noise
- (名)騒音、雑音
- (名)物音、音
- (名)(情報の)ノイズ
発音のコツ
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noise は最初の母音「ɔɪ」がポイントです。口を丸く開けて「オ」と発音してから、滑らかに「イ」へと移行する二重母音です。語尾の「z」は、舌先を上の歯茎に近づけて息を摩擦させながら「ズ」と有声音を出します。「ノイズ」とカタカナで平坦に発音せず、語尾の音を弱く響かせるように意識すると自然に聞こえます。
活用形
- 複数形
- noises
- 具体的な物音を指す場合
コアイメージ
耳障りで不快な音や、大きすぎて邪魔になる音がコアイメージです。周囲の騒音や、集中を妨げる雑音について話す時に使います。
noiseの意味・例文
名詞
騒音、雑音
A loud or unpleasant sound.
The construction noise is giving me a headache.
工事の騒音で頭痛がします。
不快で邪魔な音を表す最も一般的な使い方です。
We need to reduce the background noise in this room.
この部屋の背景の雑音を減らす必要があります。
仕事や作業の妨げになる環境音を指します。
Residents are complaining about the loud noise from the club.
住民はクラブからの大きな騒音について苦情を言っています。
社会問題としての騒音トラブルにも使われます。
物音、音
A specific sound, often sudden or unexpected.
I heard a strange noise coming from the basement.
地下室から奇妙な物音が聞こえました。
出所が分からない怪しい音を表現します。
Do not make any noise while the baby is sleeping.
赤ちゃんが寝ている間は音を立てないでください。
make a noise で「音を立てる」という定型表現です。
My car engine is making a weird noise today.
今日、車のエンジンが変な音を立てています。
機械の異音や故障のサインにも使えます。
(情報の)ノイズ
Irrelevant or meaningless data or information.
You should ignore the noise and focus on your work.
雑音は無視して、自分の仕事に集中するべきです。
本質から外れた無関係な意見や批判を比喩的に表します。
There is too much noise in the data to see a trend.
データにノイズが多すぎて傾向が見えません。
統計や分析において不要なデータを指す専門用語です。
The CEO told us to cut through the noise in the market.
CEOは市場の雑音を切り抜けるよう私たちに言いました。
溢れる情報の中から重要なことを見極める文脈で使います。
語源
noise の語源は、ラテン語の nausea(船酔い、不快感)や noxia(害)に由来すると言われています。不快感や吐き気を催すほどの嫌な状態、あるいは騒々しい喧嘩といった成り立ちから、現代の「不快な音」という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語として、nausea(吐き気)があります。
派生語・ファミリー
noiseの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
noise は話し手が不快だと感じる邪魔な音を指し、sound は心地よい音も含めた耳に聞こえるあらゆる音全般を表し、voice は人が意思を伝えるために口から発する声を意味します。
よくある間違い
× I like the noise of the ocean. ○ I like the sound of the ocean. → noise は不快な音を指すため、波の音など心地よいものには客観的な sound を使います。
× There are many noises in this room. ○ There is a lot of noise in this room. → 全体的な騒音を指す場合は不可算名詞として扱います。具体的な物音の連続なら noises も可能です。
コラム
豆知識
noise の語源が nausea(吐き気、船酔い)に由来するのは驚きかもしれません。中世の船旅は過酷で、揺れによる船酔いと船内の騒々しさが結びついていたと考えられています。現在でも、ひどい騒音は人に身体的な不快感を与えますが、語源の成り立ちからもその影響力がうかがえます。
リアルな使われ方
ライブやイベントで司会者が観客を煽る時、「Make some noise!(盛り上がっていこうぜ!)」と叫ぶのが定番です。本来は不快な音を指す noise ですが、このフレーズでは「歓声や拍手」というポジティブな意味合いに変わるのが面白いところです。
映画・音楽での使われ方
2004 年のスリラー映画『ホワイト・ノイズ(White Noise)』は、死者の声を録音するという超常現象をテーマにした作品です。テレビやラジオの「ザー」という雑音(white noise)にメッセージが隠されているという設定で、ノイズの不気味さを巧みに描いています。
イディオム・定型句
中身のない人ほどよく喋る
“He boasts a lot, but empty vessels make the most noise.”
歓声をあげる、盛り上がる
“Let's make some noise for our special guest!”
ホワイトノイズ、環境音
“I listen to white noise to fall asleep.”
noiseを使った会話例
夜、自宅のリビングでルームメイトと
Did you hear that strange noise from the kitchen?
No, I didn't hear any sound. Are you sure?
Yes, it sounded like something falling to the floor.
It's probably just the wind. There's a lot of background noise tonight.
Maybe you are right. I will go check just in case.
Be careful. Don't make a noise if someone is there.
文化的背景
欧米では、アパートなどの生活騒音(apartment noise)が深刻なトラブルの原因になりやすく、地域ごとに静かにすべき時間帯(quiet hours)が厳格に定められていることが多いです。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. noise とは?
不快な音や邪魔な雑音のことです。『The noise kept me awake.(騒音で目が覚めた)』のように、日常的にネガティブな文脈で使われます。
Q. noise と sound の違いは?
sound は音全般を指す客観的な言葉ですが、noise は話し手が「うるさい」「不快だ」と感じる音です。『a beautiful sound(美しい音)』とは言えますが、noise は通常使いません。
Q. 「音を立てないで」は英語で何と言いますか?
『Don't make any noise.』が定番のフレーズです。図書館や寝ている人の近くで、静かにしてほしいとお願いする場面で頻繁に使われます。
Q. ビジネスで noise はどのように使われますか?
物理的な騒音だけでなく、本質から外れた「無関係な情報」を指す時に使います。『We need to ignore the background noise.(周囲の雑音を無視する必要がある)』のように比喩的に用います。
Q. noise は数えられますか?
街の騒音など全体的なうるささは不可算名詞として扱いますが、具体的な「ドスン」という物音などは可算名詞になります。『I heard a strange noise.(変な物音が聞こえた)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「森の中で小鳥の美しい『さえずり』を聞いた」の空欄に入るのは?
Q: 「Ignore the noise and focus on your goal.」における noise の意味は?
Q: 「交通騒音」を英語で言うと?