be propped up against
- (動)〜に立てかけられている
- (動)(枕などに)もたれかかっている
発音のコツ
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propped の語尾の ed は無声音の /t/ と発音されます。続く up の母音 /ʌ/ と音が繋がり(リンキング)、「プロップタップ」のように発音するのが自然です。また、against は最初の a が弱く短い曖昧母音の /ə/ になり、/génst/ の部分にアクセントが置かれます。平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- is propped up against
- 主語が三人称単数・現在形の場合
- 進行形(-ing)
- being propped up against
- 進行形や動名詞として使う場合
- 過去形
- was propped up against
- 主語が単数・過去形の場合
- 過去分詞
- been propped up against
- 完了形で使う場合
コアイメージ
倒れないように下から支えられ、何かに寄りかかっている状態がコアイメージです。自転車やはしごなどが壁や木に立てかけられている場面を描写する時に使います。
be propped up againstの意味・例文
動詞
〜に立てかけられている
Placed so as to lean against something for support.
The ladder is propped up against the wall.
はしごが壁に立てかけられています。
壁などの垂直な面に立てかける際の最も標準的な表現です。
The presentation boards were propped up against the whiteboard.
プレゼン用のボードがホワイトボードに立てかけられていました。
オフィスで備品が置かれている状態を描写できます。
I left my guitar propped up against the amp.
ギターをアンプに立てかけたままにしておいた。
leave A propped up against で「A を立てかけたままにする」となります。
(枕などに)もたれかかっている
Supported in a sitting or leaning position.
He was propped up against several pillows in bed.
彼はベッドでいくつかの枕にもたれかかっていました。
自力ではなくクッションなどに体を預けている状態を表します。
The injured man was propped up against the tree.
負傷した男性は木にもたれかかって座っていました。
怪我などで自力で座れない人が支えられている場面で使われます。
The patient is propped up against the backrest.
患者は背もたれに寄りかかって体を支えられています。
医療現場などで患者の姿勢を説明する際にも適しています。
語源
prop(支柱、下から支える)、up(しっかりと)、against(〜に接触して)の3要素から成り立っています。倒れないように下から支え、対象物に寄りかからせている状態から「立てかける」という意味に発展しました。同じ prop(前へ推進する・支える)の語根を持つ関連語には、propeller(プロペラ)があります。
派生語・ファミリー
be propped up againstの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
be propped up against は倒れないよう意図的に支えられており、lean against は人や物が単に寄りかかっている状態で、rest against は物が何かに接触して静かに置かれている状態を表します。
“The ladder is propped up against the roof.”
→ 倒れないように意図的な支えを伴って立てかけられているニュアンスです。
“The broom is resting against the counter.”
→ もたれかかって静かに置かれている状態を客観的に表します。
よくある間違い
× The bicycle is propped up against to the wall. ○ The bicycle is propped up against the wall. → against は前置詞なので、直後に名詞を置きます。to を重ねる必要はありません。
× The ladder is propped up on the wall. ○ The ladder is propped up against the wall. → 垂直な面(壁など)に立てかける場合は on ではなく against を使います。
コラム
豆知識
演劇や映画で使われる「小道具」をプロップ(prop)と呼びますが、これは property(所有物)の略語であり、動詞の prop(支える)とは語源が異なります。偶然同じ綴りになった面白い例です。
リアルな使われ方
TOEIC のリスニングセクション(特に Part 1 の写真描写)では、「壁に立てかけられたはしごや自転車」を描写する表現として be propped up against が定番の引っかけ・正解フレーズとして頻出するため、受験者は必修です。
映画・音楽での使われ方
映画『マトリックス (The Matrix)』などのアクション映画では、戦闘後に負傷したキャラクターが壁に寄りかかって座るシーンで、He was propped up against the wall. といった描写がスクリプトで頻繁に使われます。
イディオム・定型句
(傾いたものや経済を)支援する
“The government tried to prop up the failing economy.”
つっかえ棒をして開けたままにする
“Use this brick to prop open the door.”
(困難や壁に)直面している
“We are up against a very strong opponent.”
be propped up againstを使った会話例
週末の午後、家の庭で近所の人と
Did you see the ladder that is propped up against the building?
Yes, the roofers are working on it today.
It looks a bit unstable. Should we prop up the base?
No need. It is safely resting against the gutter.
Good. By the way, my bike is propped up against the back fence.
I will make sure not to hit it when I park my car.
文化的背景
欧米では家の修理や庭の手入れを自分で行う DIY(Do It Yourself)文化が根付いており、はしごや工具が壁に立てかけられている風景が日常的に見られます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. be propped up against とは?
倒れないように下から支えられ、何かに寄りかかっている状態のことです。『The ladder is propped up against the wall.(はしごが壁に立てかけられている)』のように使います。
Q. be propped up against と lean against の違いは?
lean against は自発的な寄りかかりを含む幅広い状態を表します。一方の be propped up against は、倒れないよう「意図的に支えられている」という物理的な安定感を強調します。『He is leaning against the wall.(彼は壁に寄りかかっている)』と人によく使います。
Q. TOEIC ではどのような場面で出題されますか?
Part 1 の写真描写問題で頻出します。『A bicycle is propped up against a fence.(自転車がフェンスに立てかけられている)』のように、外に置かれた物の状態を描写する正解の選択肢としてよく狙われます。
Q. 人に対しても使うことはできますか?
はい、病気や怪我などで自力で座れない人が、クッションなどに支えられている状態を表す時に使います。『She was propped up against the pillows.(彼女は枕にもたれかかっていた)』のように表現します。
Q. prop up 単体ではどのような意味になりますか?
物理的な支えだけでなく、低迷している経済や企業を「支援する・テコ入れする」という意味でビジネスニュースに頻出します。『The central bank propped up the currency.(中央銀行が通貨を下支えした)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「ほうきがキャビネットに立てかけられている」の自然な表現は?
Q: 自ら壁に寄りかかって休んでいる「人」を描写するのに最も自然な動詞は?
Q: 「The government propped up the bank.」の意味は?