assuage
- (動)(感情や苦痛を)和らげる
- (動)(渇きや食欲を)満たす
発音のコツ
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assuage は真ん中の「sweɪ」にアクセントを置きます。最初の「a」は力を抜いた曖昧な「ア」にし、続く「suage」は唇を少し丸めてから「ウェイ」と二重母音を響かせます。最後の「ge」は舌先を上顎につけて息をこらえ、摩擦させながら「ヂュ」と濁らせて終わります。カタカナの「スウェイジ」と平坦にならないよう注意してください。
活用形
- 三単現
- assuages
- 進行形(-ing)
- assuaging
- 過去形
- assuaged
- 過去分詞
- assuaged
コアイメージ
不快な感情や激しい欲求を甘く穏やかに落ち着かせることがコアイメージです。不安や苦痛を和らげたり、渇きや空腹を満たしたりしたい時に使います。
assuageの意味・例文
動詞
(感情や苦痛を)和らげる
To make an unpleasant feeling less intense.
The government tried to assuage the public's fears.
政府は国民の不安を和らげようとしました。
ニュース報道で大衆の不安や怒りを静める際によく使われます。
We must take action to assuage our clients' concerns.
顧客の懸念を静めるため、行動を起こさなければなりません。
ビジネスシーンで相手の懸念や疑念を払拭する際に適しています。
The medication helped to assuage the patient's severe pain.
その薬は患者の激しい痛みを和らげるのに役立ちました。
肉体的な苦痛を穏やかに軽減する文脈でも使用可能です。
(渇きや食欲を)満たす
To satisfy an appetite or desire.
A glass of cold water will assuage your thirst.
冷たい水を一杯飲めば、喉の渇きが癒えるでしょう。
渇き(thirst)などの生理的欲求を満たす定型表現です。
They ate some berries to assuage their hunger.
彼らは空腹を満たすために木の実を食べました。
飢え(hunger)を一時的にしのぐ場面で使われます。
Nothing could assuage his desire for revenge.
何事も彼の復讐心を満たすことはできませんでした。
強い欲望や欲求を満たして落ち着かせるという意味合いを持ちます。
語源
assuage は接頭辞 ad-(〜へ向ける)と、ラテン語の suavis(甘い、心地よい)から成り立っています。不快な状況に対して甘く心地よいものを向け、穏やかな状態にするという成り立ちから、「(感情を)和らげる」という意味に発展しました。同じ suavis(甘い)の語根を持つ関連語には、sweet(甘い)や suave(温和な)があります。
派生語・ファミリー
assuageの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
assuage は感情や欲求を穏やかに静め、relieve は痛みや負担を取り除いて楽にし、alleviate は問題や苦痛の程度を部分的に軽減して扱いやすくします。
よくある間違い
× The rain assuaged the fire. ○ The rain put out the fire. → assuage は感情や欲求に対して使います。物理的な火や現象を静める場合には使いません。
× He tried to assuage to her anger. ○ He tried to assuage her anger. → assuage は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに目的語をとります。
コラム
豆知識
assuage の語源であるラテン語の suavis(甘い)は、英語の sweet と同じ印欧語根に遡ります。つまり、苦痛や怒りといった「苦い」感情に対して、「甘い」言葉や態度でなだめるという心理的アプローチが、この単語の根本に流れています。語源からイメージを膨らませると覚えやすくなります。
リアルな使われ方
政治家や企業の広報担当者が、世間のパニックや不満を鎮める際によく使います。ニュース記事では「assuage public anger(大衆の怒りを静める)」や「assuage investor concerns(投資家の懸念を払拭する)」という形で頻繁に登場する実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
名作小説『アラバマ物語(To Kill a Mockingbird)』の冒頭は、主人公の兄が腕を骨折し、その怪我が治って「彼の骨折への恐怖が和らいだ(his fears of never being able to play football were assuaged)」という一文から始まります。美しい文学的表現として有名です。
イディオム・定型句
良心をなだめる、罪悪感を和らげる
“He donated money to assuage his conscience.”
渇きを癒す
“She drank water to assuage her thirst.”
assuageを使った会話例
金曜の午後、オフィスで同僚と
Have you heard about the upcoming restructuring? Everyone is worried.
Yes. The CEO sent an email to assuage our fears.
Did it work? I still feel a bit anxious.
It helped to alleviate some concerns, but not entirely.
We need more transparency to truly assuage the team's doubts.
Exactly. Let's hope the town hall meeting next week will clarify things.
I hope so. Anyway, let's grab a coffee to assuage our stress.
Good idea. I could use a break right now.
文化的背景
assuage は日常のカジュアルな会話よりも、政治家のスピーチやニュース報道、文学作品などで好まれる、ややフォーマルで知的な響きを持つ単語です。大衆の不安や投資家の懸念を払拭するような公的な場面で活躍します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. assuage とは?
不快な感情や欲求を穏やかに静めることです。『He tried to assuage her grief.(彼は彼女の悲しみを和らげようとした)』のように、フォーマルな文脈でよく使われます。
Q. assuage はどんな名詞と一緒に使われますか?
fear(恐れ)、guilt(罪悪感)、concern(懸念)など、ネガティブな感情を表す名詞とよく結びつきます。『assuage public fears(大衆の不安を和らげる)』はニュースで頻出する表現です。
Q. assuage と ease の違いは?
ease はより日常的で幅広い苦痛や困難を和らげる時に使います。一方の assuage はよりフォーマルで、特に精神的な負担を静めることに重点があり、『assuage his guilt(彼の罪悪感を和らげる)』のように使います。
Q. assuage の発音の注意点は?
後半の「suage(スウェイジ)」の母音がポイントです。『I need to assuage my thirst.』と発音する際、「スエイジ」とはっきり二重母音にし、最後は「ジ」と濁って終わります。
Q. assuage をカジュアルに言い換えると?
日常会話では calm down(落ち着かせる)や satisfy(満たす)がよく使われます。『assuage my hunger』は『satisfy my hunger(空腹を満たす)』と言い換えると自然です。
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CHECK QUIZ
Q: 「頭痛を素早く和らげる」のに最適な動詞は?
Q: 「罪悪感を和らげる」の自然な表現は?
Q: 「A glass of water assuaged his thirst.」の意味は?