ambivalence

  • ()相反する感情や考えを抱くこと
UK/æmˈbɪvələns/

発音のコツ

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アクセントは第2音節の「biv」に置きます。最初の「am」は弱く発音し、続く「biv」を強く高く響かせることが重要です。後半の「-lence」は「ランス」とせず、曖昧母音を使って「ランス」と「ルンス」の中間のような音で短く添えるように発音します。全体を通して、強弱のリズムを意識すると自然に聞こえます。

活用形

複数形
ambivalences
具体的な相反する感情の事例を指す場合

コアイメージ

相反する感情や考えが心の中に同居している状態がコアイメージです。何かを決断する際や、特定の対象に対して好きと嫌いが入り混じっている時に使います。

ambivalenceの意味・例文

名詞

不可算

相反する感情や考えを抱くこと

The state of having mixed feelings or contradictory ideas about something or someone

日常会話

She felt a sense of ambivalence about moving to a new city.

彼女は新しい街へ引っ越すことに対して複雑な心境を抱いていました。

引っ越しなど大きな決断の前には、期待と不安が同居することが多いです。

ビジネス

The manager expressed some ambivalence regarding the proposed project plan.

マネージャーは提案されたプロジェクト計画について、どっちつかずの態度を示しました。

ビジネスの場では、賛成とも反対とも決めかねる慎重な姿勢を指します。

アカデミック

The study highlights the ambivalence of consumers toward sustainable products.

その研究は、持続可能な製品に対する消費者の複雑な感情を強調しています。

環境への配慮は必要だと感じつつも、価格などで迷う心理を指します。

語源

この単語は、ラテン語の接頭辞 ambi-「両方の」と、動詞 valere「強い」が組み合わさって生まれました。両方の方向から力が引っ張り合うことで、心が揺れ動く様子を表しています。同じ語源を持つ関連語には、価値があることを意味する valuable があります。相反する力が拮抗するイメージを持つと、意味を理解しやすくなります。

派生語・ファミリー

形容詞ambivalent

ambivalenceの使い方

よく使う組み合わせ

feel ambivalence (複雑な心境を抱く)express ambivalence (迷いを口にする)deep ambivalence (深い葛藤)resolve ambivalence (葛藤を解消する)show ambivalence (どっちつかずの態度を見せる)

使い分け

ambivalence は反対の感情が共存する葛藤を、uncertainty は結果や事実が不透明で確信が持てない状態を、indecision は選択肢がある中で行動を起こせずにいる優柔不断な状態を指します。

I have ambivalence about the job.

好きと嫌いなど、相反する感情が心の中で戦っている状態です。

There is uncertainty about the future.

情報不足などで先行きが不透明な時に使う客観的な言葉です。

His indecision caused a delay.

決断を下す能力や意志が欠けているという、少し否定的な響きがあります。

よくある間違い

× I am ambivalence about it. ○ I am ambivalent about it. → 名詞形ではなく形容詞の ambivalent を使います。

× It is a big ambivalence. ○ It is a feeling of ambivalence. → 不可算名詞なので a を付けず、feeling 等で補います。

コラム

豆知識

ambivalence は、20世紀の精神科医オイゲン・ブロイラーが造った言葉です。彼は統合失調症の研究において、患者の心に正反対の感情が同時に存在する現象を説明するために、ラテン語の ambi- と valere を組み合わせてこの単語を考案しました。現在では心理学の専門領域を超え、日常的な迷いや葛藤を指す言葉として広く定着しています。

リアルな使われ方

ネイティブは、単純な「迷い」よりも「相反する感情の同居」を強調したい時にこの単語を選びます。ビジネスの会議で『I'm ambivalent about this approach』と言えば、単に反対するのではなく、メリットとデメリットの両方を感じていて決めかねているという、思慮深い印象を与えられます。

映画・音楽での使われ方

映画『ゴッドファーザー』において、マイケル・コルレオーネが家業の犯罪組織と自分の正義感の間で揺れ動く姿は、まさに ambivalence の好例です。また、ザ・スミスの楽曲『Ask』などの歌詞にも見られるような、若者特有の世の中に対する複雑な感情や、物事に対するどっちつかずの心理を描写する際にも、この単語が頻繁に用いられます。

イディオム・定型句

定型句feel a sense of ambivalence

葛藤を感じる

Many people feel a sense of ambivalence today.

定型句overcome one's ambivalence

迷いを乗り越える

He finally managed to overcome his ambivalence.

ambivalenceを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Are you excited about the new project, or do you feel some ambivalence?

B

Honestly, I have a deep sense of ambivalence about it.

A

Is it because of the uncertainty regarding the budget?

B

Partly, but I'm also just ambivalent about the direction we are taking.

A

You shouldn't let your indecision stop you from speaking up.

B

You are right, I need to resolve this ambivalence soon.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。心理学的な文脈から日常的な迷いまで幅広いトーンで用いられる単語です。

よくある質問

Q. ambivalence とは?

一つの事柄に対して、正反対の感情や考えが同時に存在することを指します。例えば『I have mixed feelings about it.』のように表現します。

Q. この単語はどのような場面で使いますか?

何かを決断する際や、複雑な心境を説明する際に適しています。例えば『She showed some <<ambivalence>> toward the offer.』のように使います。

Q. uncertainty との違いは何ですか?

uncertainty は事実が不明なことへの不安ですが、ambivalence は自分の心の内側にある葛藤です。『There is much uncertainty in the market.』が典型例です。

Q. 形容詞形はありますか?

はい、ambivalent という形容詞形があります。形容詞として使う方が日常会話では自然です。『I feel ambivalent about his decision.』と使いましょう。

Q. ビジネスで使っても失礼になりませんか?

状況を客観的に分析していることを示すため、ビジネスでも使えます。例えば『We must address the team's <<ambivalence>> regarding the change.』と伝えます。

CHECK QUIZ

Q: 「不透明な状況による不安」を指す適切な語は?

Q: 空欄に入る適切な形は?『I feel ______ about the plan.』