specifics
- (名)詳細、具体的な事柄
発音のコツ
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specifics は第 2 音節の「sɪ」にアクセントを置きます。最初の「spə」は力を抜いた曖昧な「スプ」にし、続く「sɪ」を短く強く「シ」と発音します。最後の「fɪks」は「フィクス」と日本語のようにはっきり発音せず、上の歯で下唇を軽く噛む「f」の音から無声音の「ks」へと息だけで繋げます。
活用形
- 複数形
- specifics
- 通常はこの複数形で使われます
コアイメージ
全体像ではなく、具体的な細かい事実や項目そのものがコアイメージです。計画や契約などの詳細を詰めたり、確認したりする時に使います。
specificsの意味・例文
名詞
詳細、具体的な事柄
Exact details or specific information about something.
We need to discuss the specifics of the contract.
契約の詳細について話し合う必要があります。
discuss the specifics で「詳細を話し合う」という定番表現です。
I do not know the specifics, but she is moving to London.
詳細は知りませんが、彼女はロンドンに引っ越すそうです。
全体像は知っているが細かいことは分からない時に使います。
The mayor refused to comment on the specifics of the plan.
市長はその計画の詳細についてのコメントを拒否しました。
記者会見などで具体的な内容への言及を避ける場面で頻出します。
Please provide the specifics of your previous employment.
前職の具体的な詳細を提出してください。
応募書類や公式な手続きで具体的な情報を求める際に適しています。
語源
specifics は形容詞 specific(特定の)に複数形の s がついた形です。specific はラテン語の species(種類)と ficus(作る)に由来します。「特定の種類を形作るもの」から「明確で具体的なもの」となり、複数形になって「具体的な詳細の数々」へと発展しました。同じ語根を持つ関連語には special(特別な)があります。
派生語・ファミリー
specificsの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
specifics は具体的な事実や項目そのものを、details は全体を構成する細かい部分を、particulars は公式な文書などで求められる個別の項目を指します。
“Please send me the details of the event.”
→ 全体像を把握するための細かい情報を広く指します。
“Fill in your particulars on this form.”
→ 氏名や住所など、フォーマルな文書で求められる項目を指します。
よくある間違い
× I want to know the specific of the plan. ○ I want to know the specifics of the plan. → 名詞として詳細を意味する場合は、常に複数形の specifics を使います。
× Let's discuss about the specifics. ○ Let's discuss the specifics. → discuss は他動詞なので、about を付けずに直接 specifics を続けます。
コラム
豆知識
specifics の語源であるラテン語の species は、生物学における「種(しゅ)」を表す言葉でもあります。大きな分類(属)の中から特定の「種」を区別して名付けるという考え方が、物事を明確で具体的にするという specifics の意味に繋がっています。
リアルな使われ方
ネイティブのビジネス会話では、会議が抽象論で終わらないように「Let's get down to specifics(具体的な話に入ろう)」と提案することがよくあります。議論を前に進めるための非常に実用的なフレーズとして頻繁に登場します。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの法廷シーンや警察の取り調べでは、証言の曖昧さを突くために「I need specifics(具体的な詳細が必要だ)」というセリフがよく使われます。相手に確かな事実や証拠を要求する緊迫した場面で効果的に響く表現です。
イディオム・定型句
詳細に取り掛かる、具体的な話に入る
“Let's get down to specifics now.”
詳細に立ち入る
“I cannot go into specifics right now.”
具体性に欠ける
“His business proposal lacks specifics.”
specificsを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
The client liked our proposal, but they want to know the specifics.
That is good news. Did they ask for any particulars?
They want us to specify the delivery timeline and budget.
Understood. Let's get down to specifics this afternoon.
Great. We should check the details of the previous project first.
I will bring the data. We won't lack specifics this time.
文化的背景
欧米のビジネス文化では、抽象的なアイデアだけでなく、具体的な行動計画や数値を提示することが強く求められます。そのため、会議などで specifics(具体的な詳細)を詰めるプロセスが非常に重視されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. specifics とは?
計画や事象などの具体的な詳細や細かい事実のことです。『We need to finalize the specifics.(詳細を確定させる必要がある)』のように、ビジネスで具体的な内容を詰める場面でよく使われます。
Q. specifics と details の違いは?
details は全体を構成する細かい部分全般を指すのに対し、specifics はより明確で具体的な事実や項目に焦点を当てます。『the details of the story』は物語の細部、『the specifics of the contract』は契約の具体項目というニュアンスです。
Q. specifics は単数形で使えますか?
「詳細」という意味で名詞として使う場合は、常に複数形の specifics になります。『Can you give me a specific?』のように単数形で使うことも稀にありますが、通常は『Can you give me the specifics?(詳細を教えてくれますか)』とします。
Q. specifics の動詞形は何ですか?
動詞形は specify(明確に述べる、指定する)です。『Please specify your requirements.(あなたの要望を明確に指定してください)』のように、条件や要件をはっきり伝える際に使われます。
Q. ビジネス会議で specifics はどう使われますか?
抽象的な議論から具体的な話に移る時によく使われます。『Let's get down to specifics.(具体的な話に入りましょう)』は、会議を前進させるための非常に便利な定型フレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 申込用紙に「個別の項目」を記入するよう求めるのに最適な名詞は?
Q: 会議で「具体的な話に入りましょう」と提案する自然な表現は?
Q: 「詳細」という意味で名詞を使う場合の正しい文は?