nickel
- (名)5セント硬貨
- (名)ニッケル
発音のコツ
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nickel は最初の音節にアクセントを置きます。「ニ」は日本語の「イ」より口をリラックスさせて短く発音します。後半の「kel(kəl)」は曖昧母音のシュワーを含み、ほとんど母音を発音せずに「ク」から「ル」へ滑らかに繋げます。「ニッケル」とカタカナで平坦に読んだり、「ル」を強く発音したりしないように注意しましょう。
活用形
- 三単現
- nickels
- 動詞(ニッケルメッキする)として使う場合
- 進行形(-ing)
- nickeling
- アメリカ英語の綴り
- 過去形
- nickeled
- アメリカ英語の綴り
- 過去分詞
- nickeled
- アメリカ英語の綴り
- 複数形
- nickels
コアイメージ
銀白色の金属、またはアメリカやカナダの5セント硬貨であることがコアイメージです。日常会話でお金の話をする時や、科学・工業の話題で素材について言及する時に使います。
nickelの意味・例文
名詞
5セント硬貨
A coin of the US or Canada worth five cents.
Do you have a nickel for the vending machine?
自動販売機用に5セント硬貨を持っていますか?
北米の日常的な買い物で非常に頻繁に使われる表現です。
I found a shiny nickel on the street today.
今日、道でピカピカの5セント硬貨を見つけました。
少額の小銭を見つけた時のカジュアルな報告に使えます。
It doesn't cost a nickel to be kind.
親切にするのにお金は一銭もかかりません。
「わずかなお金」の比喩として使われることがあります。
ニッケル
A hard silver-white metal often used to make alloys.
The alloy contains iron, copper, and nickel.
この合金には鉄、銅、ニッケルが含まれています。
科学や化学の文脈で、素材や成分を説明する際に使います。
The price of nickel has significantly increased this year.
今年、ニッケルの価格が大幅に上昇しました。
経済ニュースで金属資源の市場価格を報じる時の表現です。
We import nickel for manufacturing our new batteries.
私たちは新しいバッテリー製造のためにニッケルを輸入しています。
工業製品の原材料としての用途を示す実践的な文脈です。
語源
nickelの語源は、ドイツ語の「Kupfernickel(悪魔の銅)」に由来します。昔の鉱夫たちが銅鉱石に似ているのに銅が採れない石を見て、「悪魔(Nickel)が魔法をかけた」と考えたのが始まりです。後にその石から新しい金属が発見され、そのままニッケルと名付けられました。やがてアメリカでその金属を用いた5セント硬貨が作られ、硬貨の名称としても定着しました。
派生語・ファミリー
nickelの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
nickel は5セント硬貨、dime は10セント硬貨、quarter は25セント硬貨を指します。アメリカやカナダの日常会話で頻繁に登場する硬貨の愛称です。
よくある間違い
× The coffee costs 5 nickels. ○ The coffee costs a quarter. → 25セントを表現する時は、5セント硬貨5枚ではなく quarter を使うのが一般的です。
× I have nickel in my pocket. ○ I have a nickel in my pocket. → 硬貨を指す場合は可算名詞なので、単数形には冠詞の a を付ける必要があります。
コラム
豆知識
語源の面白エピソードとして、nickel はドイツ語の「Kupfernickel(悪魔の銅)」に由来します。昔の鉱夫たちが銅鉱石に似ているのに銅が採れない石を見て、「悪魔(Nickel)が魔法をかけた」と考えたのが始まりです。後にその石から新しい金属が発見され、そのままニッケルと名付けられました。
リアルな使われ方
ネイティブは「nickel and dime」という表現を日常会話やビジネスでよく使います。これは少額のお金に対するケチな態度や、細かい追加料金を次々と請求する行為を指します。「They always nickel and dime us.」のように動詞として使い、不満を表現する際に非常に実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
カナダの人気ロックバンド「Nickelback(ニッケルバック)」の名前は、メンバーがかつてカフェで働いていた時の経験に由来します。コーヒーのお釣りを渡す際に「Here's your nickel back.(5セントのお返しです)」と繰り返していたことが、世界的なバンド名のきっかけになりました。
イディオム・定型句
偽物に騙されるな、気をつけて
“Goodbye, and don't take any wooden nickels.”
少額を次々と巻き上げる、ケチケチする
“They nickel and dime their customers with hidden fees.”
ひどく貧乏である、一文無しである
“When we first married, we didn't have two nickels to rub together.”
nickelを使った会話例
オフィスの休憩室、自動販売機の前で
This vending machine doesn't seem to give exact change.
That is annoying. I only have a quarter on me.
I need seventy-five cents, but I only have seventy. Do you have a nickel?
Let me check my wallet. Oh, I found a shiny nickel here.
You are a lifesaver! Now I can finally get my coffee.
You are welcome. Just don't let them nickel and dime you next time.
文化的背景
北米(アメリカやカナダ)では、日常生活で硬貨の額面ではなく nickel や dime といった愛称を使うのが一般的です。一方で、イギリスやオーストラリアなど他の英語圏では、5セント硬貨を nickel とは呼ばず five cents と表現します。地域によって使い分けが必要な単語です。
よくある質問
Q. nickel とは?
金属のニッケルや、北米の5セント硬貨を指す名詞です。『I found a nickel on the floor.(床で5セント硬貨を見つけた)』のように日常の買い物で使います。
Q. アメリカの硬貨の種類と名前はどうなっていますか?
1セントはpenny、5セントはnickel、10セントはdime、25セントはquarterと呼ばれます。『Do you have a quarter?(25セント硬貨ある?)』のように日常的に愛称で呼ばれます。
Q. nickel は数えられますか?
硬貨を指す場合は可算名詞、金属を指す場合は不可算名詞です。『This ring is made of nickel.(この指輪はニッケル製です)』のように、金属の時は冠詞を付けません。
Q. nickel and dime とはどういう意味ですか?
動詞として「少額の追加料金を次々と請求する」という意味でよく使われます。『Airlines nickel and dime passengers.(航空会社は乗客から小銭を巻き上げる)』のように不満を表す時に便利です。
Q. なぜ5セント硬貨を nickel と呼ぶのですか?
1866年に発行された5セント硬貨が、銅とニッケルの合金で作られていたことに由来します。『Nickels are not made entirely of nickel.(5セント硬貨は全てニッケルでできているわけではない)』という歴史があります。
CHECK QUIZ
Q: 「細かい追加料金を次々と請求する」という意味で使われる動詞フレーズは?
Q: 「Don't take any wooden nickels.」の意味として正しいものは?
Q: 「この鍵はニッケル製です」の正しい英語は?