as a whole
- (副)全体として、総じて
発音のコツ
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as a whole は複数の単語が繋がって発音されます。as の a は弱く「ァ」、s は「ズ」と濁り、次の a「ァ」とリンキングして「アザ」のように繋がります。whole は唇を丸めて「ホゥ」と前に突き出し、最後に舌先を上の前歯の裏につけて「ル」と響かせます。「アズ・ア・ホール」と切らずに、流れるように一息で発音するのがポイントです。
活用形
- 複数形
- wholes
- 構成語 whole が名詞として使われる場合の複数形
コアイメージ
個々の要素をバラバラに見るのではなく、すべてをまとめた一つの単位として捉えることがコアイメージです。細かい部分の良し悪しよりも、総合的な視点で物事を評価したり議論したりする時に使います。
as a wholeの意味・例文
副詞
全体として、総じて
Considered as one group or unit, rather than in parts.
We need to evaluate the project as a whole.
私たちはプロジェクト全体を評価する必要があります。
個々の要素ではなく全体を一つの単位として見る使い方です。
The research benefits society as a whole.
その研究は社会全体に利益をもたらします。
society as a whole で「社会全体」という定番表現です。
The industry as a whole is facing new challenges.
業界全体が新たな課題に直面しています。
大きな主語の直後に置いて全体像を強調します。
I like the movie as a whole, despite some flaws.
いくつか欠点はありますが、映画全体としては好きです。
細かい欠点に目をつぶって全体を評価する際に便利です。
語源
as a whole に含まれる whole は、古英語の hal(無傷の、健康な、完全な)に由来します。欠けている部分がなく、すべてが揃って一つの塊を成しているという成り立ちから、「全体として」という意味に発展しました。同じ hal の語根を持つ関連語には、health(健康)や heal(治癒する)があります。
派生語・ファミリー
as a wholeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
as a whole は個々の要素ではなく全体を一つのまとまりとして捉え、overall は細部を考慮した上で総合的に判断し、in general は例外を認めつつ一般的な傾向を述べます。
よくある間違い
× We need to support the society as whole. ○ We need to support society as a whole. → whole の前には冠詞の a が必要です。また、一般的な社会を指す society は無冠詞で使います。
× The team as a whole are performing well. ○ The team as a whole is performing well. → as a whole は全体を一つの単位として捉えるため、主語が単数なら動詞も単数形 is で受けます。
コラム
豆知識
whole の語源は古英語の hal で、「健康な」「無傷の」「完全な」という意味を持っていました。ここから派生した言葉には heal(治癒する)や health(健康)があります。全体が欠けることなく揃っている状態が「健康」であるという感覚が、as a whole という言葉にも根付いています。
リアルな使われ方
ネイティブは、個別の問題にとらわれず広い視野を持つべき時にこの表現をよく使います。例えば society as a whole(社会全体)や the industry as a whole(業界全体)のように、大きな主語の後ろに置いて強調する使い方が定番です。議論を一段高い視点に引き上げる効果があります。
映画・音楽での使われ方
映画『マトリックス(The Matrix)』などのSF作品では、人類やシステムを the system as a whole と俯瞰して語るシーンが頻出します。個々の人間の感情ではなく、プログラムや社会全体を一つの単位として捉えるAIの特徴的な視点を表現する際に、このフレーズが効果的に使われています。
イディオム・定型句
概して、全体的に見て
“On the whole, the event was quite successful.”
原則として、一般的に
“As a general rule, we do not accept returns.”
すべて、一切合切
“He went to the store and bought the whole nine yards.”
as a wholeを使った会話例
金曜の午後、オフィスで同僚と
How did the client like our presentation?
They had a few minor concerns, but they liked the proposal as a whole.
That's great news. Should we fix those minor points now?
Yes, but let's make sure the changes don't affect the system as a whole.
Good point. Overall, I think we are in a strong position.
I agree. Let's review the details on Monday.
Perfect. Have a great weekend!
You too!
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。個人の意見よりも組織や社会といった大きな視点が求められる現代において、ニュースやビジネスシーンで非常に好まれる表現です。多様な要素を一つのまとまりとして扱う際に重宝されます。
よくある質問
Q. as a whole とは?
個々の要素を別々に見るのではなく、すべてをまとめた一つの単位として捉える副詞句です。『We should consider the company as a whole.(会社全体を考慮すべきだ)』のように使います。
Q. as a whole と on the whole の違いは?
as a whole は「全体を一つのまとまりとして」という意味で名詞の直後に置かれます。一方の on the whole は「概して」という意味で、『On the whole, it was good.(概して良かった)』のように文頭で使われます。
Q. as a whole は文のどこに置きますか?
修飾したい名詞の直後に置くのが最も一般的です。『the industry as a whole(業界全体)』のように、大きな主語や目的語を強調する際に使われます。文末に置いて文全体を修飾することもあります。
Q. as a whole を1語で言い換えると?
文脈によりますが、全体が協力していることを示す場合は collectively に言い換えられます。『The team collectively achieved the goal.(チーム全体で目標を達成した)』のように使います。
Q. ビジネスシーンで as a whole はよく使われますか?
非常に頻繁に使われます。特定の部署だけでなく会社全体の利益を語る際に便利です。『This policy benefits the organization as a whole.(この方針は組織全体に有益だ)』のように、広い視野を示せます。
CHECK QUIZ
Q: 「社会全体」を英語で自然に表現すると?
Q: 「細かい点を除いて総合的に判断する」ニュアンスで最適な語は?
Q: 「The team as a whole is responsible.」の意味は?
