philanthropist
- (名)慈善家、博愛主義者
発音のコツ
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philanthropist は /fɪˈlænθrəpɪst/ と発音し、「ラ」の部分(læn)にアクセントを置きます。「th」は舌先を前歯で軽く挟んで「ス」と息を吐く無声音の /θ/ です。最初の /f/ は上の歯で下唇を軽く噛んで「フ」と発音します。「フィランソロピスト」と平坦なカタカナ読みにならず、「ラ」を強く長く発音するよう意識しましょう。
活用形
- 複数形
- philanthropists
コアイメージ
人類に対する愛から、困っている人々を助けるために多額の寄付や支援を行う人がコアイメージです。主に富豪や著名人が社会貢献活動を行う際などに使います。
philanthropistの意味・例文
名詞
慈善家、博愛主義者
A rich person who helps the poor and those in need, especially by giving money.
The billionaire philanthropist donated half of his wealth to charity.
その億万長者の慈善家は、財産の半分を慈善団体に寄付しました。
富裕層が多額の寄付をするニュースで頻出する表現です。
Many universities rely on funding from a generous philanthropist.
多くの大学は、気前の良い慈善家からの資金援助に依存しています。
教育機関への支援者を表す際にもよく使われます。
She established herself as a leading philanthropist in the tech industry.
彼女はIT業界を代表する慈善家としての地位を確立しました。
ビジネスでの成功後に慈善活動を始める人物を指すのに適しています。
語源
ギリシャ語の philos(愛する)と anthropos(人間)、そして -ist(〜する人)から成り立っています。人類全体を愛するという成り立ちから、他者の幸せのために時間やお金を捧げる「慈善家」という意味に発展しました。同じ philos(愛する)の語根を持つ関連語には、philosophy(哲学:知を愛すること)があります。
派生語・ファミリー
philanthropistの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
philanthropist は広く社会全体のために多額の寄付を行う人を、benefactor は特定の個人や組織に資金援助をする恩人を、do-gooder は善意から行動するものの時におせっかいと見なされる人を指します。
“He is a famous philanthropist who builds schools.”
→ 広く社会や人類全体への愛を持ち、大規模な貢献をするニュアンスです。
“An anonymous benefactor paid for her tuition.”
→ 特定の個人や施設に対して直接的な利益や援助を与える恩人のニュアンスです。
“The local do-gooder tried to fix everything.”
→ 善意はあるが、非現実的で少しおせっかいな人という皮肉なニュアンスを含みます。
よくある間違い
× He works as a philanthropy. ○ He works as a philanthropist. → philanthropy は「慈善活動」という概念を表す名詞で、「慈善家」という人を表す場合は philanthropist を使います。
× She is known for her philanthropist. ○ She is known for her philanthropy. → 「慈善活動で知られている」と言いたい場合は、人を表す philanthropist ではなく philanthropy を使います。
コラム
豆知識
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーは「富んで死ぬのは不名誉なことだ」と語り、近代的な philanthropist のあり方を確立しました。彼は莫大な財産を投じて世界中に図書館や大学を設立し、今日の慈善活動のモデルを作ったと言われています。
リアルな使われ方
ニュースやビジネス記事では、単なる金持ちではなく、社会課題の解決に資金を投じる人物を称賛する文脈で使われます。ビル・ゲイツのようなIT長者が設立した「慈善財団(philanthropic foundation)」の話題で頻出します。
映画・音楽での使われ方
映画『アイアンマン』の主人公トニー・スタークは、自らを「天才、億万長者、プレイボーイ、そして philanthropist(慈善家)」と自己紹介する有名なセリフがあります。彼のキャラクター性を端的に表す象徴的な単語として使われました。
イディオム・定型句
企業の社会的貢献活動
“Many companies invest heavily in corporate philanthropy.”
ベンチャー・フィランソロピー
“They use venture philanthropy to solve social issues.”
慈善財団
“He started a philanthropic foundation to help children.”
philanthropistを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Did you hear the news about the local hospital?
Yes, a billionaire philanthropist donated five million dollars for the new wing.
That is amazing. We need more benefactors like him in our city.
Exactly. He has always been a generous philanthropist.
Does his foundation support other charitable causes too?
Yes, his philanthropy extends to education and environmental protection.
I respect people who give back to the community like that.
Definitely. It shows how much impact one person can have.
文化的背景
欧米では「ノブレス・オブリージュ(富裕層の社会的責任)」の考え方が根付いており、成功者が philanthropist として多額の寄付を行う文化が一般的です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. philanthropist とは?
困っている人々を助けるために、多額の寄付や支援を行う慈善家のことです。『He is a famous philanthropist.(彼は有名な慈善家だ)』のように、富豪の社会貢献を称える文脈で使われます。
Q. philanthropist と benefactor の違いは?
philanthropist は社会全体や人類のために大規模な貢献をする人を指します。一方の benefactor は『an anonymous benefactor(匿名の恩人)』のように、特定の個人や組織を直接支援する人を指します。
Q. philanthropist は一般の人にも使えますか?
基本的には莫大な財産を持ち、大規模な寄付を行う富裕層に対して使われます。少額の寄付やボランティアをする一般人には『He is very charitable.(彼はとても慈善的だ)』のように表現する方が自然です。
Q. philanthropist の派生語には何がありますか?
概念としての慈善活動を表す名詞 philanthropy や、形容詞の philanthropic(慈善の)があります。『corporate philanthropy(企業の社会貢献)』はビジネス英語でも頻出する表現です。
Q. philanthropist と一緒に使われることが多い言葉は?
『donate(寄付する)』や『charity(慈善団体)』、『foundation(財団)』などがよく一緒に使われます。『He donated millions to charity.(彼は慈善団体に数百万ドルを寄付した)』のように表現します。
CHECK QUIZ
Q: 「特定の学生の学費を匿名で援助した恩人」に最適な名詞は?
Q: 「彼は多額の寄付を行う有名な__だ」の空欄に入るのは?
Q: 映画のセリフ「I am a billionaire and a philanthropist.」の意図は?