neither

  • (determiner)どちらの〜も…ない
  • (代)どちらも〜ない
  • (接)AもBも…ない
  • (副)〜もまた…ない
UK/ˈniðər/

発音のコツ

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neither の発音は、アメリカ英語では「ニーザー(/ˈniːðər/)」、イギリス英語では「ナイザー(/ˈnaɪðər/)」となるのが一般的です。最初の「n」は舌先を上の歯茎にしっかり当てて鼻から音を抜きます。中間の「th(ð)」は、舌先を上下の前歯で軽く挟みながら声を出す有声音です。カタカナの「ザ」にならないよう、摩擦音を意識してください。

コアイメージ

2つの選択肢が提示された際、そのどちらも否定することがコアイメージです。2つの物や人について「両方とも〜ない」と明確に伝えたい時に使います。

neitherの意味・例文

determiner

可算

どちらの〜も…ない

Not either of two things or people.

日常会話

Neither parent was at home yesterday.

昨日は両親のどちらも家にいませんでした。

→

neither の後ろには単数形の名詞が続きます。

ビジネス

Neither proposal was accepted by the client.

どちらの提案もクライアントには受け入れられませんでした。

→

2つの選択肢が両方とも却下された状況を表します。

アカデミック

Neither method produced the expected results.

どちらの方法も期待された結果を生み出しませんでした。

→

比較した2つの手法が両方不発だった際に使います。

代名詞

どちらも〜ない

Not the one nor the other of two people or things.

日常会話

Neither of us wants to go there.

私たちのどちらもそこに行きたくありません。

→

neither of の後ろには複数形の名詞や代名詞が続きます。

ビジネス

Neither of the candidates had enough experience.

どちらの候補者も十分な経験を持っていませんでした。

→

2人の人物の両方を否定するフォーマルな表現です。

SNS・カジュアル

I tried two shirts, but neither fit me.

シャツを2着試着しましたが、どちらも合いませんでした。

→

前の文脈で2つのものが出ている場合、単独で使えます。

接続詞

AもBも…ない

Used before the first of two alternatives that are being denied.

日常会話

He drinks neither coffee nor tea.

彼はコーヒーも紅茶も飲みません。

→

neither A nor B の形で「AもBも〜ない」を表します。

ビジネス

The product is neither cheap nor durable.

その製品は安くもなければ耐久性もありません。

→

2つの形容詞を並べて、両方の特徴を否定します。

フォーマル

Neither the manager nor the employees knew about it.

マネージャーも従業員もそれについて知りませんでした。

→

主語に置く場合、動詞は nor の後の名詞に合わせます。

副詞

〜もまた…ない

Used to show that a negative statement is also true of something else.

日常会話

I don't like it. Neither do I.

「私はそれが好きではありません」「私もです」

→

相手の否定文に同調する際の定番フレーズです。

SNS・カジュアル

She didn't go to the party, and neither did he.

彼女はパーティーに行かず、彼もまた行きませんでした。

→

否定文に続けて「〜もそうだ」と付け加える表現です。

ニュース

The mayor will not resign, and neither will his staff.

市長は辞任しませんし、彼のスタッフも辞任しません。

→

neither の後は「助動詞+主語」の倒置が起こります。

語源

neither は古英語の「ne(〜ない)」と「either(どちらか)」が組み合わさってできた言葉です。「どちらか一方」を意味する単語に否定の要素が加わることで、「どちらも〜ない」と両方を否定する意味へと発展しました。同じく否定の「ne」を語源に持つ関連語には、never(決して〜ない)や none(誰も〜ない)があります。

派生語・ファミリー

副詞either

neitherの使い方

よく使う組み合わせ

neither of them (彼らのどちらも〜ない)neither side (どちらの側も〜ない)neither option (どちらの選択肢も〜ない)neither parent (両親のどちらも〜ない)neither case (どちらの場合も〜ない)

使い分け

neither は2つのうち両方を否定し、either は2つのうちどちらか一方を指し、none は3つ以上のうち全てを否定する時に使います。

“Neither of the two answers is correct.”

→ 2つの選択肢がどちらも間違っていることを強調します。

“You can choose either of the two options.”

→ 2つのうちどちらか一方を自由に選べるニュアンスです。

“None of the three students came to class.”

→ 3つ以上の集団の中で、一つも当てはまらないことを示します。

よくある間違い

× I don't like it, and neither I do. ○ I don't like it, and neither do I. → neither を副詞として「〜もまた…ない」と使う場合、後ろは「助動詞+主語」の倒置になります。

× Neither the teacher or the students knew it. ○ Neither the teacher nor the students knew it. → neither は or ではなく nor とペアで使います。either ... or と混同しないよう注意しましょう。

コラム

豆知識

neither は古英語の ne(〜ない)と either(どちらか)が合体した言葉ですが、同じ成り立ちの単語に never(ne + ever)があります。英語の歴史において、否定を表す「n」の音は非常に強力で、no, not, none, nor など、否定語の多くが「n」から始まるのは偶然ではありません。この共通点を知ると、否定語のイメージが掴みやすくなります。

リアルな使われ方

相手の否定的な意見に同調する際、ネイティブはカジュアルに「Me neither.」を頻繁に使います。「Neither do I.」よりも砕けた表現で、SNSや友人との会話で活躍します。例えば「I didn't sleep well.(よく眠れなかった)」と言われたら、「Me neither.(私も)」と返すだけで自然な会話のキャッチボールが成立します。

映画・音楽での使われ方

シェイクスピアの四大悲劇『ハムレット(Hamlet)』には、「Neither a borrower nor a lender be(借り手にも貸し手にもなるな)」という有名なセリフが登場します。これは父親が息子に向けて語った教訓で、現在でも英語圏でお金に関する戒めとして広く引用される表現です。古典文学が現代の日常表現に影響を与えている良い例です。

イディオム・定型句

ことわざNeither a borrower nor a lender be.

金の貸し借りはするべきではない

“My father always told me, neither a borrower nor a lender be.”

定型句neither here nor there

無関係である、どうでもいい

“His opinion on this matter is neither here nor there.”

neitherを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Have you decided which of the two designs to use?

B

Actually, neither design looks good to me.

A

I agree. They are neither modern nor professional.

B

Should we ask the design team for a third option?

A

Yes. None of our clients will like these two.

B

I will email them right now. I don't want to delay the project.

A

Neither do I. Let's hope they can work fast.

B

Thanks for your input. Have a great weekend!

文化的背景

アメリカ英語とイギリス英語で発音が異なる代表的な単語の一つですが、どちらの発音でも世界中で通じます。文法的にはフォーマルな響きを持つため、ビジネス文書や公式なスピーチで好まれます。カジュアルな会話では「Me neither.(私も〜ない)」という表現が非常によく使われます。

よくある質問

Q. neither とは?

2つの物や人のうち「どちらも〜ない」と両方を否定する言葉です。『Neither of them came.(彼らのどちらも来なかった)』のように、日常会話からビジネスまで幅広く使われます。

Q. neither と none の違いは?

否定する対象の数が異なります。neither は2つのものに対して使い、none は3つ以上のものに対して使います。『None of the three cars is cheap.(3台の車のどれも安くない)』のように使い分けます。

Q. neither A nor B の動詞は単数形ですか?

動詞は nor に近い方の名詞(B)に合わせるのがルールです。『Neither he nor I am wrong.(彼も私も間違っていない)』のように、I に合わせて am を使う点に注意しましょう。

Q. 相手の否定文に「私もです」と同調するには?

『Neither do I.』や『Me neither.』を使います。『I don't like fish.(魚が好きじゃない)』と言われた時に『Neither do I.』と返すと、自然に「私も好きじゃない」と伝えられます。

Q. neither の後に続く名詞は単数形ですか?

neither を形容詞として直後に名詞を置く場合、必ず単数形になります。『Neither parent was there.(両親のどちらもそこにいなかった)』のように、parents ではなく parent を使います。

CHECK QUIZ

Q: 「3人の兄弟の誰も結婚していない」の自然な英語は?

Q: 「彼も私も間違っていない」の正しい英語は?

Q: 「私も(好きじゃ)ないよ」と同調するカジュアルな返答は?