whether
- (接)〜かどうか
- (接)〜であろうとなかろうと
発音のコツ
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whether は最初の「w」をしっかり発音するために、唇を丸めて前に突き出してから音を出します。続く「e」は日本語の「エ」より少し口を開きます。「th」は上下の歯で舌先を軽く挟み、声を出しながら摩擦音の /ð/ を作ります。最後の部分は舌を丸めながら曖昧な「ア」を響かせる /ər/ で終わります。weather(天気)と全く同じ発音になります。
活用形
- 複数形
- whethers
- ifs and whethers など、名詞として使われる場合
コアイメージ
2つ以上の選択肢があり、どれを選ぶか、あるいはどちらに転ぶか定まっていない状態がコアイメージです。複数の可能性の中から客観的に事実や状況を述べる時に使います。
whetherの意味・例文
接続詞
〜かどうか
expressing a doubt or choice between alternatives.
I don't know whether he will come tomorrow.
彼が明日来るかどうか分かりません。
不確実な事実について述べる際の最も基本的な表現です。
We need to discuss whether to launch the new product.
新製品を発売するかどうか話し合う必要があります。
ビジネスシーンで選択肢を検討する際によく使われます。
The study examines whether the treatment is effective.
その研究は治療法が効果的かどうかを検証しています。
論文や研究で仮説を検証する文脈に適しています。
〜であろうとなかろうと
indicating that a statement applies whichever of the alternatives is the case.
We are going to the beach whether it rains or not.
雨が降ろうと降るまいと、私たちはビーチに行きます。
条件に関わらず結果が変わらないことを強調します。
The policy applies to all employees, whether full-time or part-time.
その方針は正社員かパートかに関わらず、全従業員に適用されます。
対象が複数ある場合でも例外がないことを示します。
Whether you win or lose, you must play fair.
勝とうと負けようと、フェアに戦わなければなりません。
対極にある2つの状況を並べて普遍的なルールを述べます。
語源
whether は疑問詞の wh-(誰、何)と、比較を表す接尾辞 -ther(2つのうちのどちらか)から成り立っています。「2つの選択肢のうちどちらか」という成り立ちから、現在の「〜かどうか」という意味に発展しました。同じ接尾辞 -ther を持つ関連語には、either(どちらか一方)や neither(どちらも〜ない)があります。
派生語・ファミリー
whetherの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
whether は文のあらゆる位置で使え、if は主に動詞の目的語として口語的に使われ、regardless of は選択肢に関係なく結果が同じであることを強調します。
よくある間違い
× It depends on if he comes. ○ It depends on whether he comes. → 前置詞の目的語に if は使えません。必ず whether を使います。
× If he will come is uncertain. ○ Whether he will come is uncertain. → 名詞節を主語として文頭に置く場合、if ではなく whether を使います。
コラム
豆知識
whether と weather(天気)は発音が全く同じ同音異義語(homophone)です。英語圏の子供たちも綴りを間違えやすい単語として知られています。「天気がどうなるか(whether the weather...)」を使った早口言葉も存在します。
リアルな使われ方
ネイティブは「好むと好まざるとにかかわらず」と言いたい時に、whether you like it or not という定型句をよく使います。相手の意思に関係なく決定事項や事実を伝える際の、非常に実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
シェイクスピアの四大悲劇『ハムレット』の有名なセリフ「To be, or not to be」の直後には、「Whether 'tis nobler in the mind to suffer...(心の中で耐え忍ぶのが気高いのか…)」と whether が続き、主人公の葛藤を表現しています。
イディオム・定型句
〜かどうか、〜であろうとなかろうと
“I will go whether or not you come.”
好むと好まざるとにかかわらず
“We have to leave whether you like it or not.”
whetherを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Do you know whether the manager has approved our proposal?
Not yet. I wonder if he will make a decision today.
We need to start preparing whether he approves it or not.
True. It depends on whether we can secure the budget.
Exactly. I will ask him directly, regardless of how busy he is.
Good luck. Let me know the result.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。日常会話では「〜かどうか」という意味で if が好まれる傾向がありますが、ビジネスや学術論文などのフォーマルな場面では、曖昧さを避けるために whether がより頻繁に選ばれます。
よくある質問
Q. whether とは?
2つ以上の選択肢があり、どちらに転ぶか定まっていない状態を表す接続詞です。『I don't know whether it is true.(それが本当かどうか分からない)』のように使います。
Q. whether と if の違いは?
if は動詞の目的語としてのみ使われるカジュアルな表現です。一方の whether は主語や前置詞の目的語など、文のあらゆる位置で使えます。『I doubt whether he is right.』のように使います。
Q. whether to do の使い方は?
「〜すべきかどうか」と迷っている時に使います。動詞の目的語として『I haven't decided whether to go.(行くべきかどうか決めていない)』のように使います。if to do という形はないので注意してください。
Q. whether or not の or not は省略できますか?
名詞節(〜かどうか)を導く場合は省略可能です。しかし副詞節(〜であろうとなかろうと)を導く場合は省略できません。『Whether you agree or not, I will do it.』のように、対比を明確にするために必ず伴います。
Q. weather と whether の発音は同じですか?
はい、全く同じ発音です。どちらも /wéðər/ と発音し、文脈によって意味を判断します。『I don't know whether the weather will be good.』のように、同じ文に両方が登場することもあります。
CHECK QUIZ
Q: 前置詞の後に続く自然な表現は?
Q: 文の主語として使える正しい単語は?
Q: 「〜すべきかどうか」と迷っている時の自然な表現は?