absurd
- (形)馬鹿げた、不合理な
- (名)不条理、不合理なもの
発音のコツ
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absurd は 2 音節目の「surd」にアクセントを置きます。最初の「ab」は力を抜いて「アブ」と弱く発音し、続く「surd(sə́ːrd)」は舌をどこにもつけずに「アー」と長く伸ばしながら R の音を響かせます。最後の D は軽く息を吐いて止めます。「アブサード」と平坦なカタカナ読みにならないよう、後半を強く長く発音するのがポイントです。
活用形
- 比較級
- absurder
- 通常は more absurd を使います
- 最上級
- absurdest
- 通常は most absurd を使います
コアイメージ
常識や論理から大きく外れていて、全く理にかなっていない状態がコアイメージです。誰かの発言や状況が馬鹿げていて、到底受け入れられないと感じる時に使います。
absurdの意味・例文
形容詞
馬鹿げた、不合理な
completely ridiculous, unreasonable, or illogical
It is absurd to say that a dinosaur ate your homework.
恐竜に宿題を食べられたなんて馬鹿げている。
言い訳が全く理にかなっていないことを表します。
The proposed budget for this project is completely absurd.
このプロジェクトの提案予算は完全に不合理です。
現実離れした要求や計画に対して使います。
The politician denied the absurd rumors about his resignation.
その政治家は辞任に関する馬鹿げた噂を否定しました。
根拠のない荒唐無稽な話に対して適しています。
名詞
不条理、不合理なもの
things that are unreasonable or impossible to understand
The philosopher explored the concept of the absurd in human life.
その哲学者は人間の人生における不条理の概念を探求しました。
the absurd の形で、哲学的な「不条理」を表します。
Sometimes we just have to laugh at the absurd.
時々、私たちはただ不条理なことを笑い飛ばすしかありません。
理不尽でどうしようもない状況を指す時に使います。
The film brilliantly captures the absurd of modern society.
その映画は現代社会の不条理を見事に捉えています。
社会の矛盾や理解しがたい側面を表現できます。
語源
absurd は接頭辞 ab-(離れて)と surdus(耳が聞こえない)から成り立っています。相手の言葉が聞こえず会話が成り立たない様子から、「全く理にかなっていない」「馬鹿げている」という意味に発展しました。同じ ab-(離れる)を持つ関連語には、abnormal(異常な)があります。
派生語・ファミリー
absurdの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
absurd は論理や常識から完全に外れていること、ridiculous は笑いや嘲笑の対象になるほど滑稽であること、illogical は筋道が立っておらず論理的でないことを表します。
よくある間違い
× The movie was very absurd. ○ The movie was absolutely absurd. → absurd はすでに「極端に馬鹿げた」という強い意味を持つため、very よりも absolutely や totally などの副詞と相性が良いです。
× The situation was completely absurdity. ○ The situation was completely absurd. → absurdity は名詞であり、状況を説明する補語として使う場合は形容詞の absurd になります。
コラム
豆知識
absurd は接頭辞 ab-(離れて)と surdus(耳が聞こえない)から成り立っています。相手の言葉が聞こえないと会話が噛み合わず、トンチンカンな応酬になってしまうことから、「全く理にかなっていない」「馬鹿げている」という意味に発展しました。音楽の「不協和音」を表す言葉としても使われていた歴史があります。
リアルな使われ方
ネイティブは、到底信じられないニュースや理不尽な要求を聞いた時に、「That's absurd!(そんなの馬鹿げてる!)」と一言で反応することがよくあります。ridiculous(滑稽だ)よりも、論理的にあり得ない、常識外れだという呆れたニュアンスを強く出したい時に適した実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
フランスの哲学者アルベール・カミュは、人生の無意味さや不条理を「The Absurd(不条理)」という概念で表現しました。彼の代表作である小説『異邦人』などの作品は、この不条理の哲学をテーマにしており、哲学や芸術の文脈では absurd が人間の根源的なテーマとして深く掘り下げられています。
イディオム・定型句
馬鹿げていると言っていい
“His recent excuses are starting to border on the absurd.”
極端に走りすぎる
“They took the safety rules to absurd lengths.”
不条理演劇、意味不明な状況
“The meeting quickly turned into the theater of the absurd.”
absurdを使った会話例
プロジェクト会議で同僚と
Did you read the new guidelines from management?
Yes. It's completely absurd to expect us to work on weekends.
I agree. They are taking cost-cutting to absurd lengths.
We should definitely talk to the manager about this.
But what if he thinks our complaint is illogical?
It's ridiculous to just accept this without saying anything.
You are right. Let's draft an email together.
Sounds good. We need to point out the absurdity of this policy.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。理不尽なルールや到底納得できない状況に対して、強い不満や呆れた感情を込めて使われることが多い単語です。相手の発言に対して直接 You are absurd. と言うと強い非難になるため、状況やアイデアに対して使うのが一般的です。
よくある質問
Q. absurd とは?
常識や論理から大きく外れていて、全く理にかなっていない状態を表す形容詞です。『That is an absurd idea.(それは馬鹿げた考えだ)』のように、到底受け入れられない提案や状況に対して使います。
Q. absurd と ridiculous の違いは?
absurd は論理や常識から外れて「理不尽だ」という点に重点があります。一方の ridiculous は笑いや嘲笑を誘う「滑稽さ」に重点があり、『You look ridiculous.(滑稽な格好だね)』のように使います。
Q. absurd はビジネスシーンで使えますか?
使うことは可能ですが、強い非難のニュアンスを含むため注意が必要です。『The new policy is completely absurd.(新方針は完全に不合理だ)』のように、強い不満や反対意見を表明する場面で使われます。
Q. absurd を少し柔らかく言い換えると?
直接的な批判を避ける場合は unreasonable(理不尽な、不合理な)に言い換えられます。『That request is unreasonable.(その要求は理不尽です)』とすると、角が立たずに反対の意図を伝えられます。
Q. absurd の名詞形は何ですか?
名詞形は absurdity(不合理、馬鹿げたこと)です。『We laughed at the absurdity of it.(私たちはその馬鹿馬鹿しさに笑った)』のように、理不尽な状況そのものを指す時に使います。
CHECK QUIZ
Q: ピエロの格好をしていて「滑稽だ」と言いたい時に最適な形容詞は?
Q: 「彼の言い訳は馬鹿げていると言っていい」の自然な表現は?
Q: 「The new rule is totally absurd.」が表す話し手の感情として最も近いものは?