obesity
- (名)肥満、病的肥満
発音のコツ
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obesity は第2音節の「bi」にアクセントを置きます。最初の「o」は「オゥ」と二重母音で発音し、続く「be」を「ビー」と長く強く伸ばします。「si」は軽く「サ」寄りの曖昧母音にし、最後の「ty」はアメリカ英語では弾き音(フラップT)になり「ディ」や「リ」のように柔らかく発音します。「オベシティ」と平坦に読まないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- obesities
- 通常は不可算名詞ですが、医学論文等で稀に複数形が使われます
コアイメージ
体脂肪が過剰に蓄積し、健康に影響を及ぼすほどの肥満状態であることがコアイメージです。医学的な文脈や社会問題として、体重過多を客観的に語る時に使います。
obesityの意味・例文
名詞
肥満、病的肥満
A condition in which excess body fat has accumulated to the extent that it may have a negative effect on health.
Obesity increases the risk of various health problems.
肥満は様々な健康問題のリスクを高めます。
医学的・客観的な事実を述べる際によく使われます。
The government announced a new plan to tackle childhood obesity.
政府は小児肥満に対処する新たな計画を発表しました。
childhood obesity(小児肥満)は社会問題として頻出する表現です。
The healthcare company is developing a new drug for obesity.
そのヘルスケア企業は肥満向けの特効薬を開発しています。
製薬やヘルスケア産業の文脈でも登場します。
Her doctor warned her about the dangers of obesity.
彼女の主治医は肥満の危険性について警告しました。
健康診断や医師からの指導を話題にする際に使います。
語源
obesity はラテン語の接頭辞 ob-(完全に)と edere(食べる)の過去分詞 esus(食べられた、太った)から派生した obesus が語源です。「完全に食べすぎた状態」という成り立ちから、医学的な「肥満」を指すようになりました。同じ edere(食べる)の語根を持つ関連語には、edible(食べられる)があります。
派生語・ファミリー
obesityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
obesity は医学的で健康リスクを伴う重度の肥満を、overweight は標準体重を上回っている状態を、fatness は日常語で単に太っている状態を表します。
“He is slightly overweight for his height.”
→ 標準体重より重い状態を客観的に表すニュアンスです。
“They teased him about his fatness.”
→ 日常会話で太っているという事実を表すニュアンスです。
よくある間違い
× She is obesity. ○ She is obese. → obesity は名詞です。「太っている」と状態を表す場合は形容詞の obese を使います。
× He has an obesity. ○ He has obesity. → obesity は不可算名詞なので、直前に不定冠詞 a や an を付けることはできません。
コラム
豆知識
語源のラテン語 obesus は「食べすぎた」という意味ですが、現代の医学における obesity は遺伝や代謝、環境など複雑な要因が絡む病気として定義されています。単なる「食べすぎ」という語源とは裏腹に、自己責任だけでは片付けられない問題として扱われています。
リアルな使われ方
ニュースや論文では、感染症のように広がる肥満問題を指して an obesity epidemic(肥満の蔓延)という表現がよく使われます。世界的な広がりを強調するために global と組み合わせた globesity という造語もメディアで頻繁に登場します。
映画・音楽での使われ方
2004 年のドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー(Super Size Me)』は、アメリカのファストフード産業と obesity の関係に鋭く切り込んだ作品です。監督自身が 1 ヶ月間ハンバーガーを食べ続ける過酷な実験を行い、世界中に衝撃を与えました。
イディオム・定型句
肥満の蔓延
“The obesity epidemic is a major public health issue.”
病的肥満
“Morbid obesity requires immediate medical intervention.”
世界的な肥満の蔓延
“Globesity is affecting both developed and developing nations.”
obesityを使った会話例
健康診断の結果を見た後、オフィスで同僚と
Did you get the results of your health checkup?
Yes, but my doctor warned me about the risk of obesity.
Really? You don't look overweight to me.
I have too much visceral fat. I need to change my diet.
I see. It is important to prevent obesity early on.
Exactly. I will start exercising this weekend.
Let me know if you want a gym buddy.
Thanks! That would be a huge help.
文化的背景
欧米では肥満(obesity)が深刻な社会問題・公衆衛生の課題として扱われています。個人の自己管理不足だけでなく、貧困や食品産業の構造など社会的な要因も絡むため、安易に自己責任論で語るのは避けるべきデリケートなトピックです。
よくある質問
Q. obesity とは?
体脂肪が過剰に蓄積し、健康に悪影響を及ぼすほどの肥満状態を指す名詞です。『Childhood obesity is a serious issue.(小児肥満は深刻な問題です)』のように、医学や社会問題の文脈で使われます。
Q. obesity と overweight の違いは?
overweight は単に「標準体重を超えている」状態を指しますが、obesity は治療が必要なレベルの「重度の肥満」を意味します。『He is overweight, but not obese.(彼は体重過多だが肥満ではない)』のように明確に区別されます。
Q. obesity は日常会話でよく使われますか?
人を直接表現するには硬すぎるため、医学的な事実や社会問題を語る際に使われます。身近な会話では『He gained some weight.(彼は少し太った)』のように婉曲的な表現が好まれます。
Q. obesity の形容詞形はどう使いますか?
形容詞形は obese(肥満の)で、人や状態を修飾する際に使われます。『The doctor told him he is clinically obese.(医者は彼が臨床的に肥満であると告げた)』のように使います。
Q. 「肥満に取り組む」は英語で何と言いますか?
tackle を使った表現が定番です。『We must tackle the obesity epidemic.(私たちは肥満の蔓延に取り組まなければならない)』のように、政府や組織が対策を講じる際によく使われるフレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 「彼女は肥満だと診断された」の空欄に入る適切な語は? She was diagnosed with ( ).
Q: 彼は少し「標準体重をオーバーしている」状態であると伝えるのに自然な表現は? He is slightly ( ).
Q: 「政府は小児肥満に取り組む新たな計画を発表した」の自然な表現は? The government announced a new plan to ( ) childhood obesity.