as to
- (前)〜について、〜に関して
- (前)〜について言えば
発音のコツ
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as の母音は弱形のシュワー /ə/ になりやすく、to も弱形の /tə/ になることが多いのが特徴です。強調する時以外は「アズ・トゥー」とはっきり発音せず、「əztə(アズタ)」のように短く軽く添えるイメージで発音します。特に as の s は有声音の /z/ になりますが、次の t に引かれて少し弱まることがあります。
コアイメージ
特定の話題に焦点を当て、「〜に関して言えば」と明確に切り出すことがコアイメージです。複数の話題がある中で特定のテーマについて言及する時や、疑問詞の前に置いて内容を補足する時に使います。
as toの意味・例文
前置詞
〜について、〜に関して
about; relating to; concerning
Researchers remain divided as to whether the treatment is effective.
その治療法が効果的かどうかについて、研究者たちの意見は分かれたままです。
whether などの疑問詞の前に置いて焦点を明確にします。
We have no information as to the cause of the system failure.
システム障害の原因に関する情報は入っていません。
名詞句の前に置いて、何についての情報かを補足します。
I am unsure as to what I should do next.
次に何をすべきかについて、確信が持てません。
about よりも少し硬い表現ですが、日常会話でもよく使われます。
〜について言えば
used to introduce a new topic or to refer to something
As to your request, we will review it and reply shortly.
あなたのご要望につきましては、確認のうえ追ってご返答いたします。
文頭に置いて、特定の話題を丁寧に切り出す時に使います。
As to the budget, we need to discuss it further tomorrow.
予算に関して言えば、明日さらに話し合う必要があります。
会議などで新しい議題を提示する際に便利です。
As to where we should go, I have no preference.
どこに行くかについては、特に希望はありません。
文頭でも疑問詞節を伴って使うことができます。
語源
as to は「〜の通りに」を示す as と、方向を示す to から成り立っています。特定の事柄「へ向かって」焦点を当てて言及するという成り立ちから、現在の「〜に関して」という意味に発展しました。同じく as を使って話題を切り出す関連表現には、as for(〜について言えば)があります。
派生語・ファミリー
as toの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
as to は疑問詞の前に置いて焦点を明確にし、about は日常的で幅広く使い、regarding はビジネスや公式な場面で特定の件について言及します。
よくある間違い
× I am unsure as to that he will come. ○ I am unsure as to whether he will come. → as to の後ろには that 節ではなく、whether などの疑問詞や名詞を置きます。
× He gave advice as to about the schedule. ○ He gave advice as to the schedule. → as to と about はどちらも「〜について」を表すため、重ねて使うことはできません。
コラム
豆知識
as to は 14 世紀ごろから使われ始めた表現です。もともとは「〜の通りに」を示す as と、方向を示す to が組み合わさって「〜の方向へ向かって」という物理的な意味合いを持っていました。そこから「特定の話題へ向かって焦点を当てる」という比喩的な使い方に変化し、現代の「〜に関して」という意味に定着しました。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、疑問詞の前に置いて as to what / as to how の形で非常によく使われます。例えば「I have no clue as to how it happened.(どうしてそうなったのか全く分からない)」のように、単に about を使うよりも「その点について」と焦点を強調したい時に便利な定型表現です。
映画・音楽での使われ方
映画『The Matrix(マトリックス)』などの SF 作品では、真実や現実の定義に関する複雑な議論が展開されます。そのような場面で「There is no doubt as to what is real.(何が現実かについて疑いはない)」のように、哲学的なテーマを強調して語る際に as to が効果的に使われることがあります。
イディオム・定型句
〜するために、〜する目的で
“He left early so as to catch the train.”
〜かどうかについて
“There is some doubt as to whether it is true.”
どのように〜するかについて
“She gave me tips as to how to study.”
as toを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Have we made a decision as to the new software?
Not yet. There is still an argument as to whether it is necessary.
I see. Regarding the budget, do we have enough funds?
Yes, the manager left clear instructions as to how to allocate it.
That is good to hear. I will prepare the documents so as to speed up the process.
Thanks. We should finalize everything by Wednesday.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。特にビジネス文書や学術論文など、フォーマルな文脈で情報を整理して提示する際に好まれる表現であり、日常会話ではよりシンプルな about が選ばれる傾向があります。
よくある質問
Q. as to とは?
特定の話題について言及する際に「〜に関して」という意味を表す群前置詞です。『He was unsure as to what to do.(彼は何をすべきか迷っていた)』のように、疑問詞の前に置いて焦点を明確にする時によく使われます。
Q. as to と as for の違いは?
as to は疑問詞や名詞の前に置いて焦点を絞り、as for は新しい話題を対比的に持ち出す時に使います。『As for me, I disagree.(私としては反対です)』のように、as for は文頭で人や物を強調するのに適しています。
Q. as to の後ろには何が来ますか?
前置詞なので名詞、動名詞、または疑問詞(what, how, whether など)で始まる名詞節が来ます。『instructions as to how to use it(使い方の指示)』のように、疑問詞の前に置いて内容を補足する形が頻出します。
Q. as to は文頭で使えますか?
はい、使えます。文頭に置くことで「〜に関して言えば」と話題を強調して切り出すことができます。『As to your first question, the answer is yes.(最初の質問に関してですが、答えはイエスです)』のように使います。
Q. as to をフォーマルに言い換えると?
regarding や concerning に言い換えると、よりフォーマルでプロフェッショナルな印象になります。『We have an inquiry regarding the contract.(契約に関する問い合わせがあります)』のように表現できます。
CHECK QUIZ
Q: 「会議の開催方法に関する指示」の自然な表現は?
Q: 文頭で「私について言えば」と新しい話題を対比的に出す表現は?
Q: 「so as to」が持つ意味はどれ?