ambivalence

  • ()相反する感情、ためらい
UK/æmˈbɪvələns/

発音のコツ

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ambivalence は第2音節の「bɪ」にアクセントを置きます。「アンビヴァレンス」と平坦に読まず、「ビ」を強く発音します。語頭の am は口を軽く開けた「ア」と「エ」の中間音で、v は上の歯で下唇を軽く押さえて摩擦音を出します。最後の ce は /s/ で息だけを吐いて終わるように注意してください。

活用形

複数形
ambivalences
具体的な葛藤の事例を指す場合に複数形になります

コアイメージ

2つの相反する感情や考えを同時に持っている状態がコアイメージです。何かに対して好きと嫌い、賛成と反対など、心が揺れ動いて決められない時に使います。

ambivalenceの意味・例文

名詞

不可算

相反する感情、ためらい

The state of having mixed feelings or contradictory ideas about something or someone.

日常会話

I feel a lot of ambivalence about moving to a new city.

新しい街へ引っ越すことに対して、強い迷いを感じています。

変化に対する複雑な心境を表す時によく使います。

ビジネス

There is some ambivalence among the staff regarding the new policy.

新しい方針に関して、スタッフの間には賛否両論の感情があります。

組織内での意見の対立や戸惑いを表すのに適しています。

アカデミック

The novel explores the protagonist's ambivalence toward her family.

その小説は、家族に対する主人公の愛憎入り交じった感情を探求しています。

文学や心理学の文脈で愛と憎しみの共存を表す際によく登場します。

ニュース

Voters showed deep ambivalence toward the proposed tax reforms.

有権者は提案された税制改革に対して深い葛藤を示しました。

政治や社会問題に対する市民の複雑な態度を描写します。

語源

ambivalence は接頭辞の ambi-(両方)と valere(強い、価値がある)から成り立っています。2つの異なる感情や考えが、同じくらいの強さで心の中で引っ張り合っている状態から、「相反する感情」や「ためらい」という意味に発展しました。同じ ambi-(両方)の語根を持つ関連語には、ambiguous(曖昧な)があります。

派生語・ファミリー

形容詞ambivalent

ambivalenceの使い方

よく使う組み合わせ

feel ambivalence (ためらいを感じる)express ambivalence (複雑な感情を表現する)a sense of ambivalence (ためらいの気持ち)deep ambivalence (深い迷い)moral ambivalence (道徳的な葛藤)

使い分け

ambivalence は相反する強い感情が共存する状態、uncertainty は情報不足などで確信が持てない状態、indecision は優柔不断で決断を下せない状態です。

She felt deep ambivalence about her promotion.

昇進に対して喜びと不安の相反する感情を抱くニュアンスです。

We face economic uncertainty this year.

どうなるか分からないという不確実性を表すニュアンスです。

His indecision caused the project to fail.

決断力がなく迷って決められないニュアンスです。

よくある間違い

× I have an ambivalence about the plan. ○ I feel ambivalence about the plan. → ambivalence は通常不可算名詞として扱うため、冠詞の a/an を付けずに使います。

× She showed ambivalence to the idea. ○ She showed ambivalence toward the idea. → 「〜に対する」という対象を示す時は、to よりも toward や about を使うのが自然です。

コラム

豆知識

ambivalence は1910年にスイスの精神科医オイゲン・ブロイラーによって造語された心理学用語です。当初は統合失調症の症状として「愛と憎しみ」が同時に存在する状態を指していましたが、後に一般的な心の葛藤を表す言葉として定着しました。

リアルな使われ方

日常会話では、何かに対して「好きだけど嫌い」「行きたいけど行きたくない」という複雑な心境を表現する時に使われます。カジュアルな場面では mixed feelings の方が好まれますが、フォーマルな議論や分析では ambivalence が重宝されます。

映画・音楽での使われ方

2015年のピクサー映画『インサイド・ヘッド(Inside Out)』は、人間の頭の中の感情を描いた作品です。キャラクターが成長するにつれて、喜びと悲しみが混ざり合う ambivalence の状態を学ぶ過程が、物語の重要なテーマとなっています。

イディオム・定型句

定型句a sense of ambivalence

ためらいの気持ち

He felt a deep sense of ambivalence.

定型句moral ambivalence

道徳的な葛藤

The film explores the moral ambivalence of war.

ambivalenceを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Have you made a decision about the job transfer to London?

B

Not yet. I still feel a lot of ambivalence about it.

A

I understand. It is a big opportunity, but moving is tough.

B

Exactly. I am excited, but also worried. It is a classic case of ambivalence.

A

Take your time. Indecision is better than rushing a bad choice.

B

Thanks. I want to clear this uncertainty before Monday.

文化的背景

もともとは精神分析の専門用語としてドイツ語の Ambivalenz から作られた言葉ですが、現代では一般的な葛藤を表す言葉として日常会話やビジネスでも頻出します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. ambivalence とは?

2つの相反する感情や考えを同時に持っている状態のことです。『She felt ambivalence about the offer.(彼女はそのオファーに複雑な思いを抱いた)』のように、心境の葛藤を表します。

Q. ambivalence と ambiguity の違いは?

ambivalence は人の「感情や態度」が定まらない状態を指します。一方の ambiguity は言葉や意味が「曖昧で複数に解釈できる」状態を指し、『The ambiguity of the contract is an issue.』のように使います。

Q. ambivalence はどんな前置詞と一緒に使いますか?

対象を示す about や toward と一緒に使うのが一般的です。『He has some ambivalence toward his job.(彼は仕事に対して少し迷いがある)』のように、特定の対象に対する複雑な感情を表現します。

Q. ambivalence を簡単な言葉で言い換えると?

日常会話では mixed feelings がよく使われます。『I have mixed feelings about this.(これには複雑な心境です)』と言えば、よりカジュアルに相反する感情を伝えられます。

Q. ambivalence の形容詞形はどう使いますか?

形容詞形は ambivalent で、「複雑な感情を抱いている」という意味になります。『I am ambivalent about the decision.(その決定には賛否両論の気持ちです)』のように、be ambivalent about の形で頻出します。

CHECK QUIZ

Q: 「言葉の意味が曖昧である」と言いたい時に適切な名詞は?

Q: 「その計画に対して複雑な感情を抱く」の自然な表現は?

Q: 空欄に入る自然な語は? He is ( ) about the proposal.