ostrich
- (名)ダチョウ
- (名)現実逃避する人
発音のコツ
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ostrich は「オストリッチ」ではなく、最初の母音「o」にアクセントを置き、口を大きく開けて「ア」と「オ」の中間の音で「アー」と発音します。続く「trich」は唇を少し前に突き出し、「トリッチ」と息を短く吐き出します。語尾の「ch」は無声音なので、喉を震わせずに「チ」と息の音だけで終わらせるのがコツです。
活用形
- 複数形
- ostriches
コアイメージ
世界最大の飛べない鳥であるダチョウがコアイメージです。比喩的に、不都合な現実から目を背けて問題を直視しない人を指す時にも使います。
ostrichの意味・例文
名詞
ダチョウ
A large African flightless bird that runs very fast.
We saw a huge ostrich at the zoo today.
今日、動物園で巨大なダチョウを見ました。
動物園やサバンナの野生動物について話す場面で頻出する表現です。
The ostrich is the largest living species of bird.
ダチョウは現存する鳥類の中で最大の種です。
生物学的な事実や動物の特徴を客観的に述べる際によく使われます。
Ostrich leather is known for its unique texture.
ダチョウの革はその独特な質感で知られています。
財布やバッグなど、高級な皮革製品の素材として言及される単語です。
現実逃避する人
A person who refuses to face reality or accept facts.
We cannot afford to be ostriches in this financial crisis.
この財政危機において、現実逃避している余裕はありません。
ビジネスにおいて、問題を直視しない態度を厳しく批判する時に使います。
Stop being an ostrich and face the problem.
現実から目を背けるのはやめて、問題と向き合いなさい。
親しい間柄で、相手に厳しい現実を認識させる際のストレートな表現です。
The government was accused of playing the ostrich.
政府は事なかれ主義をとっていると非難されました。
ニュース報道で、政治や社会問題に対する消極的な姿勢を指摘します。
語源
ostrichの語源は、ラテン語のavis(鳥)とギリシャ語のstrouthokamelos(スズメとラクダ)に遡ります。巨大な体と長い首がラクダに似ていることから名付けられました。また、危険が迫ると砂に頭を隠すという迷信から「現実逃避する人」という意味にも発展しました。同じavisを語根に持つ関連語には、aviation(航空)があります。
派生語・ファミリー
ostrichの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
ostrich はアフリカ原産の最大の飛べない鳥、emu はオーストラリア原産でやや小柄な鳥、penguin は主に南半球に生息し泳ぎが得意な海鳥です。
“We saw an emu during our trip to Australia.”
→ オーストラリア固有の、ダチョウに似た鳥を指します。
“The penguin glided gracefully through the freezing water.”
→ 飛べない代わりに、冷たい水中を自在に泳ぎ回る海鳥を指します。
よくある間違い
× I saw a ostrich at the zoo. ○ I saw an ostrich at the zoo. → 母音で始まるため、単数形には a ではなく an を付けます。
× The farm has many ostrichs. ○ The farm has many ostriches. → ch で終わる名詞の複数形は s ではなく es を付けます。
コラム
豆知識
ダチョウは世界最大の鳥であり、走る速度は時速70kmにも達します。また、脳よりも目玉の方が大きいという驚きの特徴を持っています。英語圏では「砂に頭を隠す」というイメージが定着していますが、実際は地面に伏せて身を隠そうとしている様子を誤解しただけだと言われています。
リアルな使われ方
ネイティブはビジネスや政治の議論で、都合の悪い事実を無視する態度を ostrich policy(事なかれ主義)と批判することがあります。日常会話でも「He is such an ostrich.(彼は本当に現実逃避している)」のように、人を指す名詞としてそのまま使われます。
映画・音楽での使われ方
1998年のディズニー映画『The Lion King II: Simba's Pride』をはじめ、サバンナを舞台にしたアニメや映画には ostrich が背景の動物としてよく登場します。アフリカの大自然を象徴する動物として、映像作品では欠かせない存在です。
イディオム・定型句
不都合な現実から目を背けること
“You cannot play the ostrich when your health is at risk.”
現実逃避の政策や、事なかれ主義
“Their ostrich policy led to a massive failure.”
ostrichを使った会話例
金曜の午後、オフィスで同僚と
Did you read the report on our declining sales?
No, I am trying to play the ostrich this week.
You cannot just ignore it. We need a big change.
I know, but looking at the numbers makes me stressed.
I get it. By the way, my family visited an ostrich farm yesterday.
Really? That sounds much more fun than our sales data!
Yes, the ostriches were huge and ran incredibly fast.
Maybe I should run away fast like an ostrich too.
文化的背景
英語圏では、ダチョウ(ostrich)は危険が迫ると砂に頭を突っ込んで見なかったことにするという迷信が広く知られています。このイメージから、不都合な現実から目を背ける人の象徴として頻繁に引用されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. ostrich とは?
世界最大の飛べない鳥であるダチョウのことです。比喩的に「現実逃避する人」という意味も持ち、『Stop being an ostrich.(現実から目を背けるな)』のように使われます。
Q. ostrich は会話でどのように使われますか?
動物としてのダチョウを指すほか、都合の悪い事実を無視する態度を批判する時によく使われます。『He is playing the ostrich.(彼は現実逃避している)』は定番の表現です。
Q. 「砂に頭を隠す」という英語表現は ostrich と関係がありますか?
はい、大いにあります。『bury one's head in the sand』という有名なイディオムは、ダチョウが危険を感じると砂に頭を隠すという迷信に由来しており、現実逃避を表します。
Q. ostrich の複数形 ostriches はどう発音しますか?
語尾に「イズ」という短い音を追加し、「オーストリッチィズ」のように発音します。『Look at those ostriches!(あそこのダチョウたちを見て!)』のように複数形もよく使われます。
Q. 「現実逃避する人」という意味の ostrich はどう言い換えられますか?
心理学用語の escapist(現実逃避者)や、事実を認めない denier(否定論者)に言い換えられます。『He is an escapist.(彼は現実逃避している)』とすると少し硬い響きになります。
CHECK QUIZ
Q: 「Don't be an ostrich.」と忠告された場合、どのような意味ですか?
Q: 「彼は現実逃避している」を表す自然な英語表現は?
Q: 「オーストラリア原産の飛べない鳥」を指すのに最も適切な単語は?