brutal
- (形)残酷な、無慈悲な
- (形)非常に厳しい、過酷な
- (形)容赦ない、ありのままの
発音のコツ
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brutal は最初の母音「uː」にアクセントを置きます。唇を丸めて突き出し、舌を後ろに引いて「R」の音を作りながら「ウー」と長く伸ばしてください。続く「tal」は「タル」とハッキリ発音せず、曖昧な音で「トゥル」と軽く添えるように発音するのがコツです。カタカナの「ブルータル」と平坦にならないよう注意しましょう。
活用形
- 比較級
- brutaler
- 通常は more brutal を使いますが、稀に用いられます
- 最上級
- brutalest
- 通常は most brutal を使います
コアイメージ
獣のように情け容赦なく、残酷で厳しいことがコアイメージです。人や自然現象、事実などが非常に厳しく、全く手加減がない状態を表したい時に使います。
brutalの意味・例文
形容詞
残酷な、無慈悲な
cruel, violent, and completely without feelings
The police are investigating a brutal murder in the city.
警察は市内で起きた残酷な殺人事件を捜査しています。
暴力的な犯罪や攻撃を表現する際によく使われます。
The documentary showed the brutal reality of the war.
そのドキュメンタリーは戦争の無慈悲な現実を映し出しました。
歴史上の出来事や紛争の悲惨さを強調します。
He was a brutal dictator who oppressed his people.
彼は国民を弾圧する残酷な独裁者でした。
情け容赦のない人物の性格を表す時に使います。
非常に厳しい、過酷な
punishingly hard, demanding, or uncomfortable
We experienced a brutal winter with heavy snow.
私たちは大雪の過酷な冬を経験しました。
耐えがたいほどの厳しい天候や気温を表します。
The team survived a brutal schedule to finish the project.
チームはプロジェクトを終わらせるために過酷なスケジュールを乗り切りました。
肉体的・精神的にきつい仕事や状況に使います。
That workout was brutal, but I feel great now.
あのトレーニングはきつかったですが、今はとても気分が良いです。
誇張して「マジできつい」と言いたい時にも便利です。
容赦ない、ありのままの
direct and clear about something unpleasant
The manager gave us some brutal feedback on the presentation.
マネージャーはプレゼンに対して容赦ないフィードバックをくれました。
手加減のない厳しい評価や意見を表します。
I need you to tell me the brutal truth.
私にありのままの残酷な真実を教えてほしいのです。
受け入れがたい事実をストレートに伝える場面で使います。
We must face the brutal facts of the economic crisis.
私たちは経済危機の容赦ない事実に直面しなければなりません。
目を背けられない厳しい現実を強調します。
語源
brutal はラテン語の brutus(理性のない、鈍重な)を語源としています。もともとは動物的な性質を表していましたが、そこから理性を欠いた「獣のような残酷さ」へと意味が発展しました。同じ語源を持つ関連語には、brute(獣、残忍な人)があります。
派生語・ファミリー
brutalの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
brutal は情け容赦のない暴力的な激しさを、cruel は他人に苦痛を与えることを意図的に楽しむ残酷さを、savage は野蛮でコントロールが効かない荒々しさを表します。
よくある間違い
× The exam was brutal difficult. ○ The exam was brutally difficult. → brutal は形容詞なので、他の形容詞を修飾する場合は副詞の brutally を使います。
× He is brutal to animals. ○ He is cruel to animals. → 弱い者いじめや動物虐待など、意図的に苦痛を与える残酷さには cruel が自然です。
コラム
豆知識
brutal の語源は、ラテン語で「理性のない」「鈍重な」を意味する brutus です。古代ローマの政治家マルクス・ユニウス・ブルトゥス(Brutus)がカエサルを暗殺した際の有名な言葉「ブルータス、お前もか(Et tu, Brute?)」にもこの名が登場します。ここから「獣のような残酷さ」という意味に発展しました。
リアルな使われ方
ネイティブは肉体的な苦痛だけでなく、精神的にきつい時にも brutal を多用します。例えば、ひどい二日酔いの朝や過酷な試験の後に「That was brutal.(マジできつかった)」と言います。日常的な愚痴をこぼす際の便利な表現として、SNSや会話で頻繁に登場します。
映画・音楽での使われ方
オリヴィア・ロドリゴのヒット曲『brutal』では、10代の若者が抱える不安や社会の厳しさが歌われています。「It's brutal out here(ここは過酷な世界だ)」という歌詞は、理不尽で容赦ない現実に対する若者の率直な感情を見事に表現しており、大きな共感を呼びました。
イディオム・定型句
相手を傷つけるほどの容赦ない正直さ
“I appreciate your brutal honesty.”
受け入れがたい残酷な真実
“You need to face the brutal truth.”
非常に過酷で厳しいスケジュール
“We survived a brutal schedule this week.”
brutalを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you have a good weekend?
Not really. It was a brutal weekend because I worked until midnight.
That sounds exhausting. Did you finish the project?
Barely. But the feedback from the client was brutal.
They always make cruel comments, don't they?
Yes. But their brutal honesty helped us find the real issues.
That is a positive way to look at it. Is this week going to be tough?
Yes, I am expecting another brutal schedule.
文化的背景
英語圏では、犯罪などの残酷さだけでなく、スポーツの過酷な競争や厳しい天候を表現する際にも brutal が日常的に使われます。若者の間では「ひどく疲れた」「最悪だった」と誇張して使うことも多く、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. brutal とは?
獣のように情け容赦なく、残酷で厳しいことを表す形容詞です。『It was a brutal winter.(過酷な冬だった)』のように、天候や状況の厳しさを表現する際にも使われます。
Q. brutal と cruel の違いは?
brutal は手加減のない激しい厳しさを表し、自然現象にも使えます。一方の cruel は『a cruel joke(残酷な冗談)』のように、意図的に人に苦痛を与える冷酷さに重点があります。
Q. brutal は日常会話でどのように使いますか?
肉体的・精神的にひどく疲れた時や、過酷な状況を誇張する時に使います。『That workout was brutal.(あの筋トレはマジできつかった)』のように、カジュアルな場面でも頻出します。
Q. brutal の副詞形はどのように使いますか?
副詞の brutally は、他の形容詞を修飾して「容赦なく〜だ」と強調する時に使います。『To be brutally honest, ...(率直に言わせてもらうと)』は会話で非常に便利な定型句です。
Q. brutal を使った有名な表現は?
『brutal honesty(容赦ない正直さ)』が代表的です。『I appreciate your brutal honesty.』のように、耳の痛い意見をはっきり言ってくれた相手に感謝する時などに使われます。
CHECK QUIZ
Q: 他人が苦しむのを「意図的に楽しむ」残酷さを表すのに最適な形容詞は?
Q: 「To be brutally honest, ...」の会話でのニュアンスは?