throat

  • ()喉、気管、食道
  • ()狭い通路、管の首
UK/θroʊt/

発音のコツ

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throat の発音は /θroʊt/ です。最初の子音「θ」は、上下の歯で舌先を軽く挟み、隙間から息を摩擦させて「ス」と出します。続く「r」は舌を丸めて口の天井に触れないようにし、「ou」は「オゥ」としっかり二重母音で発音します。最後の「t」は舌先を歯茎に当て、息を短く破裂させて終わります。カタカナの「スロート」にならないよう注意しましょう。

活用形

複数形
throats

コアイメージ

首の前部や内側にある「食べ物や空気が通る管」がコアイメージです。身体の部位としての喉を指すほか、比喩的に物の狭い部分や、感情の動きを表現したい時に使います。

throatの意味・例文

名詞

可算

喉、気管、食道

The front part of the neck or the passage inside it.

日常会話

I have a sore throat today.

今日は喉が痛いです。

have a sore throat は風邪の症状を伝える定番フレーズです。

アカデミック

Food passes down the throat to the stomach.

食べ物は喉を通って胃へ送られます。

解剖学的な通路としての用法です。

ニュース

The suspect grabbed the victim by the throat.

容疑者は被害者の喉首を掴みました。

喉の外側(首の前部)を指す場合にも使われます。

可算

狭い通路、管の首

A narrow passage or the narrowest part of something.

ビジネス

The bottleneck is at the throat of the machine.

その機械の細い管の部分がボトルネックです。

物の狭くなった部分を比喩的に表します。

日常会話

The bottle has a narrow throat.

そのボトルは注ぎ口が狭いです。

瓶の首など、液体が通る狭い部分を指します。

アカデミック

The water flows faster at the throat of the nozzle.

ノズルの狭い部分で水の流れが速くなります。

流体力学などで管のくびれを指す専門的な表現です。

語源

throat は古英語の þrote(喉)に由来し、ゲルマン祖語で「管」や「水路」を意味する言葉から派生しました。食べ物や空気が通る「身体の管」という成り立ちから、現代でも首の内部の通路を指す意味で使われています。同じ語源を持つ関連語には、エンジンなどの出力を調整する throttle(スロットル、喉を絞める)があります。

派生語・ファミリー

形容詞throaty

throatの使い方

よく使う組み合わせ

a sore throat (喉の痛み)clear one's throat (咳払いをする)throat lozenge (のど飴)throat infection (喉の感染症)grab someone by the throat (人の喉首を掴む)

使い分け

throat は首の前部や内側の管を、neck は頭と胴体をつなぐ首全体を、larynx は声帯を含む解剖学的な器官である喉頭を指します。

I have a sore throat.

内側の管や首の前部を指すニュアンスです。

She wore a scarf around her neck.

首そのものの外周や全体を指すニュアンスです。

larynx

The singer had surgery on his larynx.

医学的・専門的な部位を指すニュアンスです。

よくある間違い

× My throat hurts me. ○ I have a sore throat. → 喉が痛い時は、have a sore throat と言うのが自然な英語の表現です。

× My throat is thirsty. ○ I am thirsty. → 喉が渇いた時は、throat を主語にせず人(I など)を主語にして thirsty を使います。

コラム

豆知識

喉を掻き切ることを意味する cutthroat は、形容詞として「競争が激しい」「容赦ない」という意味でビジネスシーンでもよく使われます。cutthroat competition(熾烈な競争)のように、生き馬の目を抜くような厳しい状況を表現する際に登場する実用的な単語です。

リアルな使われ方

ネイティブは気まずい沈黙を破る時や、あえて誰かの注意を引きたい時に clear one's throat(咳払いをする)という表現を使います。物理的に喉の調子を整えるだけでなく、会話の主導権を握るための非言語的なサインとしても日常的に使われる表現です。

映画・音楽での使われ方

1972 年のウォーターゲート事件で、メディアに情報をリークした内部告発者は、当時公開されていた映画のタイトルにちなんで「Deep Throat(ディープ・スロート)」と呼ばれました。この名前は、後に政治スキャンダルの情報源を指す代名詞として歴史に刻まれました。

イディオム・定型句

イディオムa lump in one's throat

胸がいっぱいになる、感極まる

I had a lump in my throat during the movie.

イディオムjump down someone's throat

頭ごなしに怒る、激しく非難する

Do not jump down my throat for a small mistake.

イディオムram something down someone's throat

(意見などを)人に押し付ける

He always rams his opinions down my throat.

throatを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

Good morning. Your voice sounds a bit scratchy today.

B

Good morning. Yes, I woke up with a terrible sore throat.

A

That is too bad. You should wrap a scarf around your neck to stay warm.

B

Good idea. I am trying not to speak much to protect my larynx.

A

Definitely. Do not worry about the meeting. I can present the data.

B

Thank you! I had a lump in my throat when you offered to help.

A

It is no big deal. Just rest and drink plenty of water.

B

I will do that. I just need to clear my throat before I call the client.

文化的背景

英語圏では、風邪の初期症状として「喉の痛み(sore throat)」を訴えることが非常に一般的です。また、喉は急所であるため、throat を使ったイディオムには「激しい攻撃」や「容赦のなさ」を表すものが多く存在します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. throat とは?

首の前部や内側にある、食べ物や空気が通る管のことです。『I have a sore throat.(喉が痛い)』のように、風邪の症状を伝える時によく使われます。

Q. throat と neck の違いは?

throat は首の「前部」や「内側の管(気道・食道)」を指すのに対し、neck は頭と胴体をつなぐ「首全体」を指します。『a scarf around my neck(首に巻いたスカーフ)』のように外側全体なら neck を使います。

Q. 喉を使いすぎた時はどう表現しますか?

声がかすれている状態なら hoarse という形容詞が便利です。『My voice is hoarse from singing.(歌いすぎて声がかすれている)』のように表現でき、日常会話で頻出します。

Q. throat を使った比喩表現はありますか?

感情が高ぶって泣きそうになる状態を『have a lump in one's throat(胸がいっぱいになる)』と表現します。『I had a lump in my throat.』は感動した時の定番フレーズです。

Q. 「咳払いをする」は英語で何と言いますか?

『clear one's throat』というフレーズを使います。『He cleared his throat before speaking.(彼は話す前に咳払いをした)』のように、発言の前や気まずい場面でよく使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「首周りにマフラーを巻く」と言うとき、空欄に入るのは? wrap a scarf around my ( )

Q: 「風邪で喉が痛い」の自然な表現は?

Q: 「He jumped down my throat.」の意味は?