cattle
- (名)牛、畜牛
発音のコツ
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cattle は最初の母音「æ」にアクセントを置きます。口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出してください。後半の「tle」は、舌先を上の前歯の裏につけたまま「トゥ」と弾かず、そのまま喉の奥で「ル」と響かせます。「キャトル」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- cattle
- 単数形はなく、常に複数扱いになります
コアイメージ
家畜として飼育される牛の群れ全体を指すことがコアイメージです。牧場や農業の文脈で、個別の牛ではなく集合体として牛を扱う時に使います。
cattleの意味・例文
名詞
牛、畜牛
cows and bulls kept on a farm for their meat or milk
The farmer raises a large herd of cattle.
その農家は大きな牛の群れを飼育しています。
herd of cattle で「牛の群れ」という定番の表現になります。
The price of beef cattle has increased significantly this year.
今年、肉牛の価格が大幅に上昇しました。
beef cattle(肉牛)や dairy cattle(乳牛)としてよく使われます。
Researchers are studying the environmental impact of grazing cattle.
研究者たちは牛の放牧が環境に与える影響を調査しています。
農業や環境問題に関する学術的な議論で頻繁に登場します。
語源
cattle は、ラテン語の capitale(財産、資本)に由来しています。昔の農耕社会では、牛などの家畜が最も重要な動産(財産)であったため、「財産」という元の意味から「家畜としての牛」へと発展しました。同じく「頭」や「主要なもの」を意味する語根を持つ関連語には、capital(資本、首都)があります。
派生語・ファミリー
cattleの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
cattle は集合的に牛全体を、cow は個別の雌牛(または日常的に牛全般)を、livestock は牛や豚、羊など農場で飼育される家畜全般を指します。
よくある間違い
× The cattle is grazing in the field. ○ The cattle are grazing in the field. → cattle は見た目が単数形ですが、常に複数扱いになる特別な集合名詞です。
× He owns 50 cattles on his farm. ○ He owns 50 head of cattle on his farm. → cattle 自体に複数形の s は付きません。数を数える時は head of cattle を使います。
コラム
豆知識
語源の「財産(capitale)」から派生した言葉には、cattle のほかに「chattel(動産、家財)」があります。昔は牛が最も重要な財産だったため、言葉が枝分かれして現在の形になりました。歴史的な生活様式が言葉の成り立ちに影響を与えている興味深い例です。
リアルな使われ方
ネイティブは牛の数を数える時、「five cattle」ではなく「five head of cattle」と言います。この際の head は複数形にならず単数形のまま使われるのが特徴です。農業関係者やニュース報道で頻繁に耳にする実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
西部劇映画『Red River(赤い河)』(1948年)は、テキサスからミズーリへ数千頭の牛を運ぶ「キャトル・ドライブ(cattle drive)」を描いた名作です。アメリカ開拓時代の過酷な牛追いの旅と、カウボーイたちの生き様がリアルに描かれています。
イディオム・定型句
口先ばかりで実力がない
“He talks a lot, but he is all hat and no cattle.”
牛の頭数
“We bought fifty head of cattle yesterday.”
牛追い、牛の長距離移動
“The cowboys are preparing for the long cattle drive.”
cattleを使った会話例
週末、田舎の農場を訪れた友人同士
Look at all those cattle on the hill!
Wow, there must be over a hundred head of cattle.
Are they dairy cattle or beef cattle?
I think they are dairy. The farmer sells milk to the local town.
I see. By the way, did you spot that one brown cow near the fence?
Yes! She looks very friendly. Let's go take a closer look.
文化的背景
欧米の歴史において、牛は重要な財産であり農業の基盤でした。アメリカのテキサス州など牧畜が盛んな地域では、cattle という言葉が日常的に使われ、カウボーイ文化と深く結びついています。
よくある質問
Q. cattle とは?
牧場などで飼育されている牛の群れ全体を指す名詞です。『The farmer raises dairy cattle.(その農家は乳牛を飼育している)』のように、農業や畜産の文脈で使われます。
Q. cattle と cow の違いは?
cow は個別の牛(特に雌牛)を指すのに対し、cattle は集合的に牛全体を指します。『Look at that cow!(あの牛を見て!)』のように1頭を指す場合は cow を使います。
Q. cattle は単数扱いですか、複数扱いですか?
cattle は常に複数扱いになる特別な名詞です。そのため動詞も複数形を受け、『The cattle are eating grass.(牛たちが草を食べている)』のように表現します。
Q. cattle の数を数える時はどう言いますか?
cattle には s を付けず、head を使って数えます。『They have 100 head of cattle.(彼らは100頭の牛を飼っている)』のように、head 自体も複数形にしないのが特徴です。
Q. cattle を使った面白い表現はありますか?
アメリカ南部発祥の表現に、all hat and no cattle があります。『He is all hat and no cattle.(彼は口先ばかりだ)』のように、見掛け倒しの人を指す際に使われます。
CHECK QUIZ
Q: The cattle ( ) grazing in the field. 空欄に入る適切な動詞は?
Q: 「農場に1頭の牛がいる」と言う時の自然な表現は?
Q: 「彼は口先だけで実力がない」を意味するアメリカ発祥のイディオムは?