aboard
- (副)乗って、搭乗して
- (前)〜に乗って、〜に搭乗して
- (副)(組織やチームに)加わって、参加して
コアイメージ
船や飛行機、列車などの大きな乗り物の「板(board)の上に乗っている」状態がコアイメージです。乗り物に乗り込んでいる、または乗車中の状態を表すのに使います。
aboardの意味・例文
交通・移動
乗って、搭乗して
on or onto a ship, aircraft, bus, or train
All aboard!
出発進行!(全員ご乗車ください!)
列車や船が出発する前に、乗務員が乗客に呼びかける定番のフレーズです。
200 passengers were aboard when the plane took off.
飛行機が離陸したとき、200人の乗客が乗っていた。
事故や事件のニュースで、搭乗者数を伝える際によく使われます。
The scientists aboard the space station conducted various experiments.
宇宙ステーションに乗っている科学者たちは様々な実験を行った。
宇宙船(spaceship)や宇宙ステーションに乗っている状態にも使えます。
Finally aboard the flight to Hawaii!
ついにハワイ行きのフライトに搭乗!
旅行の始まりのワクワク感を伝えるSNS投稿で使いやすい表現です。
Passengers are requested to remain aboard until further notice.
乗客の皆様は追ってお知らせがあるまで機内にとどまるようお願いいたします。
機内アナウンスなどで使われる、少し硬い表現です。
〜に乗って、〜に搭乗して
on or onto a particular ship, aircraft, bus, or train
I left my umbrella aboard the train.
電車の中に傘を忘れてしまった。
「on the train」と同じ意味ですが、aboardを使うと少しフォーマルな響きになります。
There were no survivors aboard the crashed helicopter.
墜落したヘリコプターに乗っていた生存者はいなかった。
「aboard + 乗り物」の形で、その乗り物の中にいた人を指します。
Enjoying the sunset aboard a cruise ship!
クルーズ船に乗って夕日を楽しんでいるよ!
船旅の優雅な雰囲気を伝えるのにぴったりの前置詞です。
No smoking is allowed aboard this vessel.
この船内での喫煙は禁止されています。
vessel(大型船)のようなフォーマルな単語と相性が良いです。
組織・プロジェクトへの参加
(組織やチームに)加わって、参加して
as part of a group or team, especially for a special purpose
Welcome aboard! We are excited to work with you.
チームへようこそ!一緒に働けるのを楽しみにしています。
新入社員や新しいメンバーを迎える際の決まり文句です。
It's great to have you aboard for this project.
このプロジェクトにあなたが加わってくれて嬉しいよ。
「have someone aboard」で「(人)をチームに迎える」という意味になります。
The new director was brought aboard to restructure the company.
新しい取締役は会社の再建のために迎え入れられた。
「bring someone aboard」で「(人)を外部から招き入れる・雇う」という意味です。
語源
語源は「a-(〜の上へ)」+「board(木の板)」です。もともとは船の甲板(木の板)に乗り込むことを意味する海事用語でした。現代では船だけでなく、飛行機、列車、バスといった「歩き回れるような大きな乗り物」に乗っている状態全般を表す言葉として広く使われています。
派生語・ファミリー
aboardの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
すべて乗り物に乗ることを表しますが、ニュアンスや使われる乗り物の種類に違いがあります。
“Are all the passengers on board?”
→ aboardとほぼ同義ですが、より日常的に使われます。2語に分けて書くのが一般的です。
“I left my bag on the bus.”
→ 一般的な「〜の上に乗って」を表し、バスや電車だけでなく、自転車や馬などにも使える最も汎用性の高い語です。
よくある間違い
乗用車(car)やタクシー(taxi)に対して使ってしまう誤用。「× I am aboard a taxi. ではなく ○ I am in a taxi.」aboard は船や飛行機、列車など「中を歩き回れる大きな乗り物」に使うのが原則です。
「abroad(海外へ)」とのスペル・意味の混同。「× I went aboard last year.(昨年乗船しました) ○ I went abroad last year.(昨年海外に行きました)」r と o の位置が違うだけで全く別の意味になるため要注意です。
コラム
豆知識
aboard の「a-」はアングロサクソン系の接頭辞で「on」や「in」を意味します。asleep(眠って=in sleep)や alive(生きて=in life)の「a-」と同じ働きです。「板(board)の上(a)にいる」という成り立ちが分かると覚えやすいですね。
リアルな使われ方
ビジネスシーンで新入社員や新しいプロジェクトメンバーを迎えるときの「Welcome aboard!(ようこそ私たちのチームへ!)」は超定番フレーズです。会社やプロジェクトを一つの「船」に見立てて、新しい乗組員として迎える粋なイメージから来ています。
映画・音楽での使われ方
映画『タイタニック』などの船旅を描いた作品はもちろん、宇宙船(spaceship)を舞台にしたSF映画でも「Welcome aboard the Enterprise.(エンタープライズ号へようこそ)」のように頻繁に耳にする単語です。
覚え方・ゴロ合わせ
ア!ボード(a board)に乗って、船に『aboard(乗り込む)』!
CHECK QUIZ
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Q: 新しいチームメンバーを歓迎する際の自然なフレーズは?