oxygen

  • ()酸素
UK/ˈɑksɪdʒən/

発音のコツ

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oxygen の発音は /ˈɑːksɪdʒən/(米)または /ˈɒksɪdʒən/(英)です。最初の「o」に強いアクセントがあり、アメリカ英語では口を縦に大きく開けて「ア」に近い音を出します。続く部分は「クシ」と素早く発音し、最後の「gen」は力を抜いた「ヂャン」という曖昧な音で終わらせます。「オキシジェン」と平坦に読まないよう注意してください。

活用形

複数形
oxygens
通常は不可算ですが、化学における酸素の同位体を指す場合に用いられます

コアイメージ

人間や動物が呼吸し、生命を維持するために不可欠な気体であることがコアイメージです。科学的な話題や、医療、自然環境について話す時に使います。

oxygenの意味・例文

名詞

不可算

酸素

A colorless gas in the air that all plants and animals need to live.

アカデミック

Water is composed of hydrogen and oxygen.

水は水素と酸素で構成されています。

化学や理科の文脈で元素を説明する際の典型的な表現です。

ニュース

The climbers carried oxygen tanks to the summit.

登山者たちは山頂まで酸素タンクを運びました。

高地や水中など、呼吸を補助する装備の話題でよく使われます。

日常会話

The patient was given oxygen to help him breathe.

患者は呼吸を助けるために酸素を投与されました。

医療現場での酸素吸入を指す一般的な言い回しです。

SNS・カジュアル

I need some fresh oxygen right now!

今すぐ新鮮な酸素が必要です!

息苦しい場所から抜け出したい時の大げさな表現として使えます。

フォーマル

The lack of oxygen in the brain can cause severe damage.

脳への酸素不足は深刻なダメージを引き起こす可能性があります。

lack of oxygen で「酸素不足」という医学的・専門的な状態を表します。

語源

oxygen は、ギリシャ語の oxys(酸)と genes(生み出すもの)から成り立っています。この気体が発見された18世紀当時、すべての酸には酸素が含まれていると誤解されていたため、「酸を生み出すもの」として名付けられました。同じ genes(生み出すもの)の語根を持つ関連語には、水(hydro)を生む hydrogen(水素)があります。

派生語・ファミリー

動詞oxygenate
名詞oxygenation

oxygenの使い方

よく使う組み合わせ

breathe oxygen (酸素を吸う)lack of oxygen (酸素不足)an oxygen mask (酸素マスク)an oxygen tank (酸素タンク)supply oxygen (酸素を供給する)

使い分け

oxygen は生命維持に必要な特定の気体を指し、air は私たちが呼吸する混合気体全体を、atmosphere は地球や星を取り囲む大気圏全体を指します。

We cannot live without oxygen.

特定の元素や気体である酸素そのものを指すニュアンスです。

Let's get some fresh air.

さまざまな気体が混ざった身近な空気を指すニュアンスです。

The rocket entered the Earth's atmosphere.

地球を覆う大規模なガス層や大気圏を指すニュアンスです。

よくある間違い

× I need an oxygen. ○ I need oxygen. → oxygen は具体的な形を持たない気体であり、不可算名詞として扱います。冠詞の a や an を付けずにそのまま使いましょう。

× Trees make many oxygens. ○ Trees produce a lot of oxygen. → oxygen は数えられないため、複数形の -s は付けません。量が多いことを表す時は a lot of などを使いましょう。

コラム

豆知識

oxygen(酸素)という名前は、18世紀のフランスの化学者アントワーヌ・ラヴォアジエによって名付けられました。当時、彼は「すべての酸(oxys)には酸素が含まれている」と信じており、「酸を生み出すもの(genes)」という意味で命名しました。後にその理論は間違いだと判明しましたが、名前だけはそのまま定着しています。

リアルな使われ方

日常会話では、ある人や物事が場の注目を独占してしまう状況を suck the oxygen out of the room(部屋から酸素を吸い尽くす)と表現します。例えば、自己中心的な人が話し続けて周りがしらけてしまうような場面で、ネイティブがよく使う非常に視覚的で面白いイディオムです。

映画・音楽での使われ方

2021年のSFスリラー映画『オキシジェン(原題:Oxygen)』は、極低温ポッドの中で目覚めた主人公が、残りの酸素が尽きる前に脱出を試みるという緊迫したストーリーです。タイトルが示す通り、限られた酸素がいかに人間の生存にとって重要であるかをテーマにしており、この単語のコアイメージを強く感じられる作品です。

イディオム・定型句

イディオムsuck the oxygen out of the room

場を白けさせる、注目を独占する

His long speech sucked the oxygen out of the room.

イディオムgive oxygen to

(噂や問題などに)活力を与える

We should not give oxygen to these false rumors.

定型句the oxygen of publicity

注目を浴びることで得られる活力

The scandal thrived on the oxygen of publicity.

oxygenを使った会話例

飛行機の中で乗客と同僚が

A

Did you watch the safety video about the oxygen masks?

B

Yes. We have to put ours on before helping others.

A

Exactly. At this high altitude, the air is very thin.

B

Without enough oxygen, we could easily lose consciousness.

A

I hope we never have to use them, though.

B

Me too. Let's just relax and enjoy the flight.

文化的背景

酸素は生命維持に不可欠であることから、英語圏では「なくてはならないもの」の比喩として oxygen がよく使われます。例えば、議論や注目を独占する人を表現する際にも登場します。英米間で意味や使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. oxygen とは?

人間や動物の呼吸に不可欠な気体である「酸素」のことです。『Trees release oxygen into the air.(木は空気中に酸素を放出する)』のように、環境や科学の話題でよく使われます。

Q. oxygen と air の違いは?

oxygen は空気の中に約21%含まれる「酸素」という特定の気体です。一方の air は窒素なども含む「空気」全体を指し、『Take a deep breath of fresh air.』のように使います。

Q. 「酸素マスク」は英語で何と言いますか?

そのまま oxygen mask と言います。飛行機の安全ビデオなどで『Put on your own oxygen mask first.(まず自分の酸素マスクを着けてください)』という指示をよく耳にするはずです。

Q. oxygen を使った比喩表現はありますか?

『give oxygen to(〜に活力を与える)』という表現があります。『Don't give oxygen to the rumor.(その噂に燃料を投下しないで)』のように、ネガティブな問題や噂を広げないように注意する場面で使われます。

Q. 発音する際の注意点はありますか?

カタカナの「オキシジェン」とは異なり、最初の「o」にアクセントを置いて「ア」と「オ」の中間の音を出します。『I need oxygen.』と言う時、最初の母音を強く長く発音すると自然に聞こえます。

CHECK QUIZ

Q: 地球を覆う「大気圏」に突入した、と言う時に最適な単語は?

Q: 噂などに「燃料を投下する(活力を与える)」という意味のイディオムは?

Q: 「彼には酸素が必要だ」の自然な英語表現は?