carrot

  • ()にんじん
  • ()報酬、見返り
UK/kˈɛrət/

発音のコツ

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carrot は最初の「ca」にアクセントを置きます。口を横に引きながら「キャ」と「カ」の中間の音を出してください。続く「rrot」は舌を丸めて「R」の音を作り、母音は曖昧な「ə」の音にして「ラッ」と短く発音します。「キャロット」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。

活用形

複数形
carrots

コアイメージ

先が細長くオレンジ色の根菜、または馬の鼻先にぶら下げる獲物(報酬)がコアイメージです。日常の食事や、人を動かすための魅力的な見返りを表現したい時に使います。

carrotの意味・例文

名詞

countable / uncountable

にんじん

A long, pointed, orange root vegetable.

日常会話

I like eating raw carrots with hummus.

生のにんじんをフムスと一緒に食べるのが好きです。

日常の食事や料理の文脈で最も一般的な使い方です。

日常会話

Could you peel this carrot for the soup?

スープ用にこのにんじんの皮をむいてくれますか?

料理の準備をお願いする時の自然な表現です。

アカデミック

Carrots are a great source of vitamin A.

にんじんはビタミンAの素晴らしい供給源です。

栄養素や健康効果について語る際にも使われます。

可算

報酬、見返り

A reward offered to someone to encourage them to do something.

ビジネス

The company offered a financial carrot to retain employees.

会社は従業員を引き留めるために金銭的な報酬を提示しました。

ビジネスでモチベーションを高めるための見返りを指します。

ニュース

The government is using tax cuts as a carrot.

政府は減税を誘因として利用しています。

政策や交渉において相手を動かすための好条件を表します。

フォーマル

We need to provide a bigger carrot to attract investors.

投資家を引き付けるために、より大きな見返りを提供する必要があります。

相手の関心を引くための魅力的な条件というニュアンスです。

語源

carrotは古代ギリシャ語の「karoton(角)」に由来します。動物の角のように先が細く尖ったにんじんの形状から、この名前が付けられました。同じ「角」や「頭」を意味するインド・ヨーロッパ語族の語根を持つ関連語には、cerebrum(大脳)やhorn(角)などがあります。

派生語・ファミリー

形容詞carroty

carrotの使い方

よく使う組み合わせ

chop a carrot (にんじんを刻む)peel a carrot (にんじんの皮をむく)eat raw carrots (生のにんじんを食べる)offer a carrot (報酬を提示する)carrot and stick (アメとムチ)

使い分け

carrot は人を動かすための魅力的な見返りを比喩的に表し、reward は努力や成果に対する一般的な報酬を、incentive は特定の行動を促すための制度的な動機付けを指します。

They offered a bonus as a carrot.

人を釣るための魅力的な見返りというニュアンスです。

He received a reward for his hard work.

過去の正しい行いや努力に対する見返りのニュアンスです。

The government provides a tax incentive.

行動を促すための制度的、公式な刺激策のニュアンスです。

よくある間違い

× I bought two carrot. ○ I bought two carrots. → にんじんは可算名詞なので、複数の場合は必ず s を付けます。

× They used a candy and whip approach. ○ They used a carrot and stick approach. → 英語の「アメとムチ」は、馬の前にぶら下げるにんじんと叩く棒に例えられます。

コラム

豆知識

第二次世界大戦中、イギリス軍はレーダーの存在を隠すため、「パイロットの視力が良いのはにんじんをたくさん食べているからだ」という噂を流しました。このプロパガンダが、現代でも「にんじんは目に良い」と言われる理由の一つです。

リアルな使われ方

ビジネスシーンで、従業員のモチベーションを上げるためのインセンティブについて話す際、ネイティブはよく carrot という言葉を使います。dangle a carrot(報酬をちらつかせる)は、交渉やマネジメントの実践的なフレーズです。

映画・音楽での使われ方

児童文学の古典『ピーターラビット(The Tale of Peter Rabbit)』では、主人公のピーターがマグレガーさんの畑に忍び込み、にんじんを盗み食いするシーンが有名です。英語圏の子供たちにとって、にんじんはウサギの象徴的な食べ物です。

イディオム・定型句

定型句carrot and stick

アメとムチ、報酬と罰

The manager uses a carrot and stick approach.

定型句dangle a carrot

報酬をちらつかせる

He dangled a carrot to motivate the team.

carrotを使った会話例

平日の夕方、自宅のキッチンでルームメイトと

A

What are you cooking for dinner tonight?

B

I am making a beef stew. Could you chop these carrots?

A

Sure thing. By the way, did you hear about the new bonus system?

B

Yes, management is dangling a carrot to increase our sales.

A

It seems like a classic carrot and stick approach.

B

Exactly. I just hope the reward is worth the extra effort.

文化的背景

英語圏では、ウサギだけでなく馬の好物としてもにんじんがよく引き合いに出されます。そこから生まれた「carrot and stick(アメとムチ)」という表現は、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. carrot とは?

先が細長いオレンジ色の根菜、または人を動かすための報酬のことです。『I like eating raw carrots.(生のにんじんを食べるのが好きです)』のように日常会話でよく使われます。

Q. carrot を比喩的に使うとどういう意味になりますか?

馬を走らせるために鼻先にぶら下げるにんじんから転じて、「魅力的な報酬」を意味します。『They offered a carrot to the employees.(彼らは従業員に報酬を提示した)』のように使います。

Q. 「アメとムチ」は英語でどう言いますか?

英語では candy and whip ではなく、carrot and stick と表現します。『It is a carrot and stick policy.(それはアメとムチの政策だ)』のように、ビジネスや政治の文脈で頻出します。

Q. carrot は数えられる名詞ですか?

基本的に可算名詞として扱い、1本、2本と数えられます。『She bought three carrots.(彼女はにんじんを3本買った)』のように、複数形には s を付けます。

Q. carrot の比喩的な意味をフォーマルに言い換えると?

制度的な動機付けを示す incentive や、一般的な報酬を示す reward に言い換えられます。『They offered an incentive.(彼らはインセンティブを提供した)』のようにビジネス文書で使われます。

CHECK QUIZ

Q: 英語で「アメとムチ」を表す正しい組み合わせは?

Q: 「They used a carrot to persuade him.」の carrot の意味は?

Q: 「カレーににんじんを3本入れた」の自然な英語は?