oar
- (名)オール、櫓(ろ)
- (動)オールで漕ぐ
発音のコツ
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oar は /ɔːr/ と発音します。口を縦に大きく開けて「オー」と長く伸ばし、最後に舌を丸めて「ル」の音(Rの音)を添えます。or(あるいは)と全く同じ発音なので、文脈で聞き分ける必要があります。
活用形
- 三単現
- oars
- 進行形(-ing)
- oaring
- 過去形
- oared
- 過去分詞
- oared
- 複数形
- oars
コアイメージ
ボートを漕ぎ進めるための、平らな水かきがついた長い棒がコアイメージです。手漕ぎボートを操縦する時や、比喩的に他人の物事に干渉する時に使います。
oarの意味・例文
名詞
オール、櫓(ろ)
A long pole with a flat blade used to row or steer a boat.
He grabbed the oars and started rowing.
彼はオールを掴んで漕ぎ始めました。
ボートを漕ぐための道具として最も一般的な使い方です。
The rescue team found a broken oar near the shore.
救助隊は岸の近くで折れたオールを発見しました。
水難事故などの報道でも頻出します。
Ancient galleys were propelled by hundreds of oars.
古代のガレー船は何百本ものオールで推進されていました。
歴史的な船の動力を説明する文脈で使われます。
動詞
オールで漕ぐ
To propel a boat with oars.
They oared their way across the quiet lake.
彼らは静かな湖をオールで漕いで渡りました。
動詞として「漕ぐ」動作そのものを表します。
The crew oared the longboat to the remote island.
乗組員はロングボートを漕いでその離島に向かいました。
文学的・歴史的な記述で好んで使われる表現です。
We spent the afternoon oaring around the bay.
私たちは午後を湾内を漕ぎ回って過ごしました。
レジャーでのボート遊びを表現できます。
語源
oar は古英語の ar(オール)から派生しました。さらに遡ると、インド・ヨーロッパ祖語で「漕ぐ」を意味する *ere- に行き着きます。水をかくための道具としての意味がそのまま現代まで残り、同じ語根を持つ関連語には row(漕ぐ)があります。
派生語・ファミリー
oarの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
oar はボートに固定してテコのように使い、paddle は固定せずに両手で持ち、scull はボートの船尾や両側で操る短めのオールです。
よくある間違い
× I bought a new oar for my canoe. ○ I bought a new paddle for my canoe. → カヌーやカヤックを漕ぐ道具は paddle です。oar はボートの側面に固定するものを指します。
× We need to oar the boat across the lake. ○ We need to row the boat across the lake. → oar は動詞としても使えますが、日常会話では oar(名詞)を使って row(漕ぐ)と言うのが一般的です。
コラム
豆知識
oar は「or(あるいは)」や「ore(鉱石)」と同音異義語(homophone)です。英語の歴史の中で綴りは異なって発展しましたが、発音は同じ /ɔːr/ に落ち着きました。会話の中では、前後の文脈から意味を直感的に判断する必要があります。
リアルな使われ方
会話で put one's oar in(口を挟む)と言う時は、少しネガティブなニュアンスが含まれます。他人の会話や問題に首を突っ込む人に対して、ネイティブがよく使うイディオムです。自分から勝手にオールを突っ込んでくる様子を想像すると覚えやすいです。
映画・音楽での使われ方
2023年の映画『The Boys in the Boat』は、1936年のベルリンオリンピックで金メダルを目指すアメリカのボートチームを描いています。劇中では oar を使った過酷な練習風景が描かれており、チームスポーツとしての厳しさが伝わります。
イディオム・定型句
口出しする、おせっかいを焼く
“I didn't ask you to put your oar in.”
努力を休める、現状に満足する
“We cannot afford to rest on our oars now.”
チームでよく働く、貢献する
“He always pulls a good oar in our team.”
oarを使った会話例
週末の湖畔で、友人とボートに乗る準備をしながら
Are we ready to take the boat out?
Almost. I just need to secure the oars.
I thought we were going to use a paddle.
No, this boat is too heavy for that. We need to row it.
Makes sense. I don't want to put my oar in, but do you know how?
Don't worry, I won't rest on my oars. I'll get us across.
文化的背景
イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学などでは、ボート競技(ローイング)が伝統的なスポーツとして非常に盛んです。そのため、oar を使った比喩表現が日常会話にも定着しています。
よくある質問
Q. oar とは?
ボートを漕ぎ進めるための、平らな水かきがついた長い棒(オール)のことです。『Grab the oars.(オールを掴んで)』のように使います。
Q. oar と paddle の違いは?
oar はボートの側面に固定してテコの原理で漕ぎますが、paddle は固定せずに両手で持って使います。『row a boat with oars(ボートをオールで漕ぐ)』のように使い分けます。
Q. oar を使った比喩表現はありますか?
『put one's oar in(口出しする)』というイディオムがあります。『He always puts his oar in.(彼はいつも口を挟む)』のように、頼まれていないのに干渉する人を指します。
Q. oar は動詞としても使えますか?
はい、「オールで漕ぐ」という意味の動詞として使えますが、日常会話では『row a boat』が一般的です。『They oared the boat.』と言うと少し文語的な響きになります。
Q. oar と row はどう関係していますか?
oar は道具である「オール」、row はその道具を使って「漕ぐ」という動作を表します。『row with an oar(オールで漕ぐ)』という組み合わせでよく使われます。
CHECK QUIZ
Q: カヌーを手で持って漕ぐための道具はどれ?
Q: 「彼はいつも会話に口を挟む」と言いたい時の自然な表現は?