whichever
- (代)どちらでも、どれでも
- (形)どちらの〜でも
発音のコツ
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whichever は /wɪtʃˈevər/ と発音します。最初の「wi」は唇を丸めて前に突き出してから「ウィ」と発音し、「ch」は息を鋭く吐き出しながら「チ」と音を作ります。アクセントは後半の「e」にあり、「エ」をはっきりと強く読みます。最後の「ver」は下唇を軽く噛んで「ヴ」の音を出し、舌を丸めて曖昧に終わらせます。
活用形
- 複数形
- whichever
- 単数・複数どちらの扱いにもなります
コアイメージ
限られた選択肢の中から、どれを選んでも結果が変わらないことがコアイメージです。相手に自由な選択を委ねたり、条件に関わらず同じ結果になることを伝えたい時に使います。
whicheverの意味・例文
代名詞
どちらでも、どれでも
Any one from a limited set of choices.
Choose whichever you like best.
一番好きなものをどれでも選んでください。
相手に自由に選んでほしい時に使う定番の表現です。
We will accept whichever is more cost-effective.
より費用対効果が高い方、どちらでも受け入れます。
複数の選択肢から条件に合うものを採用する場面で使います。
You may take whichever is available.
空いているものならどれでもお取りいただけます。
丁寧な案内や許可を与える際によく使われる形です。
形容詞
どちらの〜でも
No matter which one of a group.
Whichever team wins, I will be happy.
どちらのチームが勝っても、私は嬉しいです。
直後に名詞を置いて「どちらの〜でも」と修飾します。
Whichever option you choose, please inform us.
どちらの選択肢を選ぶにしても、私たちにお知らせください。
選択の結果に関わらず必要な行動を促す時に便利です。
Whichever method is applied, the result is identical.
どちらの方法を適用しても、結果は同一です。
条件が変わっても結論が揺るがないことを論理的に示します。
語源
whichever は「which(どちら)」と「ever(常に・いつでも)」の組み合わせから成り立っています。特定のものを選ぶ「which」に、条件を広げる「ever」がくっつくことで、「選ばれたものがどれであっても」という意味に発展しました。同じように「ever」を使って選択肢を広げる関連語には、whatever(何でも)があります。
派生語・ファミリー
whicheverの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
whichever は限られた選択肢の中からどれでも、whatever は制限のない選択肢から何でも、whoever は対象が人である場合に誰でも、という違いがあります。
よくある間違い
× Take whatever of the two books. ○ Take whichever of the two books. → 選択肢が「2冊」と限定されている場合は whatever ではなく whichever を使います。
× Whichever you choose it is fine. ○ Whichever you choose is fine. → whichever が導く節全体が主語になるため、余計な代名詞 it を置く必要はありません。
コラム
豆知識
whichever は「which(どちら)」と「ever(常に・いつでも)」が結びついた複合関係代名詞です。中英語の時代から使われており、特定の選択肢に縛られず「どれを選んでも結果は同じ」という普遍性を持たせるために ever が付け加えられました。
リアルな使われ方
ビジネスの契約書や規約では、「whichever is earlier(どちらか早い方)」や「whichever is greater(どちらか大きい方)」という定型フレーズが頻繁に登場します。条件を厳密に定める際に、どちらに転んでも対応できるようにするための実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマのセリフでも whichever はよく使われます。例えば、サスペンス作品で犯人が「Whichever way you run, I will find you.(どちらの道へ逃げても見つけ出す)」のように脅すシーンなどで登場し、逃げ場がないことを強調する効果的なワードです。
イディオム・定型句
どちらか早い方
“The warranty expires in a year or 10,000 miles, whichever comes first.”
どう見ても、どちらにしても
“Whichever way you look at it, it was a mistake.”
状況次第で、風の吹くままに
“He just goes whichever way the wind blows.”
whicheverを使った会話例
オフィスの会議室で、プロジェクトの提案について
We have two proposals for the new marketing campaign.
Yes. We need to decide whichever is more effective.
Proposal A is cheaper, but Proposal B has a wider reach.
Whichever option we choose, we must stay within budget.
True. Whatever happens, we can't overspend.
Let's review the data and go with whichever shows better results.
Agreed. I will prepare the analysis by tomorrow.
Thanks. Whichever way you look at it, it's a tough call.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。相手に選択肢を委ねる表現であるため、相手の意思を尊重する丁寧なコミュニケーションにおいて、日常会話からビジネスシーンまで欠かせない非常に便利な単語です。
よくある質問
Q. whichever とは?
限られた選択肢の中から「どちらでも」「どれでも」選んでよいことを表す言葉です。『Choose whichever you like.(好きな方をどれでも選んで)』のように使います。
Q. whichever と whatever の違いは?
選択肢が限定されているかどうかが違います。whichever は目の前にあるいくつかの中から選ぶ時に使い、whatever は無限の選択肢から「何でも」と言う時に使います。『Take whatever you need.』は制限がありません。
Q. whichever は文の主語になれますか?
はい、文の主語として使うことができます。whichever が導くまとまり全体が名詞の働きをします。『Whichever is cheaper is fine.(安い方ならどちらでも構いません)』のように使われます。
Q. whichever の後に名詞を置くことはできますか?
はい、形容詞のように直後に名詞を置いて「どちらの〜でも」と表現できます。『Whichever path you take, be careful.(どちらの道を行くにしても気をつけて)』のように使います。
Q. ビジネスメールで whichever は使えますか?
日常会話だけでなくビジネスの場面でもよく使われます。日程や条件の選択を相手に委ねる時などに便利です。『Please choose whichever date works for you.(ご都合の良い日をどちらでもお選びください)』のように書きます。
CHECK QUIZ
Q: メニューの3種類のケーキから「どれでも好きなものを」選ぶ時は?
Q: 「whichever comes first」の意味として正しいものは?
Q: 「Whichever you choose is fine.」の文法的な構造として正しい説明は?