞

可算

煙突

A vertical pipe that allows smoke from a fire to pass out of a building.

日常会話

Smoke was rising from the chimney of the old cottage.

古いコテージの煙突から煙が上がっていました。

家屋の煙突を描写する最も一般的な使い方です。

ニュース

The factory plans to demolish its tall concrete chimneys next month.

その工場は来月、コンクリート製の高い煙突を取り壊す予定です。

工場の巨大な排気筒を指す際にも使われます。

SNS・カジュアル

I wonder how Santa fits down such a narrow chimney.

サンタはどうやってあんな狭い煙突を通り抜けるのか不思議です。

クリスマスの話題で頻繁に登場する表現です。

可算

(岩などの)縦の割れ目

A vertical cleft in a cliff or rock face that a climber can fit into.

アカデミック

Volcanic gas escaped through a deep chimney in the earth's crust.

火山ガスが地殻の深い縦の割れ目から逃げていきました。

地質学において、マグマやガスの通り道(火道)を指します。

日常会話

The climber slowly ascended the narrow rock chimney.

登山者は岩の狭いチムニーをゆっくりと登りました。

登山用語として、人が入れるサイズの縦の割れ目を指します。

語源

chimney は、ギリシャ語の kaminos(炉、オーブン)からラテン語の caminus となり、フランス語経由で英語に入りました。もともとは火を燃やす「炉」そのものを指していましたが、時代とともにそこから煙を逃がすための「煙突」の部分を意味するように発展しました。同じ語根を持つ関連語には、現代でも屋外用の壺型暖炉を指す chiminea があります。

派生語・ファミリー

名詞chimneystack
名詞chimneypiece

chimneyの使い方

よく使う組み合わせ

smoke from a chimney (煙突からの煙)sweep a chimney (煙突を掃除する)a factory chimney (工場の煙突)a tall chimney (高い煙突)go down the chimney (煙突を降りる)

使い分け

chimney は外から見える煙突全体を、flue は煙突内部にある煙の通り道(煙道)を、stack は工場などの高く並んだ巨大な排気筒群を指します。

Santa Claus comes down the chimney.

家や建物の屋根にある煙突全体という一般的なニュアンスです。

flue

The flue needs to be cleaned before winter.

煙突内部の管や煙の通り道という専門的なニュアンスです。

Smoke poured from the factory stack.

工場や船にある、高くそびえる工業用の排気筒群を強調します。

よくある間違い

× The factory has three chimnies. ○ The factory has three chimneys. → 語尾が「母音+y(ey)」で終わる名詞の複数形は、y を i に変えずにそのまま s を付けます。

× Look at the smoke of the chimney. ○ Look at the smoke from the chimney. → 「煙突から出る煙」と出所や起点を表す場合は、of ではなく from が自然です。

コラム

豆知識

19世紀のイギリスでは、狭い煙突を掃除するために小さな子供たちが「煙突掃除人(chimney sweep)」として働かされていました。この過酷な労働は社会問題となり、後に法律で禁止されました。イギリスの歴史や文学を語る上で欠かせない事実です。

リアルな使われ方

ネイティブはタバコをたくさん吸う人を「smoke like a chimney」と表現します。煙突からもくもくと煙が出続ける様子を人間に例えたユーモラスな表現で、日常会話で非常によく使われる定番のイディオムです。

映画・音楽での使われ方

1964年の映画『メリー・ポピンズ(Mary Poppins)』には、煙突掃除人たちが屋根の上で踊る名曲「Chim Chim Cher-ee(チム・チム・チェリー)」が登場します。煙突掃除人と握手すると幸運が訪れるというイギリスの古い言い伝えが歌われています。

イディオム・定型句

イディオムsmoke like a chimney

タバコを絶え間なく吸う

My grandfather used to smoke like a chimney.

定型句go down the chimney

煙突を伝って降りる

He joked that Santa would not go down the chimney this year.

chimneyを使った会話例

冬が近づく週末、自宅のリビングで

A

It is getting cold. Should we use the fireplace tonight?

B

Good idea, but we need to check the chimney first.

A

Why? Did something get stuck in the flue?

B

Maybe. Birds sometimes build nests in there during summer.

A

I see. I will call a professional to sweep the chimney.

B

Thanks. I do not want our living room to smell like smoke.

文化的背景

アメリカやイギリスの伝統的な家屋には暖炉と煙突が備わっており、クリスマスイブにサンタクロースが煙突から入ってくるという伝承は英語圏の文化に深く根付いています。現代でも装飾として煙突を残す家が多く見られます。

よくある質問

Q. chimney とは?

煙やガスを外部へ逃がすための縦に伸びた管、つまり「煙突」のことです。『Santa Claus came down the chimney.(サンタは煙突から降りてきた)』のように、日常会話や童話でよく登場します。

Q. smoke like a chimney とはどういう意味ですか?

「煙突のように煙を出す」という直訳から転じて、「タバコを絶え間なく吸う(ヘビースモーカーである)」という意味になります。『He smokes like a chimney.』のように使われる定番のイディオムです。

Q. chimney と flue の違いは何ですか?

chimney は外から見えるレンガなどでできた煙突全体を指します。一方の flue は、その内部にある「煙の通り道(煙道)」を指す言葉です。『The bird got stuck in the flue.(鳥が煙道に挟まった)』のように使います。

Q. chimney の複数形は chimnies ですか?

いいえ、正しくは chimneys です。『We saw several factory chimneys.』のように、母音+y(ey)で終わる名詞は、y を i に変えずにそのまま s を付けるのがルールです。

Q. 登山で chimney(チムニー)という言葉を聞きますが?

はい、岩登りの用語として使われます。人がすっぽり入れるくらいの「縦に伸びた岩の割れ目」を煙突に見立てて呼んでいます。『He climbed the narrow chimney.(彼は狭いチムニーを登った)』のように使います。

CHECK QUIZ

Q: 「煙突内部の煙の通り道(煙道)」を指す最も専門的な単語は?

Q: 「彼はヘビースモーカーだ」を意味する自然なイディオムは?

Q: chimney の複数形の綴りとして正しいものはどれ?