agony

  • ()激痛、もだえ苦しみ
  • ()苦悩、苦悶
UK/ˈæɡəni/

発音のコツ

▶ 表示する

agony は最初の母音「æ」にアクセントを置きます。口を少し横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音をはっきりと出してください。続く「gə」と「ni」は力を抜いて軽く発音します。「アゴニー」と日本語の「ゴ」を強く発音しないように注意しましょう。

活用形

複数形
agonies

コアイメージ

肉体的または精神的に耐え難いほどの極限の苦痛がコアイメージです。怪我や病気による激しい痛みや、深い悲しみによる心の苦悩を表現したい時に使います。

agonyの意味・例文

名詞

uncountable / countable

激痛、もだえ苦しみ

Extreme physical pain or suffering.

日常会話

He was crying out in agony from the toothache.

彼は歯の激痛で泣き叫んでいました。

in agony(苦痛で)は日常的によく使う表現です。

ニュース

The injured driver lay in agony waiting for the ambulance.

負傷した運転手は救急車を待ちながら激痛でもだえていました。

事故の怪我などによる極限の痛みを表します。

アカデミック

The patient experienced intense physical agony before the surgery.

その患者は手術の前に強烈な肉体的激痛を経験しました。

医療の文脈でも深刻な痛みを表現する際に用います。

口語・スラング

My back is in absolute agony today.

今日は腰が信じられないくらい激痛です。

誇張してひどい痛みを伝える時にも使われます。

uncountable / countable

苦悩、苦悶

Extreme mental suffering or emotional distress.

ニュース

The parents went through agony while their child was missing.

両親は子供が行方不明の間、深い苦悩を味わいました。

精神的に耐え難い状況を表します。

フォーマル

She endured the agony of watching him leave.

彼女は彼が去っていくのを見送る心の苦痛に耐えました。

悲しみや喪失感による心の痛みに適しています。

ビジネス

Waiting for the final exam results was pure agony.

最終試験の結果を待つのは純粋な苦悩でした。

プレッシャーや不安で心が休まらない状態を表せます。

語源

ギリシャ語の「agon(競技、闘争)」が語源です。古代ギリシャの競技会で選手たちが死力を尽くして戦う「苦闘」の様子から、肉体的・精神的な「激しい苦痛」や「苦悩」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、antagonist(敵対者、悪役)があります。

派生語・ファミリー

動詞agonize
形容詞agonizing
副詞agonizingly

agonyの使い方

よく使う組み合わせ

in agony (苦痛で)prolong the agony (苦痛を長引かせる)mental agony (精神的苦悩)a cry of agony (苦痛の叫び)scream in agony (苦痛で叫ぶ)

使い分け

agony は耐え難い極限の肉体的・精神的苦痛を、pain は一般的な肉体的・精神的な痛みを、anguish は主に精神的な深い悲しみや苦悩を表します。

He was writhing in agony on the floor.

極限状態の耐え難い激痛や苦しみを強調するニュアンスです。

I have a sharp pain in my shoulder.

日常的な怪我や病気による一般的な痛みを表すニュアンスです。

She cried in anguish over the tragic news.

激しい悲しみや絶望など、精神的な苦悩に焦点を当てるニュアンスです。

よくある間違い

× He felt a big agony in his back. ○ He felt a severe pain in his back. → agony はすでに「極限の苦痛」を意味するため、一般的な背中の痛みには pain を使います。

× She was in an agony. ○ She was in agony. → in agony(苦痛で)は不可算の定型表現として使われるため、冠詞の a/an は不要です。

コラム

豆知識

agony の語源であるギリシャ語の「agon」は、もともと人々が集まる場所や競技会を意味していました。そこから、競技者が死力を尽くして戦う「苦闘」の様子が、現在の「激しい苦痛」という意味に繋がっています。

リアルな使われ方

イギリスのメディアには読者の悩み相談コーナーがあり、回答する女性コラムニストを agony aunt と呼びます。日常的な恋愛や家族の悩みを解決してくれる親しみやすい存在で、ネイティブの日常会話にもよく登場します。

映画・音楽での使われ方

アガサ・クリスティの推理小説『無実はさいなむ(Ordeal by Innocence)』の原題にある ordeal(厳しい試練)は、agony と同様に耐え難い苦難を表します。映画やドラマでも、登場人物の深い苦悩を描く場面で agony が効果的に使われます。

イディオム・定型句

定型句prolong the agony

苦しい状況を長引かせる

Just tell me the result and do not prolong the agony.

イディオムpile on the agony

苦痛を倍加させる、大げさに悲しむ

He tends to pile on the agony when he gets sick.

agonyを使った会話例

スポーツバーで友人とサッカー観戦中に

A

Did you see the star player fall? He is writhing in agony.

B

That looked terrible. I hope it is not a severe pain that ends his season.

A

The coach must be going through agony worrying about him right now.

B

Definitely. They should not prolong the agony and just substitute him immediately.

A

Yeah, the whole team will feel the anguish if he cannot play next week.

B

Let's just hope he recovers quickly from this injury.

文化的背景

イギリス英語では、新聞や雑誌の人生相談コーナーの回答者を agony aunt(お悩み相談のおばさん)と呼ぶ独特の文化があります。基本的な「激痛・苦悩」という意味に英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. agony とは?

肉体的または精神的な極限の苦痛や苦悩のことです。『He was in agony.(彼は激痛で苦しんでいた)』のように、耐え難い痛みを表現する際に使います。

Q. agony と pain の違いは?

pain は一般的な痛み全般を指しますが、agony はその中でも極限状態の耐え難い激痛を指します。『I have a pain in my leg.(足に痛みがある)』のように日常的な痛みには pain を使います。

Q. 精神的な苦しみにも使えますか?

はい、使えます。肉体的な激痛だけでなく、深い悲しみや悩みによる精神的な苦悩にも用いられます。『She experienced mental agony.(彼女は精神的な苦悩を経験した)』のように表現します。

Q. 動詞形はどうなりますか?

動詞形は agonize(苦悩する、思い悩む)になります。『He agonized over the decision.(彼はその決断について思い悩んだ)』のように、難しい選択などで深く悩む場面で使われます。

Q. イギリス英語特有の使い方はありますか?

人生相談の回答者を指す『agony aunt』という表現があります。『I wrote a letter to an agony aunt.(お悩み相談の回答者に手紙を書いた)』のように使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「軽い頭痛がする」と言う時の自然な表現は?

Q: 「彼はどちらの大学に行くか思い悩んだ」の空欄に入るのは? He ( ) over which college to attend.