steeple
- (名)尖塔、教会の塔
- (動)指先を合わせて尖塔の形にする
発音のコツ
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steeple の発音は /ˈstiːpəl/ です。最初の「st」は息だけで鋭く出し、続く「ee」は口を横に引いて「イー」と長めに伸ばします。後半の「ple」は唇を閉じてから「プ」と破裂させ、そのまま舌先を上の歯茎につけて「ル」と曖昧な音を響かせます。「スティープル」とカタカナで力強く発音しないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- steeples
- 進行形(-ing)
- steepling
- 過去形
- steepled
- 過去分詞
- steepled
- 複数形
- steeples
コアイメージ
教会の屋根などにそびえ立つ、高く尖った塔の形がコアイメージです。主に西洋の歴史的な建築物や教会の外観を描写する時に使います。
steepleの意味・例文
名詞
尖塔、教会の塔
A tall, pointed structure on top of a church tower.
We can see the church steeple from our window.
私たちの窓から教会の尖塔が見えます。
風景の一部として教会の塔を描写する最も一般的な使い方です。
The old steeple was damaged during the heavy storm.
その古い尖塔は激しい嵐の間に損傷しました。
歴史的建造物の被害を報じる際によく登場します。
The architect designed a beautiful wooden steeple for the town.
その建築家は町のために美しい木造の尖塔を設計しました。
建築様式や構造について論じる文脈でも使われます。
動詞
指先を合わせて尖塔の形にする
To place the fingers of both hands together to form a pointed shape.
The CEO steepled his fingers while listening to the proposal.
CEO は提案を聞きながら指先を合わせて尖塔の形にしました。
ビジネスシーンで自信や権威を示すボディランゲージとして使われます。
She tends to steeple her hands when she is thinking deeply.
彼女は深く考えている時、両手を尖塔の形にする傾向があります。
熟考している様子を視覚的に表現できます。
The psychologist noted that steepling often indicates confidence.
心理学者は、指先を合わせるしぐさがしばしば自信を示すと指摘しました。
心理学や行動分析の専門用語としても扱われます。
語源
steeple は古英語の stīepel(高くそびえる塔)に由来し、もともとは「高い」「急勾配の」を意味する言葉から派生しました。天に向かって高くそり立つ建築構造を指すことから、現在の「教会の尖塔」という意味に発展しました。同じく「急な」「険しい」という意味を持つ関連語に、形容詞の steep(急勾配の)があります。
派生語・ファミリー
steepleの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
steeple は塔と尖った屋根を含む教会の塔全体を指し、spire は塔の頂上にある細く尖った部分のみを指し、tower は尖っていなくてもよい高く独立した建物を指します。
よくある間違い
× We looked at the tall steeple of the castle. ○ We looked at the tall tower of the castle. → steeple は主に教会などの宗教建築の尖塔を指すため、城の塔には tower を使います。
× She steeples to the church. ○ She goes to the church with a steeple. → steeple を「尖塔に行く」という動詞としては使えません。動詞用法は「指を合わせる」という意味になります。
コラム
豆知識
陸上競技の「steeplechase(障害物競走)」は、18 世紀のイギリスで遠くに見える教会の steeple(尖塔)を目印にして、野原のフェンスや小川を飛び越えながら馬で競走したことが語源です。現在ではオリンピックの正式種目になっています。
リアルな使われ方
ビジネスの交渉や会議の場で、両手の指先だけを合わせて三角形を作るしぐさを steepling(尖塔の形を作ること)と呼びます。ネイティブのボディランゲージにおいて、このしぐさは「自信」や「権威」を示すサインとして知られています。
映画・音楽での使われ方
アメリカの有名な童謡(手遊び歌)に『Here is the church, here is the steeple』というものがあります。両手で教会の建物と尖塔を作り、最後に扉を開けて中の人々(指)を見せるという、英語圏の子供たちが必ず習う遊びです。
イディオム・定型句
指先を合わせて尖塔の形にする
“He tends to steeple his fingers when thinking.”
教会のすぐ近くで、狭い世界で
“He lived his whole life under the shadow of the steeple.”
steepleを使った会話例
ヨーロッパ旅行中、広場を歩きながら
Look at that beautiful church steeple!
It's amazing. It must be the tallest tower in this town.
Yes, the guidebook says the steeple was built in the 14th century.
I love how the golden spire at the very top shines in the sun.
Me too. Let's go inside and see if we can climb up.
Good idea. But I hope the stairs aren't too steep!
文化的背景
欧米の伝統的な村や町では、教会の尖塔(steeple)が最も高い建造物として設計され、人々の生活の中心や道標としての重要な役割を果たしてきました。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. steeple とは?
教会の屋根などにそびえ立つ、高く尖った塔のことです。『The church steeple is visible from miles away.(教会の尖塔は何マイルも先から見えます)』のように、風景や建築を表す際に使われます。
Q. steeple と tower の違いは?
tower は高く独立した建造物全般を指します。一方の steeple は教会の塔のように頂上が尖った特定の建築様式を指し、『a tall church steeple(高い教会の尖塔)』のように宗教建築に関連して使われます。
Q. steeple は動詞としても使えますか?
はい、両手の指先を合わせて尖塔のような形にするしぐさを指します。『He steepled his fingers.(彼は指先を合わせた)』のように、自信や深い思考を表すボディランゲージとしてビジネスシーンでも使われます。
Q. steeplechase(障害物競走)と関係がありますか?
はい、大いに関係があります。昔のイギリスで、遠く見える教会の尖塔を目印にして野原や障害物を越えて競走したことが語源です。『He won the steeplechase.(彼は障害物競走で優勝した)』のように使われます。
Q. steeple は西洋以外の建物にも使えますか?
基本的にはキリスト教の教会建築に使われる言葉です。日本の五重塔やイスラム教の塔には使わず、『a Buddhist pagoda(仏塔)』のように別の単語を選ぶのが自然です。
CHECK QUIZ
Q: 「城の塔」を英語で表現する際、最も自然な単語は?
Q: 「He steepled his fingers.」の正しい意味は?
Q: 「障害物競走(steeplechase)」の語源となった建造物は?