become

  • ()〜になる
  • ()(服などが)似合う
UK/bɪˈkʌm/

発音のコツ

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become は最初の「be」を弱く発音し、後半の「come」にアクセントを置きます。「ビ」は日本語より力を抜き、曖昧な「ィ」の音にします。「come」の母音 /ʌ/ は、口を少し開けて短く「ア」と発音してください。「ビカム」と平坦なカタカナ読みにならず、後半を強く短く言い切るのがポイントです。

活用形

三単現
becomes
進行形(-ing)
becoming
過去形
became
過去分詞
become

コアイメージ

「ある状態や性質に変化して行き着くこと」がコアイメージです。職業に就いたり、新しい状況に変わったりするプロセスを客観的に表現したい時に使います。

becomeの意味・例文

動詞

自動詞

〜になる

To start to be something; to change into a new state.

日常会話

She studied hard to become a doctor.

彼女は医者になるために一生懸命勉強しました。

職業や身分など、長期的な変化を表す際によく使われます。

ビジネス

This issue has become a top priority for our team.

この問題は私たちのチームにとって最優先事項になりました。

状況や重要性が変化したことを客観的に伝えます。

ニュース

The small startup quickly became a global company.

その小さなスタートアップはすぐにグローバル企業になりました。

規模や性質が大きく成長・変化するプロセスを表します。

アカデミック

Water becomes ice when it freezes.

水は凍ると氷になります。

科学的な事実や物質の変化を説明する時に適しています。

他動詞

(服などが)似合う

To look attractive on someone; to be appropriate for someone.

フォーマル

That elegant dress really becomes you.

その上品なドレスはあなたにとてもよく似合っています。

人や物を直接目的語にとり、上品に褒める表現です。

日常会話

Short hair becomes her perfectly.

短い髪型が彼女に完璧に似合っています。

外見の魅力が引き立っていることを伝えます。

アカデミック

Such behavior does not become a professional researcher.

そのような振る舞いはプロの研究者にふさわしくありません。

否定文で使うと「〜にふさわしくない」という意味になります。

語源

become は古英語の becuman が語源で、接頭辞の be-(完全に)と cuman(来る)から成り立っています。ある状態に完全に「行き着く」という成り立ちから、時間が経って「〜になる」という現在の意味へと発展しました。同じ cuman(来る)の語根を持つ関連語には、現代英語の come(来る)があります。

派生語・ファミリー

形容詞becoming
副詞becomingly

becomeの使い方

よく使う組み合わせ

become a reality (現実になる)become clear (明らかになる)become aware of (〜に気づく)become popular (人気になる)become involved in (〜に関わる)

使い分け

become は客観的で永続的な状態の変化を、get は日常会話で使われる一時的な変化を、turn は色や年齢など別の性質への明確な変化を表します。

She wants to become a doctor.

客観的で長期的な変化のニュアンスです。

It is getting dark outside.

日常的で一時的な変化のニュアンスです。

The leaves turn red in autumn.

色や性質がはっきりと変わるニュアンスです。

よくある間違い

× I became to like jazz. ○ I came to like jazz. → become は直後に to不定詞をとれません。「〜するようになる」は come to do を使います。

× The dress becomes to you. ○ The dress becomes you. → 「似合う」という意味の become は他動詞なので、前置詞を置かずに直接目的語をとります。

コラム

豆知識

語源の be- には「完全に」という意味があります。そのため、become は単に「来る」だけでなく「ある状態に完全に行き着く」というニュアンスを持ちます。昔は物理的に「ある場所に到着する」という意味でも使われていましたが、現代では状態の変化を表す言葉として定着しました。

リアルな使われ方

ネイティブは日常会話で「〜になる」と言う時、become よりも get を多用します。しかし、職業に就く場合は別です。「I want to get a doctor」とは言わず、必ず「I want to become a doctor」と言います。身分や職業の長期的な変化には become が適しています。

映画・音楽での使われ方

2018 年に出版されたミシェル・オバマの回顧録『Becoming(マイ・ストーリー)』は世界的なベストセラーになりました。このタイトルは、彼女が自分自身を見つめ直し、常に成長し「変化し続ける」プロセスを美しく表現しています。

イディオム・定型句

定型句what becomes of

(人や物事は)どうなるのか

What will become of our plan?

定型句become a thing of the past

過去のものになる

Paper tickets will become a thing of the past.

定型句become second nature

完全に身につく、習慣になる

Driving has become second nature to me.

becomeを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

The new software has become much easier to use.

B

That is great news. I hope it does not get too complicated with updates.

A

Do not worry. The manual will become a great help for everyone.

B

Perfect. Many manual processes will become a thing of the past.

A

Exactly. By the way, that blue tie really becomes you.

B

Thank you. I bought it last weekend.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。日常会話のカジュアルな場面では get が好まれることもありますが、フォーマルな場面や書き言葉では become が選ばれる傾向があり、ビジネス文書やニュース報道で頻繁に登場する信頼感のある単語です。

よくある質問

Q. become とは?

ある状態や性質に変化して行き着くことです。『She became a teacher.(彼女は教師になった)』のように、職業や新しい状況への変化を表す際によく使われます。

Q. become と get の違いは?

become はフォーマルで永続的な変化を表すことが多く、get は日常会話で一時的・感情的な変化によく使われます。『I got angry.(怒った)』のように言うのが自然です。

Q. become の後に動詞を置けますか?

become の直後に動詞の原形や to不定詞を置くことはできません。「〜するようになる」と言いたい場合は、『I came to understand it.(理解できるようになった)』のように come to を使います。

Q. become は「似合う」という意味でも使えますか?

はい、服や髪型がその人に合っている時に使えます。『That color becomes you.(その色はあなたに似合っている)』のように、ややフォーマルで上品な褒め言葉として機能します。

Q. become of とはどういう意味ですか?

「〜はどうなってしまうのか」と人や物事の行く末を案じる時に使います。『What will become of him?(彼はどうなってしまうのだろう)』のように、疑問詞の what と一緒に使われるのが定番です。

CHECK QUIZ

Q: 「医者になりたい」と言う時の自然な動詞は?

Q: 「ジャズが好きになった」の正しい表現は?

Q: 「That short haircut becomes you.」の意味は?