averse
- (形)嫌って、反対して
発音のコツ
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averse は最初の母音を弱く発音し、第2音節の「ver」にアクセントを置きます。唇を軽く丸めて「ヴ」の音を出し、舌をどこにもつけずに「ァー」と伸ばす /vɜːr/ の音がポイントです。最後の「se」は無声音の /s/ で、息を摩擦させて「ス」と抜くように発音してください。
コアイメージ
強い嫌悪感や反対する気持ちを持っていることがコアイメージです。何かをやりたがらない時や、特定の物事に対して強い抵抗感を示したい時に使います。
averseの意味・例文
形容詞
嫌って、反対して
having a strong dislike of or opposition to something
We are not averse to taking risks if necessary.
私たちは必要であればリスクを取ることに反対ではありません。
not averse to で「〜に反対ではない、やぶさかではない」という頻出表現になります。
She is strongly averse to waking up early.
彼女は早起きするのを強く嫌がります。
日常的な行動に対する強い抵抗感を表す際にも使えます。
Investors are generally averse to uncertainty in the market.
投資家は一般的に、市場の不確実性を嫌います。
金融や経済の文脈で、不確実性やリスクを避ける傾向を説明する時に適しています。
語源
averse は、接頭辞 ab-(離れて)とラテン語の vertere(向ける)から成り立っています。対象から顔や体を背けて反対方向を向くという動作から、心理的に「嫌悪している」「反対している」という意味へと発展しました。同じ vertere(向ける)の語根を持つ関連語には、reverse(逆転する)があります。
派生語・ファミリー
averseの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
averse は特定の物事に対して強い嫌悪感や反対の気持ちを持ち、opposed は意見や計画に対して明確に反対する態度を示し、reluctant は気が進まずしぶしぶ行動する様子を表します。
よくある間違い
× I am averse against the new policy. ○ I am averse to the new policy. → averse は前置詞 to と結びついて「〜に反対して」を表します。against は使いません。
× She is averse to wake up early. ○ She is averse to waking up early. → averse to の to は前置詞なので、後ろには動詞の原形ではなく名詞や動名詞が続きます。
コラム
豆知識
averse と非常に似た単語に adverse(有害な、不利な)があります。どちらもラテン語の vertere(向ける)を語源としていますが、averse は「人が背を向ける(嫌がる)」という心理状態を表すのに対し、adverse は「状況が逆風になる」という客観的な状態を表します。ネイティブでも混同しやすい単語です。
リアルな使われ方
日常会話では、I am not averse to 〜 という二重否定の形でよく使われます。「〜してもよい」「やぶさかではない」という控えめな前向きさを表す便利な表現です。例えば、飲み会に誘われた時に I'm not averse to a beer.(ビール1杯なら悪くないね)のように、少し洒落た返答として活躍します。
映画・音楽での使われ方
金融界やスタートアップの文化を描いた海外ドラマ『ビリオンズ(Billions)』などの作品では、risk-averse という言葉が頻繁に飛び交います。大胆な投資家たちの中で、リスクを恐れて行動できない保守的な人物を揶揄したり、堅実な戦略を評価したりする際に、心理戦の重要なキーワードとして使われています。
イディオム・定型句
〜に反対ではない、〜してもよい
“I am not averse to having another cup of coffee.”
リスクを嫌う、リスク回避型の
“Traditional banks are generally risk-averse.”
averseを使った会話例
月曜の午後、オフィスで同僚と
Have you reviewed the new investment plan?
Yes. However, our CEO is averse to taking such high risks.
True. He has always been a risk-averse leader.
But I am not averse to the core concept of this project.
I agree. If we can minimize the risks, he might change his mind.
Let's gather more data so he won't be reluctant to approve it.
Good idea. Let's show him it is a solid strategy.
Right. I will start preparing the report today.
文化的背景
イギリス英語でもアメリカ英語でも意味や使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。特にビジネスや金融の分野で「risk-averse(リスク回避型)」という表現が好んで用いられ、保守的な意思決定を説明する際によく登場します。
よくある質問
Q. averse とは?
特定の物事に対して強い嫌悪感や反対の気持ちを持っていることを表す形容詞です。『He is averse to taking risks.(彼はリスクを取ることを嫌がる)』のように、抵抗感を示す場面で使います。
Q. averse はどのような文脈でよく使われますか?
否定文やビジネスの文脈で頻繁に使われます。『I am not averse to the idea.(そのアイデアに反対ではありません)』のように、not averse to の形で「やぶさかではない」と婉曲に賛意を示す使い方が定番です。
Q. averse と adverse の違いは?
averse は「人が〜を嫌って」という心理状態を表し、adverse は「状況や条件が不利な・有害な」を表します。『adverse weather conditions(悪天候)』のように、adverse は人以外の名詞を修飾する際に使います。
Q. averse to の後はどのような形が続きますか?
averse to の to は前置詞であるため、後ろには名詞や動名詞(-ing)が続きます。『She is averse to traveling alone.(彼女は一人旅を嫌がる)』のように、動詞の原形を置かないよう注意が必要です。
Q. ビジネスでよく聞く risk-averse とは?
損失を恐れて安全な選択を好む「リスク回避型の」という意味です。『Japanese companies tend to be risk-averse.(日本の企業はリスクを避ける傾向がある)』のように、投資や経営のスタイルを語る際に必ず登場します。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は変化を嫌う」の自然な表現は?
Q: 「私は人前で話すのが嫌いだ」の正しい英文は?
Q: 「悪天候のためフライトがキャンセルされた」の空所に入る語は? Due to ( ) weather conditions...