plaintiff

  • ()原告、告訴人
UK/ˈpleɪntɪf/

発音のコツ

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plaintiff は最初の音節「plain」にアクセントを置きます。ここでの「ai」は「エイ」という二重母音になるため、「プラン」ではなく「プレイン」としっかり発音してください。後半の「tiff」の「i」は短くリラックスした「イ」の音にし、最後の「f」は上の前歯を軽く下唇に当てて息を摩擦させて終わります。

活用形

複数形
plaintiffs

コアイメージ

法廷で不平や被害を訴え、裁判を起こす人がコアイメージです。主に民事訴訟において、損害賠償などを求めて相手を訴える側を指す時に使います。

plaintiffの意味・例文

名詞

可算

原告、告訴人

A person who brings a case against another in a court of law.

ニュース

The plaintiff is seeking one million dollars in damages.

原告は100万ドルの損害賠償を求めています。

seek in damages(損害賠償を求める)とよく一緒に使われます。

フォーマル

The judge ruled in favor of the plaintiff.

裁判官は原告勝訴の判決を下しました。

rule in favor of は「〜に有利な判決を下す」という意味です。

アカデミック

In civil cases, the plaintiff bears the burden of proof.

民事事件では、原告が立証責任を負います。

burden of proof(立証責任)は法学の重要用語です。

ビジネス

Our company was named as a co-plaintiff in the lawsuit.

我が社はその訴訟の共同原告として名を連ねました。

企業間の法務トラブルでも頻繁に登場します。

語源

plaintiff は、古フランス語の plaintif(不平を言う)に由来します。さらに遡ると、ラテン語の plangere(悲しみで胸を打つ、嘆く)という言葉が語源です。被害に遭って嘆き、法的な救済を求める姿から「原告」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、complain(不平を言う)があります。

派生語・ファミリー

名詞plaint
形容詞plaintive

plaintiffの使い方

よく使う組み合わせ

rule in favor of the plaintiff (原告勝訴の判決を下す)the plaintiff claims (原告は主張する)represent a plaintiff (原告の代理人を務める)a plaintiff and a defendant (原告と被告)the plaintiff's attorney (原告側の弁護士)

使い分け

plaintiff は民事訴訟で裁判を起こす原告を、accuser は犯罪や不正を告発する人を、claimant は保険金や権利などの補償を要求する人を指します。

The plaintiff filed a lawsuit against the hospital.

法廷という公式な場で手続きを踏んで訴えを起こすニュアンスです。

accuser

He faced his accuser in the courtroom.

道徳的・法的に相手の非難や告発を行うニュアンスです。

claimant

The insurance claimant submitted the required documents.

正当な権利として金銭や補償を要求するニュアンスです。

よくある間違い

× The plaintiff in the criminal case demanded a harsh sentence. ○ The prosecutor in the criminal case demanded a harsh sentence. → plaintiff は民事訴訟の「原告」です。刑事訴訟で刑罰を求めるのは prosecutor(検察官)を使います。

× The plaintiff denied all the allegations. ○ The defendant denied all the allegations. → 訴えられた側(被告)は defendant です。plaintiff は訴えを起こした側なので、嫌疑を否認するのは不自然です。

コラム

豆知識

plaintiff の語源であるラテン語 plangere は「悲しみで胸を打つ」という身体的な動作を表していました。昔の人々が法廷で、自分の受けた被害を身振り手振りで嘆き悲しみながら訴えていた情景が、そのまま「原告」という言葉の成り立ちに繋がっているのは興味深い点です。

リアルな使われ方

ニュース報道では、誰が勝ったかを伝える際に The judge found for the plaintiff.(裁判官は原告の訴えを認めた)という表現がよく使われます。find には「見つける」だけでなく、法的に「事実を認定する・判決を下す」という意味があり、裁判報道特有の用法です。

映画・音楽での使われ方

法廷ドラマ『SUITS/スーツ』などの海外作品では、有能な弁護士たちが plaintiff の代理人として巨額の和解金を勝ち取るシーンが頻繁に描かれます。こうした作品を見ることで、アメリカの訴訟制度や関連する法律英語のリアルな使い方を学ぶことができます。

イディオム・定型句

定型句burden of proof lies with the plaintiff

立証責任は原告にある

In civil court, the burden of proof lies with the plaintiff.

定型句rule for the plaintiff

原告勝訴の判決を下す

The jury decided to rule for the plaintiff.

plaintiffを使った会話例

法律事務所で、弁護士と同僚が打ち合わせをして

A

Are we ready to file the lawsuit for our plaintiff?

B

Yes, the documents are prepared. The defendant has been notified.

A

Great. Do we have enough evidence to support the plaintiff's claims?

B

We do. Since the burden of proof lies with us, I double-checked everything.

A

Perfect. I am confident the judge will rule in favor of the plaintiff.

B

Let's hope so. The trial starts next Monday.

文化的背景

アメリカは「訴訟社会(litigious society)」と呼ばれ、日常的なトラブルでもすぐに裁判に発展することが少なくありません。そのため、ニュースだけでなく日常会話やドラマでも plaintiff や defendant といった法律用語が頻繁に飛び交います。

よくある質問

Q. plaintiff とは?

民事訴訟において、被害を訴えて裁判を起こす「原告」のことです。『The plaintiff won the case.(原告が勝訴した)』のように、法律やニュースの文脈で使われます。

Q. plaintiff と defendant の違いは?

plaintiff は訴えを起こす「原告」で、defendant は訴えられた「被告」です。『The plaintiff sued the defendant.(原告は被告を訴えた)』のように、対義語としてセットで覚えましょう。

Q. plaintiff は刑事事件でも使いますか?

原則として使いません。plaintiff は金銭的な賠償などを求める民事訴訟の用語です。刑事事件で犯罪者を起訴するのは『the prosecutor(検察官)』と呼びます。

Q. plaintiff を使ったニュースの定番フレーズは?

『rule in favor of the plaintiff(原告に有利な判決を下す=原告勝訴)』が頻出します。『The court ruled in favor of the plaintiff.』は裁判報道の決まり文句です。

Q. plaintiff の発音のコツは?

最初の音節にアクセントを置き、「プレイン」と発音します。『I am the plaintiff.』と名乗る際、後半の tiff は「ティフ」と軽く息を吐くように発音してください。

CHECK QUIZ

Q: 交通事故の被害者が保険会社に「保険金を請求する人」を指すのに最適な単語は?

Q: 「The court ruled in favor of the plaintiff.」の意味として正しいものは?

Q: 刑事事件において、犯罪者を起訴して刑罰を求める役割を持つのはどれ?