put
- (動)置く、入れる
- (動)(状態に)する、追いやる
- (動)言葉で表現する
- (動)書く、記入する
発音のコツ
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put の母音 /ʊ/ は、日本語の「ウ」のように唇を丸めて突き出さず、少し口をリラックスさせて「ウ」と「ア」の中間のような短い音を出します。「プット」とカタカナで発音すると「ウ」の音が長くなりがちなので注意してください。最後の /t/ は舌先を上の歯茎の裏に当てて息を止め、軽く弾くように発音すると自然です。
活用形
- 三単現
- puts
- 進行形(-ing)
- putting
- 過去形
- put
- 過去分詞
- put
コアイメージ
物や人を特定の場所や状態に移動させることがコアイメージです。物理的に物を置く場面や、誰かをある状況に追いやる時に使います。
putの意味・例文
動詞
置く、入れる
To move something into a particular position or place.
Please put your bag on the floor.
床にカバンを置いてください。
物理的な移動や配置を表す最も一般的な表現です。
I put the documents on your desk.
あなたの机に書類を置きました。
職場での物のやり取りにも頻繁に使われます。
Where did you put my car keys?
私の車の鍵をどこに置いたの?
物を見失った時によく聞く定番のフレーズです。
(状態に)する、追いやる
To cause someone or something to be in a particular state.
You put me in a difficult situation.
あなたは私を難しい状況に追いやりました。
人を特定の心理的・物理的な状態に置く時に使います。
The scandal put the politician in danger.
そのスキャンダルは政治家を危険にさらしました。
put A in B で「A を B の状態にする」と表現します。
This new software will put us at an advantage.
この新しいソフトウェアは私たちを有利な立場にします。
競争において有利な状況を作り出す際にも便利です。
言葉で表現する
To express something in words.
I do not know how to put this.
これをどう表現していいか分かりません。
言いにくいことを切り出す時のクッション言葉です。
To put it simply, we need more time.
簡単に言うと、私たちにはもっと時間が必要です。
複雑な状況を分かりやすく要約する時に使います。
She put her thoughts into a beautiful poem.
彼女は自分の考えを美しい詩に表現しました。
考えや感情を言葉という形に落とし込むニュアンスです。
書く、記入する
To write or print something.
Please put your signature at the bottom.
一番下にサインを記入してください。
書類に名前や情報を書き込むように指示する表現です。
I put his phone number in my notebook.
私は手帳に彼の電話番号を書き留めました。
忘れないように情報を記録する時に使います。
The teacher put a mark next to my name.
先生は私の名前の横に印をつけました。
記号や印を特定の場所に書き入れる動作を表します。
語源
putの語源は、古英語の「putian(押す、突く)」に遡ります。もともとは強い力で物を動かす動作を表していましたが、次第に「特定の場所へ意図して移動させる」という「置く」の意味へ発展しました。同じく物理的な動作を語源に持つ言葉には、push(押す)があります。この成り立ちを知ると、人や物をある状態に配置するニュアンスが理解しやすくなります。
派生語・ファミリー
putの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
put は日常的に最も広く「置く」ことを表し、place は慎重に正確な位置へ「配置する」ことを、set は特定の目的を持って準備し「据え付ける」ことを意味します。
よくある間違い
× I putted the book on the desk. ○ I put the book on the desk. → 過去形も過去分詞形も現在形と同じ put です。-ed は付けません。
× He puts on a jacket today. ○ He is wearing a jacket today. → put on は着る動作を表し、wear は着ている状態を表します。
コラム
豆知識
putは「置く」以外にも、スポーツの砲丸投げ(shot put)で使われます。重い鉄球を「投げる」というより、首の付け根から押し出すように「放つ」動作であるため、throwではなくputが使われています。語源である「強い力で押し出す」というニュアンスが色濃く残っている、非常に興味深い例です。
リアルな使われ方
日常会話では「Let me put it this way(こういう言い方をさせてください)」というフレーズがよく使われます。相手に分かりやすく説明し直す時や、少し言いにくいことを遠回しに伝える時のクッション言葉として、ネイティブが頻繁に使う便利な定型表現です。
映画・音楽での使われ方
1991年のディズニー映画『美女と野獣(Beauty and the Beast)』の有名な挿入歌「Be Our Guest」の中で、「Put our service to the test」という歌詞が登場します。put A to the test(Aを試練にかける・試す)という表現が使われており、おもてなしの心を歌っています。
イディオム・定型句
今日できることを明日に延ばすな
“Remember, never put off till tomorrow what you can do today.”
複雑な物事を簡単に言うと、手短に言えば
“To put it simply, we lost the game.”
複数の要素を組み立てる、まとめる
“We need to put together a new team.”
嫌なことや苦痛に我慢する、耐える
“I cannot put up with this noise anymore.”
putを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you put the new files on the shared drive?
Yes, I placed them in the project folder very carefully.
Thanks. We need to put this plan into practice soon.
I agree. Let's set a meeting to discuss the details.
Can you put together a brief summary by tomorrow?
Sure. I will put it simply so everyone can understand.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。日常生活での物理的な動作を表すのはもちろんのこと、ビジネスシーンでも意見を述べたり計画を実行したりと、抽象的な状況を表現する際に頻繁に登場する重要な基本動詞です。
よくある質問
Q. put とは?
物や人を特定の場所や状態に移動させることです。『Please put the book on the desk.(本を机に置いてください)』のように、日常会話で頻出します。
Q. put と place の違いは?
put は単に物を置くという一般的な動作です。一方の place は慎重に正確な位置へ配置する点に重点があり、『place the glass on the table(グラスをテーブルに置く)』のように使います。
Q. 「言葉で表現する」という意味で put は使えますか?
はい、自分の考えを言葉という形にして「置く」という発想から使われます。『How should I put this?(どう表現したらいいだろうか)』は、言いよどんだ時によく使う便利な表現です。
Q. put on と wear の使い分け方は?
put on は衣服を身につける「動作」を表し、wear はすでに身につけている「状態」を表します。『I put on my coat.(コートを着た)』のように、動作そのものに焦点を当てます。
Q. put を使ったビジネスで役立つ表現はありますか?
『put into practice(実行に移す)』がよく使われます。『We should put the plan into practice.』のように、計画やアイデアを実際の行動に移す場面で役立ちます。
CHECK QUIZ
Q: 壊れやすい高級な花瓶をテーブルに「置く」のに最適な動詞は?
Q: 「How should I put this?」の意味は?
Q: 「この計画を実行に移そう」の自然な英語表現は?